第11話 姉と街へイチャイチャします!?
触手の魔物の件から数日が経った。
クルブのその間ずっと暇を持て余していた。
うーん、どうしよう、、、。僕は何もすることもないし、
うーん、どうしよう
クルブが暇を持て余している時
「クルブ〜?いる?お姉ちゃん前の約束で一緒にお出かけしたいんだけど準備して行かない?」
ミルナはクルブがまるで今暇であることを知っているかのように声をかけた。
「わかりました。姉様」
うっひょー、姉様から約束していたことを言ってくれるなんてすごく嬉しいー!別に僕が約束を忘れていたわけではないからな!決してそうではない。
そしてクルブ達は馬車に揺れて王都へ行った。
「ねぇ、クルブ。このぬいぐるみ可愛くない?」
と、歩いて数分もしないうちにミルナは街のお店で可愛いぬいぐるみを見つけた。
「とても素敵ですね。姉様。」
「でしょ〜!だから」
「買いません」
「え?」
クルブはミルナの言うことが予想できたのか先手を打って、言葉を返した。
それに困惑するミルナであったがクルブは少しため息をついて次のようなことを言った。
「姉様は昔から街に出掛けては、可愛いものを見つけて買います。そのおかげでか、家にはぬいぐるみなどがたくさんありますよね?」
「は、はい。でも、これで最後にするからお願い?クルブ」
上目遣いでお願いするミルナ。とても可愛いくて、つい許してしまいそうになるが、そこをグッと堪え、断るクルブ。
「それでも無理なものは無理です。わかりましたか?姉様」
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