第10話 触手の魔物は媚薬の効果をお持ちで!?

なんとかクルブは触手の魔物を倒した。



触手の魔物は思ったよりも弱かった。



理由は簡単だった。



クルブが魔物を討伐しようと風魔法を使って移動しているときに、その衝撃で倒してしまった。


魔物の触手は本体を倒さない限りは無限に再生し数を増やすことができる。だが、それに特化しすぎたせいなのか、本体は無防備な状態で隠れいていた。



おそらくこの魔物は触手を遠隔で操るものだと考えられた。



触手は強かったとしても、クルブにより、そのあまりにもあっけない感じで討伐をしてしまった為、全員がポカーンとしている。



「思ったより、あっけなかったわね。」


「そ、そうですね姉様。」


この魔物にかける言葉がこれしか出てこないほどに。





皆が沈黙しているとミゲルトに違和感が出てきた。






ミゲルトは少し熱そうにしており、服をパタパタして、熱を下げようとしていた。



「ご、ご主人様、、、申し上げにくのですが、体がすごく熱いです。」



「わ、私もよ、さっきより体が熱くて、はぁ、はぁ、、」


ミゲルトに続いてアレナも自分の体に違和感が出てきていることを訴えた。



そして、残りの二人のナイラ、ミルナも体が熱いと言って、地面に座ってしまった。



「ご主人様。私、頭もおかしくなってしました。私今とてもご主人様が欲しいと思っています。」



「ちょっと待ってくれ、みんな急になんのになるなんてまた、何か企んでいるんじゃ、、、、」



「姉ちゃんたち、今回は何も企んでないのだから信じて、」



みんなまるで発情しているかのように息を熱くし、そしてクルブをオスとして見てるかのような鋭い眼差しを向けいている。



「クルブ、私がこんなにも苦しそうなんだから、少しはこっちにきなさいよ、、、」



「分かったよ。アレナ」


クルブがアレナの言われたとうりにくると強引にもアレナが急にキスをしてきた。



「!?」



驚くクルブであったがさらに驚くことにアレナは舌を入れきた。



「ん!!ん!!!」



と抵抗しようとするクルブを残りの三人が抑えにきて、そして



「ねえ、クルブ。お姉ちゃんと一線超えない♡?」


「クルブ様私ともしてください。」


「ご主人様。これからイケナイことしません?」


と甘い声で耳元で囁かれた。




クルブはそのままなす術もなく四人に襲われました。








とあと一歩でなりかけたが、





クルブは今の状況に頭が追いつかず、スキルと魔法を使って四人を眠らせた。



危ない、、もう少しで、本当に一線を越えるところだった。




その後クルブはさらにスキルを使って四人を馬車に運びそのままお持ち帰りした。



お持ち帰りと言っても俺はやらないからな!!まだ卒業しないからな!!!まだしないだけでいつかはこの四人と卒業するがな!!




と心に決めたクルブであった。
























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