第7話 新キャラがエロすぎる!!!!  

クルブがダンジョンの件から数日が経った。


あー、本当にいつもと変わりない生活だなーー。



クルブはいつも午前中に剣術、午後に魔法を学ぶ。



しかし、クルブは幼い頃から魔法を学んでいたため、冒険者や、魔法の先生顔負けの魔法の知識“だけ”はある。つまり、魔法はもうほとんど熟知していると言うことだ。



だから、クルブは午前の剣術が終わると暇になってしまうのである。


何もすることないクルブは自分の家の廊下を歩いていた。クルブが廊下を歩いていると前から見慣れない女性が歩いてくるのが見えた。


なんだ?あの女の人は。遠くから見ても姉様に負けないぐらいスタイルがいいように見える。




だんだん近づいてくると、その女性の容姿が分かってきた。




腰まで伸びた白い髪。その髪が、廊下の日差しに当てられて、ダイヤモンドみたいに光り輝いており、まるで澄清の空が目の中に宿っているかような青い瞳を持っていた。またキリッとした目つきをしており、鼻筋もすらっとしている。


スタイルは遠目から見た通り、胸はミルナに負けないぐらいあり、腰も細く足が長い。



まさに、クルブの前に女神が通りがかったようだ。



なんて美しいんだ、、、



クルブは、彼女が目の前を通るまでの時間ずっと彼女から目が離れなかった。



女神はクルブを見ることもなく、商談室へ行った。




今日お父様が、話し合いをする人ってもしかしたら、この綺麗な女性なのか、、、!?




もしそうならズルすぎる!!僕だってあんなに綺麗な女性と二人で話し合いをしたよ!


よっし決めた!僕はお父様に話をつけてあのっ綺麗な女性と話し合いをするぞ!そうとなればお父様に話をつけよう!!



やると決めたらすぐ行動するクルブであった。






そしてクルブは父の部屋に向かった。


「すみません、お父様はいらっしゃいますか?もしいらしているのでしたら話をしたいと思っています。」


「どうした、クルブ。私に何か用か?」


クルブがドアを叩いて、父、タルク・アレナントが部屋にいるかの確認と話をして良いのかについて聞いた。


「はい、今日の商談で僕も出席していいかについての許可をもらいに来ました。」





「なるほど、、、。クルブお前の出席を許可する。」





「本当ですか!?お父様。」


「あー、もちろんだ。これから社交界に出る時の準備として、学ばせるのも良い機会だと思ってな」



クルブは父があっさり許可してくれたことの驚きを隠せないが、それよりもあの女神ともう一度会えることが楽しみで仕方がなかった。



「商談相手はもう商談室にいるとのことだ。クルブ、さっさと準備をして行くぞ。」




「分かりました。お父様」




これから楽しみだなー、あの綺麗な女性ともう一度会えるなんて、、






「待たせたな、ミゲルト。」


クルブの父が商談室に入り、その商談相手に声をかけた。


クルブはその女神の詳細を知るためにスキルを使った。


[ミゲルト・スミルト]

魔力 120

得意魔法

使用可能魔法

水・草

好感度 5

Fカップ



Fカップだー!!惜しい!!あともうひとサイズで姉様に追いつくところだったのに、、、。まぁ、でも綺麗なことには変わりはないからよし、としよう。




そしてー



次にすることは彼女を惚れさせるということだ!!



よし、まずは商談中に色々仕掛けてみよう!!





「こんにちわ、タルク様。、、、恐れ入りますが、そちらの方はどちら様ですか?」


その女神こと、ミゲルトはクルブの父が連れてきた少年つまり、クルブが誰なのかを少し首を傾げながら質問をした。



「あー、この子は私の息子だ。クルブと言う。これから、世話になるやつでもあるからよろしく頼む。」


「こんにちわ、ミゲルト。これからよろしくお願いします。」


よっし!まずは、丁寧に挨拶をして礼儀正しいと思わせる!出だしは順調だな!!


そんなことを言っていたクルブであったが、商談を進めていくとクルブはだんだんとわからなくなってしまった。




クルブは商談で色々仕掛けるつもりであったがその余裕も無くなってしまった。




「ミゲルトよ、その商品は確かに性能は良かったが、少し値段が高すぎる。戦闘のときに大量に使用することが見込まれているのだからもっと安くはできんのか?」


「すみませんが、こちらは性能を重視しているため作るときに費用もたくさんかかっているのです。なのでこれ以上の値下げは不可能です。」




もう、僕の知らない話をされて、なにがなんだか訳がわからなくなった

よ、、、、




クルブにとって訳のわからない話は始まって一時間。商談は無事に終わったようだ。




「ミゲルト、今日はありがとな。いい話し合いができた。」


「私のほうこそいい感想や指摘をくださってありがとうございました。では私はこれでお暇させていただきます。」


ミゲルトは、そのままクルブが御礼を言う前に去ってしまった。


クルブにとって訳のわからない話の世界から普通の世界に戻ってきたが、



クルブはまだ、お礼も言えてないミゲルトに御礼を言おうとミゲルトを追いかけた。


そして、廊下にまだミゲルトが歩いているのを発見した。





「待ってください!ミゲルト!!」





「!?クルブ様どうしたのですか?私に、、、」





とそのときクルブが勢い余ってそのままミゲルトの方に倒れてしまった。





「!?クルブ様!?そんな大胆に、、、」



このときクルブはミゲルトの方にこけてしまった。そして、クルブは自分の手でミゲルトの胸を触り、そして足でミゲルトの履いていたスカートをめくり、床でミゲルトを覆い被さってしまった。


慌てたクルブは立ってすぐに謝った。



「本当にごめんなさい!!僕の不注意でこんな、、、いやらしい姿になってしまって、、、、」



クルブの言葉の表現はどうかと思ってまうが、クルブも誠心誠意謝っていた。




「本当、そうですね。すごく最低なことだと思っています。」




ミゲルトがこれまでに見たことのない怖い目つきをして言った。



「本当に僕の不注意で、すみません。」


「もう、そういうのいいので私は帰らせていただきます。さようなら」


そのまま怖い目つきをしたままミゲルトは帰ってしまった。




僕絶対にやらかした、、、初対面でこれは流石に引かれるよな、、、。僕もわざとではなかったげど、、。でもこれからどうしよう、、絶対に嫌われたよね、、、、。



でもさっきのミゲルトの目つき、すごく良かったなぁー。ゾクゾクしちゃう、、、、





ドMに目覚めた瞬間のクルブであった。





その後、クルブは父に今日の商談が終わったときにどうして急に部屋から出てしまったのかについて呼び出された。





クルブは反省して自分の部屋に戻り、寝た。




クルブは朝になって、いつもより布団が暖かいのと何か上に重みがあると思って目が覚めると、





そこには何も着ていない全裸のミゲルトがクルブの上に寝っ転がっていた。






「おはようございます。私のご主人様♡」


















  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る