第4話 姉と幼馴染とメイドとダンジョンへ♡

僕は今日ダンジョンへ行きます!!


なぜ僕がダンジョンへ行きたいかって理由は簡単☆スキルを試したいからである!


先日の姉様と幼馴染であるアレナとキスをし二つのスキルをゲットした。姉様から手に入れたスキルは非戦闘的であるが、なんとアレナから手に入れたスキルはなんと!!


【スキル 魔力増加】


というスキルである!!


このスキルは、一時的に自分の魔力を増加させることができる。ま、名前の通りだよね!



僕は10年間魔術や剣術をやってきたが才能なんてなかった。そもそも僕は魔力が全然ないからこの【魔力増加】を使えば、強い魔法をつてるかもしれない。



そんな期待を胸にダンジョンへ行くことにしたクルブ。



しかし!!



大きな問題が一つあった!!



その問題とは、、、、



近距離アタッカーがいないということだ!!!



クルブの使える魔法は風魔法のみであり、使える技も全て遠距離ものである。クルブはミルナやアレナにもダンジョンへ誘っているが、、、


ミルナはヒーラーであり、アレナは魔法で援護するのが得意であるため誰も最前線で戦う人ではない。



うーんどうしたものか、、、。



クルブが頭を抱えて悩んでいた時に





「お姉ちゃんが今クルブの悩んでいるのもを解決しましょう!!」





「姉様!?どうしてここにいるのですか?」


ミルナがクルブの部屋に突然入ってきたのであった。


「姉ちゃんは困ったクルブを察知することができるのです!」


と誇らしげに言っているミルナであったが、


実は


ミルナは、クルブと一緒にダンジョンへ行くのが楽しみで待ちきれず朝一番にクルブの部屋にきたのであった。


その時ちょうどクルブが頭を抱えて悩んでいた様子が見えた為もしかしたら今日のことで悩んでると思い、今に至った。



「さすが、姉様ですね。僕の悩んでいることまで分かってしまうとは、恐れ入ります。」


「えへへ、お姉ちゃんはすごいでしょ?で本題に戻るけど、メイドのナイラを連れて行くのはどうでしょうか?」


褒められて少し照れるミルナであったがすぐに切り替えて言った。




「ナイラを、、、?」




クルブはまさかメイドをダンジョンへ連れて行くことに少し疑問を持った。




なぜメイドであるナイラを連れていけばならないんだ?




ナイラ・グレント


彼女はミルナより、すらっとしていて、髪の毛は肩まで長く金色の絹みたいにやつやしおり、瞳は藤の花ような綺麗な紫色をしている。体も出ているところは出ており、とても美しい。





目の保養としては、、





って違うーーー!!!


外見の問題ではなくてどうしてナイラを連れてくるのかって話であるだよ。姉様はもしかしたら僕の【ハーレム】というスキルを知っているということか、、?



いやそれはない。僕は姉様に言っていないし姉様だって僕が【ハーレム】というスキル以外は持っていることを知っているから、、、、


あーー!自分で考えるよりは絶対に姉様に聞いた方がいい


考えることを放棄したクルブはミルナにどうしてナイラにしたのかを聞いてみた。



「姉様はどうして、ナイラをダンジョンへ連れていくように提案したのですか?」




「よくぞ聞いてくれた!私のクルブよ!」




その質問をいかにも待っていたかのように誇らしげに、そして目を輝かせながら言った。




「実はねナイラって剣術が得意なの〜。ナイラは昔冒険者として活動していた時に近距離アタッカーとして活躍していたそうよ。今ではメイドとして働いているけど昔は剣の達人としてすごく有名だったんだって〜」




「そうだったんですね。ありがとうございます姉様」



確かに僕も剣術に励んでいた時にナイラにも見てもらった時にがあったなぁー。ナイラに見てもらっていた時はいつもよりも厳しくて大変だったんだよ。あの時の厳しい目もこりゃまた素敵で、、、



昔の思い出に浸っていたクルブであったが、そんな暇をしている時間もないのでクルブは切り替えてナイラを誘うように準備をした。



「では、早速ナイラを読んできましょう!」





「ということでお姉ちゃんがもうナイラを呼んできてダンジョンへ行く準備も終わっているわ〜」


「本日はよろしくお願いしますクルブ様」




僕はなんて素晴らしい姉様を持ったのだろう、、




と心の中で思っていたクルブであった。



「では早速ダンジョンへ向かいましょう!!」


「お〜!」


「承知しました。」


「ねえ、クルブ。今思ったんだけどアレナちゃんは?」


「あー、アレナはダンジョン前で待ってくれているよ」


「そうなのね。なら、姉ちゃんも安心よ〜」





僕たちは、ダンジョンへ向かった。




ダンジョンはクルブの家より遠く馬車で数十分揺れてると見える。クルブ達の向かっているダンジョンは比較的に初心者冒険者にいいダンジョンである。



このダンジョンの魔物は弱いものが多い。



だから冒険者以外の人も入ってくることが多いダンジョンの一つであり、入るのは冒険者意外でも自由に入ることができる。



つまりクルブ達が何者であろうとも通ることは許されるということだ。




そして、クルブ達はダンジョン前でアレナと合流してダンジョンの中へ入った。




「ダンジョンってこんなにも広いんだな。」


「えーそうよ、ダンジョンは色々なところにあって、それぞれに特徴があるのよ。このダンジョンの特徴は戦闘フィールドが広いってところね」


アレナが説明してくれた。


クルブが初めてダンジョンで少し興奮しいる時にそこに魔物が現れた。


「!?」


その魔物は


“初心者殺し”



という異名を持った魔物であった。






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