第1話 僕に【ハーレム】のスキルが!?

【スキル獲得 ハーレム】


その画面が出てきた瞬間俺は驚き、そしてベットから飛び上がった。


「俺にスキルが手に入っただと、、、!?」


俺は、新しいスキルが手に入った喜びと、スキルの名前が普通のと違っていることに驚きがあった。


「なんだろーこれ、、、。」


クルブ・アラナントは、ハーレムというスキルが気になり、スキルの詳細を見てみた。


【スキル ハーレム】

〔詳細〕

美少女を一人惚れさせ、キスをすると一つ最強スキルを手に入れることができます。 

条件

美少女とキスをすること

好感度10以上


「おー!すげースキルだな」


とクルブは驚きつつも、


「これ要するにスキルの名前どうりハーレムになれば俺は、最強になれるってことか、、、!?」


しかし、条件があることの一つに好感度が10以上と言うのがいまいち分からず戸惑っていた。


「この好感度10以上っていうのはなんだろう?」


その時ドアを叩く音がした。




ーコンコンー




「クルブ、起きてる?お姉ちゃんだよ。相談したことがあって、起きてるならドアを開けてくれない?」


「今ドアを開けます!」



貴族の家はとても広く初めて来た人は絶対に迷子にまる。だから初めて来局される人には必ず使用人が一人ついてくる。家が広いと言うことは一人部屋も広いと言うこと。



クルブは起きたばかりで気怠そうに足を動かしベットから少し遠いドアの前まで歩き、開けた。




そこには、銀色の腰まで長い髪が朝日の光で輝き廊下の窓の風で少しなびいてまるで絹のようだ。瞳はサファイヤの宝石が埋め込まれたようにキラキラと輝いている。スタイルはとてもよく出ているところはしっかりと出ていて腰は今にも抱きしめたくなるように細い。




一言で表すなら天使が僕の前にいる



性格も優しく落ち込んでいる僕を毎日励ましてくれた。少しドジをするところもあるがそこもまた可愛いところである。


そんなことを思ってクルブは姉のミルナを見た時に彼女の顔の隣に、


ミルナ・アラナント

好感度

15 MAX


と文字が浮かんできた。




「!?」




まさか、これがハーレムというスキルなのか!?凄いけど一番の驚きは姉様が僕に対しての好感度が最大だということだ。




これまでずっと僕を励ましてくれたから好感度はまぁまぁ高いと思っていたがまさか最大だなんて、、、




確か姉様は婚約者もいないし、もういっそ僕は姉様と結婚しても、、、




禁断の恋に走りそうなクルブ。そんな心の声が聞こえていないミルナは相談したいことを言った。




「クルブ私、この治癒アイテムの使い方がいまいち分からないから一緒にどうやって使うか考えない?」



姉様は治癒魔法に長けている。将来は王都の一番有名な騎士団のヒーラーになることを約束されており、治癒魔法は王都の中では上位に入るほどだ。





「いいですよ。こんな僕でよければ」


「本当〜?嬉しいわ〜。お姉ちゃんこんなにもいい弟を持ってすごく嬉しいわ〜」


すごく嬉しそうな様子で僕の家に入る姉様。





とその時


ミルナは少しクルブの部屋のカーペットで転けてしまった。


「あっ!!」


ミルナが転けそうな時にクルブがしたから支えようとした時



クルブの唇に何か柔らかい感触が当たった。


「!?」


そのままお互い倒れた。


ガシャーン!!!というミルナの持ってきた治癒アイテムが壊れた音がした。




クルブはミルナの下敷きになったからが、二人の唇はまだ離れていなかった。




「大丈夫ですか!?、、、、、?」


メイドが大慌てできた。




「あっ、あの、大変申し上げにくいのですが、そのような行為はベットで行われた方がよろしいかと思います。」


「ちっ、違うんだこれは事故なんだ!!」


「そ、そうよ、別にそのようなことをしてたわけではないの!」



【スキル獲得 鑑定】


「え?」





三人が声を揃えて驚きが口から漏れた。


ん?待てよスキル獲得ってまさか、、、スキルのハーレムが発動したってこと、、?嘘だろ?まさかこんなにも簡単にスキルが手に入るなんて、、、。


「もしかしてこれって、、、。クルブ、ついにスキルを手に入れたのね!おめでとう!!お姉ちゃんすごく嬉しいわ〜!」


「私にとっても大変喜ばしいことでございます。おめでとうございます。クルブ様!」


「ありがとう二人とも僕すごく嬉しいよ!」




スキルハーレムが発動して新しいスキルを手に入れたなんて言ったら絶対に言えない。

もし言ったら絶対に僕軽蔑されるかもしれないこれで好感度が下がったら新しいスキルが消えるかもしれない、、、。





いやスキルが消えるに関しては俺の単なる予想であるから本当のことは知らないけど、、、、。でも万が一ことを考えて言わないでおこう。




「で、そのスキルはどう言うものなの?お姉ちゃんに教えてくれない?」


「ちょっと待ってください。今スキルの詳細を見てみます。」


【スキル 鑑定】

〔詳細〕

相手のステータスを見ることができる。女性の場合おっぱいのカップ数を見ることができる




うぉーーーー!!すごいスキルじゃん!!ん!?しかも女性の時はカップ数が見れる!?マジで!?よっし早速使ってみよう!



「スキル 鑑定」


クルブがスキルを使い、ミルナを見てみると


[ミルナ・アラナント]

魔力165

得意魔法

治癒

使用可能魔法

水・火

好感度15

Gカップ




おー!さすが姉様!魔力は平均的に100であるのにそれを上回っているなんてすご

い!!色々なものが、、G!?カップ数がGだと、、!?




確かに姉様のおっぱいはでかいと思っていたがまさか、ここまででかいとは、、!?


「ちょっとクルブそろそろお姉ちゃんにも教えてくれない?」


少しむすっとしたミルナはクルブの顔を自分の方に近づけた。

ミルナはじっとクルブの目を見つめて、そのままクルブの耳のそばで




「聞いてる?お姉ちゃんにも教えてくれない?」




ちょ、ちょっと待ってくれよ!!近づけたらやばいっておっぱい!おっぱいが近いって!!やばいよ!!なんとかしないと僕の色々のものが出るかもしれない!!


「ね、姉様ちょっと待ってくださいよ!今言いますから!ちょっと離れてください」


「本当に〜?お姉ちゃんに誓いますか?」


「はい!誓いますから!!」


「うーんじゃあ、ぎゅーってして?」


「!?!?」


僕は今聞き間違いをしたのか?いや、今ぎゅーってしてと聞いたが?いやどうして急に?本当にお願いたから僕を解放してくれー!!クルブは情報を整理が追いつかなくなり


ミルナはそのままクルブを抱きしめた。



その時僕は鼻から赤い液体が出た。鼻血だ。そしてそのまま意識が遠くなった。







こんなに幸せな中で死ねるなら思い残すことはない








そう思ったとき


バチーン!!!


クルブの頬をひっぱたたく少女がいた。


「ちょっと起きなさいよ!!!私がきた時に寝てるなんて許さないわよ!!」


クルブが痛みとその声で起きるとそこには幼馴染がいた

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