第21話 原罪竜退治
奇妙な膠着状態が続いたが、こちらから刀に雷魔法を纏わせて1撃必殺は止めて足を切り込みに掛かる。
それを原罪竜は反射の魔法を使い、ダメージをこちらに与えてくる。
雷のショックで一瞬動けなくなった俺を原罪竜は足を使って踏みつけてくる。
それも、１回や２回では無く何回も”ズダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダッ！”っと音が鳴る程のスピードで踏みつけてくる。
衝撃は古竜の鎧とインナーの鎧と高機能服の耐衝撃と俺の体の頑丈さで何とか耐えれるレベルだが、起きようとする度に踏みつけられるので全く起きあがれない。
ギア１を使うかと覚悟を決めた時に、踏みつけが終わり原罪竜が遙か彼方まで一瞬で飛んで逃げた。
ギア１を使う必要がなくなり、俺は起き上がる事が出来た。
――こいつ、戦闘が上手い！ スピードはこちらが上回っているのに俺よりも遅い動きで適格な対処をしてきやがる！ しかもギア１にしなくても何とか勝てる相手のようだから始末が悪い！
立ち上がると同時に原罪竜からブレスが飛んできた。
それを何とか躱して、原罪竜に近づき攻撃をする。
それを原罪竜はまるで何処に攻撃が来るのか分かるかの様に攻撃箇所に魔力を集めて防御した。
原罪竜の魔力を使った防御は俺の刀を弾き返した。
近くの原罪竜の体を蹴ってその場から逃げる！
案の定、攻撃した場所の居所に氷の魔法の氷の刃が何本も突き刺さっていた。
呼吸を整えて攻めていこうとしたら、向こうから攻められた。
呼吸を整えている時に原罪竜は６対の翼で空を飛び空中からブレスを何発も撃ってきた。
それらを躱したり、切り裂いたりしながら凌いで行くと、大きな岩石の上に原罪竜は降りてきた。
その岩場に岩石魔法をかけて巨大な剣を下から生えさせたが、それが分かっている様にその前に原罪竜がこちらに迫ってきた。
刀を正眼に構えて迎え撃つ。
すると原罪竜は向かってきながら何かの魔法を唱えた。
ぞわっとした悪寒が足下からする。俺は慌てて足下から飛び退き退避した。
逃げる前の場所には地面から剣が何本も生えていた。
俺が飛び退き退避した先に原罪竜の頭があった。
その頭に体がぶつかり壁を凹ますまで飛ばされて衝突した。
内臓が傷ついたのか、口からガハッと音が出た時に血も一緒に出た。
相手に悟られない様に無詠唱で回復魔法を使用して傷を回復する。
そうしている間に、原罪竜は空に上がってブレスの連続攻撃をしてくる。
俺は幻覚魔法を無詠唱で唱えて、自分の幻影を作って自分の身は隠して幻覚に敵のブレスを避けさせる様にさせた。
その間に壁を上に蹴り駆け上がっていく。
ようやく原罪竜の上を取れた。強めの雷の魔法で原罪竜を攻撃する。
すると、原罪竜は背後を気にしていなかったのか
高度がそんなに高くなかった事も有り落下で死にはしなかったが、こんなチャンスを見逃すはずが無い！
というか、今、仕留めないといつ仕留められるか分からない！
俺は原罪竜の頭蓋骨の天辺から刀を突き刺してやっと原罪竜を仕留める事が出来た。
ダンジョンイレギュラーは言葉通り起きたので収納指輪に収納しておいた。
◇◆◇◆
式神の挙動がおかしくなった。
ふといつもはコメントがある場所を覗いてみると、”やっと配信はじまったー！” とか言うコメントがあった。
今までは何かが配信の邪魔をしていたんだろう。
式神に指示を出して、ダンジョンに入って式神が現れずに録画型式神の為に配信が現実時間とあっていない事を説明して説明後に今の時間にスキップする様に式神に命令した事も付け加えてこれから３０分は同接の神様方が追いつくまでスキップするように命令した。
～３０分後～
”いや～、凄かったな！”
”誠がやられっぱなしってのも珍しかった”
”まるで行動が分かっている様な動きだったな”
”それもあるけど、これだけの大ダメージ負ったの初じゃ無い？”
”初心者の頃以外なら初だな”
”それにしても原罪竜を持ち出してくるとはなに考えてんだ、あのアホ共！”
”あー、それは全くだとしか言い様がないわ”
”それにしても原罪竜まで倒せるとは思わなかった”
”いや、ギア１使ってなかったからまだまだ底があると見るね！”
”それにしても今回の願い事のリソース払えるのか？”
”最初にゲル予定の奴らが全員食べられたので難易度が物凄い事になってるからな”
”て言うても食べられたのは分霊だから足らなかったら本体から補填させるだろう？”
”それもそうだな”
”落ちぶれる奴が出そうだな”
色々なコメントがあるが全部見てる訳には行かないので、神様の居る間に扉を開けて先へ行く。
扉を潜り、神に会う。相変わらず黒い人影でどんな神か分からなかった。
多分、毎回違う神だろうとは思うのだが、黒い人影というのは変わらない。
「今回も倒したか…………いや、お前達にとっては初めてだったな、初討伐おめでとう」
「今回も倒したってのはどう言う意味だ？」
「…………まぁ、言っても良いか。お前はダンジョンには言ってすぐに迷宮は無くて守護者の間だったのはおかしいとは思わなかったか？」
「そりゃ、思ったから色々と対策したんだろ」
「そうだな、簡単に言うと行き成り守護者の間だったのは迷宮に避けるリソースが無いというのが本当の所だったんだよ」
「それは原罪竜が全力を出せる様にあの広大な空間を作る必要があったからか？」
「それもあるが、本命は原罪竜が倒されてもその魂は過去に戻って生き残るかお前に殺されて又過去にループすると言った神の御業の回路を書き込む為に広大な空間が必要なわけだ。リソースもそれに使うので他に回している余りが無かったというのが真相だよ」
「それで、こちらの攻撃が最後の攻撃周辺を除いて全て見切られていた訳か！」
「まぁ、そうだな。最終的にお前の全ての攻撃を見切って再起不能に倒すか殺すのが目的だったみたいだが、その目的も潰えたしな」
「俺が今回倒したからか？」
「いいや、広義の意味ではそれも含まれるが結局の所生物の戦存本能の結果という訳だ」
「生存本能の結果？」
「これは
そう言って、神様は俺に映像を見せた。
―――――――――――――――――――――――――――――
これ、原罪竜は必死に生きようとしているだけなんですよね。
全ては計画・実行した神達が悪い！
ストックは３日で１話かけるかどうかになっています。
今は書こうにも書けない状況です。
数時間かけても1文字も打てません！
ネタは本当に浮かびません。
誰か助けて下さい！
もし、出来ましたら評価の方をよろしくお願いします。
評価を下さる方は表題から★を付けて下さい。最大限頂ければ言うことはありませんが、読んだ感想に合わせて★を付けて下さい。
♡でも良いですが★の方が嬉しいです。
作者のフォローなどもして頂ければさらに嬉しいです。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます