第7話 神様による銀河間帝国計画

「ひぇ! 神様、同接200万! なにがあったの?」

 

 ”何かも何も前に言った言葉のお陰だよ”

 ”銀河間帝国を作ると聞いて!”

 ”そうそう、普通は地上の国なのに宇宙ってスケールでかいよな”

 ”舞台がいずれ宇宙になると聞いて!”

 ”宇宙の覇者になるのだ!”


「ひぇぇ! あれはただの軽口ですよ。銀河間帝国作ろうとしても科学技術が足りないし、国作る必要があるし、人が大勢集まらないと出来ないし、人が大勢集まったら反逆されるし、無理だって!」


 ”そんなもの、人間を沢山生まれる様にしてお前に絶対服従する様に言霊で縛れば良いのだ”

 ”そうだ! 我々神も味方するぞ”

 ”何の為の不老不死だよ!”

 ”科学技術やそれ以外の技術も知恵の神様や知識の神様が居るんだから何とかしてみせるって”

 ”そうそう”

 ”人間にこだわらないなら人間と余り見た目の変わらない交配出来る異星人達もいるしな”


「うわぁぁぁぁぁ! 無理です! 無理です! 無理です! 無理です! 何処まで本気なんですか!」


 ”皆、8割方本気なだけだから安心しろ”

 ”低くても7割ぐらいだから安心しろ”

 ”流されれば楽になれるぞ”


「あ~、もう! 今日は無口で攻略します!」


 そう言って俺は深層を宝箱など残さずに敵も殆ど撃破して完全に攻略していった。


 ◇◆◇◆


 守護者の間ではゴースト系の最上位レギオンが相手だったが、魔力を目に宿して核の場所を知ったのでそこを魔力刀で貫いたら死んだ。


 ドロップは見る暇も無く収納指輪に自動的に収納された。


 願い事の間を開けると、そこには天照大神、ゼウス、唯一神を名乗る神等主神級が揃っていて願い”事は何にしますか”と聞いてきた。


 俺はきっぱりと言った。


「次回以降に回します。銀河間国歌は作りませんよ!」っと。


「それでは仕方がありませんね。次回楽しみにしています」


「そうじゃな」


「次回が楽しみじゃわい」


 等々言われた。

 

 天照大神が要らない事を言った。


「そう言えば銀河帝国には技術が必要ですね。身を守る武力と各知恵と知識と医療と農業と技術と天才的な教え上手な教師の才能の権能を持った神と同等の能力を持った女性を親方1人下働き9人の見目麗しく18歳迄の多様な年齢で多種多様な人間の孤児として戸籍付きで強制ギフトしましょう。親方と下働きに能力の差はありませんのであしからず。あ! すぐに受け取ったら寝る場所とか無いので衣食住が完備した時にあなたの元に行く様に設定しておきますね。強制ギフト」


 ”それ良いな。俺も強制ギフト”

 ”俺も俺も 強制ギフト”

 ”受け取れ 強制ギフト”

 ”俺のを受け取らないって事は無いよな 強制ギフト”

 ”持ってけ 強制ギフト”

 ”これもだ 強制ギフト”

 ”交配も出来るぞ 強制ギフト”

 ”ちゃんと子供も出来るぞ 強制ギフト”

 ”お前だけをずっと愛してる設定だぞ 強制ギフト”


「そんなに相手にできんわ! 倫理的にも肉体的にも死ぬわ!」


 ”倫理的には神様のお墨付きがあるから大丈夫だという証と絶倫になるギフトを送ろう 強制ギフト”

 ”ついでに養育費として 強制ギフト$3000000000000”

 ”国家予算超えの米ドルの養育費ってw”


「うぅぅぅぅ。…………それで、今回ので願い事のエネルギーはどのくらい溜まったのですか?」


「そうですね。この世界に出っ張る部分が北海道2個分で異次元で繋がっているのが地球型惑星1個分ですかね」


「それ、もう叶えても良いんじゃ無いですか?」


「今叶えると神の守護やご利益が無いですが良いですか?」


「あ! 叶えずに保存の方でお願いします」


「分かりました」


「それにしても混沌期に入って攻略するのと通常の時に入って攻略するのとではどのくらい願い事の価値が違うのですか?」


「そうですね。約100倍ですね」


「100倍! 凄いな」


「約ですのでダンジョンによって100より下の場合も上の場合もあります。それにダンジョンの大きさで願い事を叶える力が大体決まります」


「へ~、有り難う御座います。教えて頂いて」


「いえいえ、たまには飴も必要ですから♪」


「え! 飴?」


「いえいえ、こちらの話ですよ」


 いや、今のは飴と鞭って事だよな? 鞭が怖い!


「それにしても、何でそんなに神様方が銀河間帝国を押すんですか?」


「われわれは知名度を地球の一部地域だけで満足していました。願い事も地球の範囲内でした。ですが、そこにもたらされたのが新たなフロンティア宇宙です! そう、時代はユニバーサルなんですよ。 ユニバーサルで有名にならなくては!」


 ”そうそう”

 ”後から考えたら俺達に衝撃の言葉だったなあれは”

 ”素直に諦めて俺達をユニバーサル級にしろ”

 ”そうだぞ。新たなフロンティアを夢見せた責任がお前にはある!”


「俺が如何しても銀河間帝国を作らなかったら如何します?」


 ”地球に天変地異が雨あられと降るかもな”

 ”新たな天地創造?”

 ”新人類の発生かも?”


「…………碌な事にならないのは分かりました。ですが、強制は止めて下さい! 本当に!」


 ”まぁ、検討しよう”

 ”天変地異はやり過ぎたかな”

 ”新人類も駄目かもな”

 ”天地創造もやり過ぎたな”

 

 そうして俺は地上に脱出した。



―――――――――――――――――――――――――――――


 刺さっちゃいましたね。神様のフロンティア精神に!

 前回の踏破した時に余計な事を言うからw

 これから誠君は苦労して貰います!


 また、ここで女難の相が出て来るわけですね。

 ギフトで様々な年齢(12歳~18歳)の美女がいずれ100人出て来るのでハーレムですよね?


 作者のハーレムはこれが限界です!

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