第2話

翌朝


 「良く寝れた?ってうわ壊滅てきな寝相」


ミスカの声がする、屋根裏に来たのか?


 「後5年」


頭に、衝撃と頭痛が響く、どうやら殴られたようだ。


「早くする!」


寝ぼけた。


「イエッサー」


千鳥足でミスカについていく頭が痛い。


「とりあえず、あのコロッセオに向かうわよ」


ミスカは、ほうきの、俺を後ろに乗せて飛び立つ


 「来よったなほや時間も押してるから乗り込みな」


コロッセオ的な、ところにつくもそうそうゴルスラに、ブライにぶち込まれる


 「ちょっと勝利条件的なのは?」

 「相手のロボの安全装置で動かなくなったらやかちやで」


安全装置って


 「それ中の人大丈夫なの」

 「あんしんせい」


背中を、押され、完全に八方塞がりってやつだ。


「わかってると思うけれどこらへから色々とアドバイスするから、わからないところがあったら教えるわ」


スピーカー的なところから二人の声が聞こえる


 「さて始まりました第一回戦第三試合無頼VSニンテーシ」


実況の映し出された画面には忍とでかでかとかいてあった


 「初戦忍者って個性強すぎんだろどうなってんだ」


鋼がそう考えるとサムライのようなロボが近づいた


 「どーも鋼さんカットリです」

 「こちらもドーモカットリ=さん」


鋼がお辞儀をしていると


 「隙ありぃぃぃぃぃ」


ニンテーシがジャンプし背中にマウントされていたでかいシュリケンを投げ無頼の顔にかすった


「挨拶中に攻撃なんて、


「まあ忍者でござるからな」


無頼のコックピットのスピーカーからゴルスラが


 「アームバルカンを使うんや」


いそいで上のトランクを開き


「説明書持ってきてよかったぁバルカンはっと」


説明書をペラペラする


「あった!アームヴァルカン!!」


無頼の手の甲のちょっとうしろから無数の弾丸が射出されるもののニンテージにまったく当たらないそして呆れた声でゴルスラは


 「音声認識はついとらんから、武装の名前いわんでええで」


おや?わかってないな


 「こういうのは叫ぶのが定跡なの様式美なの」


それに反応したカットリは


 「ほう定跡でござったかならばこちらも風たちシュリケン」


 シュリケンが煙とともにニンテージの背中パーツに戻り再度投げた


 「同じ攻撃は当たらん」


 ジャンプでよけようとするも、シュリケンに風がまとわり、竜巻のようになって吹き飛ぶ。


 「やべっ頭から落ちるこういう時の、ブライウイング!」


ブライの背中から羽が生え地面すれすれで足から着地した


 「かっこいいからって、覚えててよかった。」


カットリは、手裏剣をしまい。


 「投げものは飛べる相手に不利そのためのカタナにござる」


ニンテージの背中パーツからカタナが引き抜かれた


 「ねえこっちにも近接武器的なのなんかない?」


鋼はそう聞くと


 「ハルバードがあるで26ページ開きや」


カットリはしゃべった


 「説明書持ってるのしってたの、まあいいやブライハルバァァァード」


ブライの肩から真横にハルバードが飛び出る


 「カタナを出すときに正式名称言わなかったお前に天誅くらわしてやるぜ」


 ブライはハルバードをふりかざした


 「チェストォォォ」


ガゴンと鈍い鉄の音が響き渡るブライのハルバードはニンテージのカタナによっておさえられていた


 「切りかかってきたとしても予備動作が長ければ見切れるにござる」


ブライはハルバードを軸にふきとばされ回転して着地していた


 「くっこっからどうするか」


待つ間もなくカットリの追撃


「ハンドレッドクナイ」


ニンテージの手のひらサイズのシュリケンがブライを襲おうとしている


「こういうのはこうだ〈ブライタイフーン」


カンカンとハルバードを回転させクナイを横にはじいている


 「あれ本体はっあれ消えた」


そう言った瞬間背後から声が聞こえた


 「忍法ケムリダマそちらは偽物」


ニンテージは、刀を鞘に納め居合のしていた。


 「秘技菊一文字切り」


ニンテージは、素早く大きく刀を、振りかぶったしかし


 「お前一回言ってたよな、予備動作が長ければ見切れるって」


鋼は不適な笑みを浮かべ、ハルバードで刀を受け止めていた


 「今お前のまん前どうなってるかわかるか」


ニンテージの顔の前には、両手があったがあった次の瞬間


 「これで最後だぁ」


ブライウイングに、太陽光が集まっていた。、


 「最後の、ページ見つけたか」


太陽光をウイングにあてたことによるエネルギーを手のパーツから放出する必殺技


 「シャイニングビィィィィム」

 「これ以上の悪あがきはせぬ」


カットリはコックピット内で、両手を上げ運命をうけとめた。


 「カチっ」


それは安全装置が起動した音だった


「勝ったやったぁぁぁ」


鋼は待機室にもどり汗を拭いていた扉から自販機で麦茶を買ったミスカが現れた


 「やったじゃないこれで第一試合白星よ」


と鋼に麦茶をなげる


 「白星かいいなその響き」


麦茶をキャッチした鋼


 「でもまだ何回もあるわよなんせリーグだからね」


「はは長い戦いになりそうだ」


鋼は笑った


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


裏のどこかでは、うすぐらい部屋でパソコンを見る一人


 「こいつ初乗りで、初戦勝つとはまあ一撃加えただけで壊れるような装甲のぺらいのだから、当然といえば・・・んこの機体ふふっなるほどな」


後ろからもう一人が、こちらに歩み寄る

 「面白くなりそ?」


パソコンを見ながら笑みを浮かべて


「ああ」


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