第8話

薄暗いへやのドアがあき、逆行が降り注ぐ


「お前に、たのみが、あるんやが」


その部屋には、椅子に座った。明彩服が一人


「お前か、ゴテモル珍しいな、こんなところまで来るなんて」


ワイは、その名前で呼ばれんのが、すきやないが、それで、こいつにメギに、逃げたらまずい


「それは昔の名前や、ワイらに協力してくれへんか?」


「ほう?それはどうして」


食いついた。ワイは色々話した。


「そういうことか、なら一つ条件がある」


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外が、とても騒がしい


「なんかうるさくない?」


俺は耳を押さえ、ゴルスラは騒がしい方を見ていた。


「ああ前回大会の優勝者が来とるから、なそれは盛り上がるやろ」

「前回大会ねぇ」


前の大会、そんなことよりも今、優勝出来るかの方が、重要だ


「そして前回優勝者が誰かとエキシビションするんだって」

 

ミスカは、ノリノリだった。


「エキシビション?なにすんの」


テレビのような物を、ミスカは作動させた


「ご覧ください前回優勝者、メギさんです!今宵誰と戦いますか?」


テレビのナレーターが言うには、やたら迷彩柄な、優勝者が、選手を指名するようだ。


「にしても当てられたやつは、可愛そうだな」


今思うと、コレがフラグというやつだったのかもしれない。


「指名するのは!抗哲鋼だ!」


一瞬脳の活動が、疎かになった。優勝者が指定したのは


「は?えっ俺なの」


ミスカは、顎に指をのせて、放心状態の俺に話してきた。


「まあトーナメント勝ち進んでるし妥当ちゃあ妥当じゃない?というか、驚いてないわね。あんた」


確かに、ゴルスラはいつものままだ。


「色々できいとったんや」

「ふーん」


ミスカは、ゴルスラに向け目を細めた


「優勝者か、でもそいつに勝てれば、楽に優勝できるという可能性が、生まれる」


やる気を出してドアを開けた。しかしゴルスラは心配そうにこちらをみていた。


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「やっぱり心配よね」


私に、図星を疲れたのかゴルスラは、少しうつむいた。


「やっぱり、気づいとったんやな」


昨日、あんな話をしたのに気づかれないと思ったのか、そんなバカに思われていたとは


「で?なんでこんなことに?」


なんとなくわかっていた。あの人の性格だと


「鋼は今、初出場やのに快進撃や」

「なるほどだから戦いたかったと」


鋼くんが、勝てるのか、あの化け物に


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コロシアムにつきブ、ライに乗りこんだ。


「勝ってやるさ」


そして眼の前に、優勝者が現れた。


「お前が鋼か、さあ俺に力を見せてみろ」


かなりミリタリーな、ロボにはこれまたミリタリーな人が、操縦していた 。


「俺の力見せてやる、食らえハルバード」


相手がどんなことをするか、わからない。手に持ったハルバードで接近戦を仕掛けるべく、大きく振りかぶりそのまま切りつけようとしたが


「ボディーががら空きだパイルバンカーパンチ」


ブライのボディーに、パンチがクリーンヒットそしてもう一度衝撃をくらい、ぶっ飛んだ。


「たかがパンチで、コックピットにまで衝撃がきたぞ、どうなってんだ。」


「隙だらけだ、ロケットパンチ!!」


前を見るとパンチが飛んできていた


「こんなもん、打ち返してやるよ」


ブライでハルバードを両手に持ちラケットのように打ち返そうとした。が


「パンチの後ろよく見てみな」


ロケットパンチの、後ろ側には鎖がついていて、ハルバードと、両腕に鎖が巻き付いた。


「ヤバイこのままだと、ぜったいになにか来る」


鎖をはずそうと、アレヤコレヤをしていると


「ライオットォ…マグナム!」


テンパランスの右腕が光り、ブライの両腕についている鎖が、巻かれテンパランスに引っ張られる


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その頃観戦席では


私は、ゴルスラに、一つ聞きたかった。


「やっぱり無理だったんじゃない?」


そう、前回と言っても、優勝者は優勝者勝てるはずもない


「少し天狗になってたさかい、お灸やで」


ゴルスラは、からだの一部を伸ばしてみせた。


「ホントにそれだけ?というかそこが鼻なのね」


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殴られた?バカなこの衝撃は、そんな生ぬるいものではない、ハンマーで思いっきり殴られるほどの、痛みを感じた。


「なるほど、まだ立っていられるか」


ロケットパンチが、テンパランスにもどり、そして


「これならどうだ!」


接近に気づけず、アッパーで上空にうち上がるしかし


「太陽が、近ければ、少しは貯まるスピードも早いだろう」


そうだ、いくらなんでも、あの機動力なら、このスピードについてこられないはず


「シャイニングビーム!ん?」


違和感そう、下にはテンパランスの姿はなかった。


「遅い!天地無用」


テンパランスはすでにブライのま後ろに飛んでいた。


「嘘だろ?!」


俺のその言葉も虚しく、ダブルスレッジハンマーで地面に叩きつけられた。


「くそったれぇぇぇ」


上に向かってをアームバルカンを打つも、当たら一発も当たらない。


「この程度か、」


眼の前のやつが、なにかを行っていたが、高く飛んでいたために、地面に叩きつけられ、衝撃は強く一撃でブライの安全装置は起動した。


「ガハッ、」


全身に、骨折までいかないとも、肉離れ並みの痛みを、受けた。


「はあはあはあ負けたのか俺…ちくしょう」


俺は腕を目に当てていた



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メギの控え室


「それで、戦ってどやった」


ゴルスラの声がする。私は、とっさに壁に隠れた


「あいつは、ブライにのせられている、今のままでは勇者には、いやあのエルフにすら勝てないだろうな」


エルフ?まさか、そんなわけでも生きているのルフェ

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