男ふたり
「あのさ、なんで女の人って髪の毛が長くなる、
なんかさ、いつもよりさ、良くねぇってなるんだ」
「しらねぇよ、てかポテチ食った手で漫画読むなよ。紙に油つくだろうが」
「別にいいじゃん人の手なんて汚れてるよ。手汗だらけだよ。それにさ、ここで漫画読むの俺とケンちゃんだけだよ」
「そういうのは気遣いなんだよ、人のもん借りてだからさ。こういうところでがさつだから、お前モテないの」
「自分が彼女いるからってマウントっすか!!
あぁ、この前の誕プレもらったマグカップ割ったのいーちゃお」
「はぁ、ばかそれはお前が「これ可愛いくね、今日はこれで飲むは」とか言ってふざけてたら、机に置いていたのに肘が当たって落として壊したんだろうが」
「あれ~そうだっけか、、てかさ、大事な物なら机の上じゃなくて食器棚入れろよ」
「あの日は俺が、あれで飲み物を飲みたかったんだよ」
「俺がいる日、じゃなくてもいいじゃん。文ちゃんがいるときで良くね」
「それは、お前に自慢する為に決まってんだろう」
「うぁわ~のろけとかないわ、こいつまじか」
「そんなことよりさ、腹へったから吉牛でも行かねぇ」
「あぁこいつにげやがって。まぁいいけど。俺も腹へったし」
「じゃいくべ」
「それな」
結局、二人は吉牛で並盛りを食べて解散した。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます