空洞に耐えきれなかった、か。
なるほど、引退後のプロの人をそういう目線で見たことがなかったので、たしかにと思ってしまいました。
普段から何かで1番になることもなく学校を卒業し、ことある事に挫折しながら丸い社会人になった者にはわからない世界があるのでしょうね。
わからないことを無理やり自分のものさしで測って、善し悪しを決めつけないように気をつけなきゃなー。
作者からの返信
奇蹟あい様
コメント本当に有り難うございます✨
そうですね。
まさしく彼は生活の中に生まれた空洞に耐えきれなくなってます。
それは大なり小なり誰でも感じるものではあるけど、彼にとって、人生そのものの存在だっただけに、大きな空洞だと感じています。
彼はプロの演奏者あるあるですが、周囲から神童と呼ばれてきて、彼なりに葛藤もあったでしょうが、私達から見れば階段を一足飛びにまさに「駆け上がった人」だったので、彼の心境を考えると心が酷く痛みます……
少しでも助けになりたいな……
「それ、わかります」と気軽には言えないお話しですね。
自分の情熱をかけたもの。そして、一生を賭けてやっていこうとしたもの。
それが自分にはたどり着けないものであることが、わかった。それだけでも辛いのに、他の仲間と思っていた者には、たどり着くことが出来ることが『わかってしまった』のですから。
これは、誰しも少なからずは経験することでしょう。ただ、それに賭けていた気持ちが、大きければ大きいほど、反動は大きいものです。
これから、どうすれば良いのか? いくらでも言うことは出来るでしょうが、その方の心に『決して響くことはない』と思います。
たぶん、時間はかかるでしょうが、自分と向き合って、足掻いて、『自分で答えを出す』しかないのでしょうね。
友達としても、大変辛いことでしょうが。
作者からの返信
元橋ヒロミ様
コメント本当に有り難うございます✨
彼にとって音楽とは生き甲斐とか楽しみなんてレベルではなく、人生でした。
それと歩む権利を失われた喪失感はいかほどか、想像するとゾッとします……
しかも、仰る通り他人がそれを埋めてあげられない。
自分でないと納得する結論に達することは絶対に出来ないから……
彼のつらさは片鱗を想像するだけでもキツくて仕方無いので、何とか力になりたいですが……
好きなことが、天職になるとは限らないのがつらいですよね。
好きだからこそつらくなってしまうこともあるというのが、現実の残酷さのようで……。
京野さんも難しいお立場ですね。深く傷ついた人に対して何ができるのかって考えてしまうと、それもまた。
作者からの返信
夕雪えい様
コメント本当に有り難うございます✨
そうなんです。
一番好きな事がそのまま人生の1番大事な存在になればどれだけ良いか……
でも、現実はそうはいかない。
よく「一番好きな事を仕事にしてはいけない」と言われますが、確かにそうだよね……と思います。
それに裏切られたとき、容易に軌道修正出来ないので……
彼に対して今後、どの様に助けになれば良いかまだ迷っています。
でも、自分なりに納得出来る形に出来ればと……