第3話 翌日


ピピピピッピピピピッ。


時刻は朝6時。

まだ太陽も登りきっていない早朝。

翼の部屋では、目覚まし時計が激しく鳴っていた。


翼「ん〜・・・」


ピピピピッピピピピッ。パチッ。


翼「朝か・・・。ふわぁ~」


翼は 眠い体を起こす為に、目を擦りながら何とかベットから起き上がった。


翼「眠・・・。着替えなきゃ・・・」


翼はベッドからでてボーッとしつつも

何とか身支度を整えた後、2階の自分の部屋から1階の台所へ向かった。


翼「龍は良いよな~給食があって。

高校にも給食があれば良いのに」


翼は馴れた手付きで自分の お弁当を作った後、弟の龍と2人分の朝食を作った。


翼「よし!!出来た」


翼は作った朝食を机の上に並べた。


龍「はよ」


翼「おはよ。龍。今日は早いね」


龍「俺 今日 日直」


龍がそう言いながら椅子に座った後、翼は龍の向かい側に椅子に座った。


龍「頂きます」


翼「はい、召し上がれ」

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