十三


 春入学から早二か月と余が過ぎていた。

 梅雨の只中の時期、先の運動会以降に竜虎の二名は更に注目を集めた。


 正しく困難に立ち向かう友情の姿は多くの雛達の胸を打ち、これまで関心のなかった雛達ですらも瑠璃やミツを見かけると挨拶をし、通り過ぎる後姿に頬を染めた。


 果たして竜虎の間に友情は成立するか否かというのは誰にも分かることではない。

 当事者の二人にあの時の心境を伺いもするが、二人の返事というのは「さて、何のことやら」が共通する言葉だった。


 こうなると怨敵おんてきとして対峙してきた二人の関係性というものに皆は疑念を抱く。

 それは偏屈のような二人の性根のねじけが原因ではないかと勘繰る。


 結局、真相は謎に包まれた。

 それを友情の一言で済ますことも無論に可能だったが、それにしても先の決勝はあまりにも美しすぎる光景だった。


「それで、何を呆けているのかしらね、あなたは」

「いやぁ、雨が鬱陶しいなって」


 深夜の時刻、寄宿舎の談話室の一角。

 窓辺で声を潜める二人の姿がある。

 片や竜と慕われるミツと、片や虎と愛される瑠璃だった。


 噂の二名は皆が寝静まった時刻に密会の如くに顔を合わせて、窓辺から見える雨の景色に瑠璃は視線を向けて、それを見るミツはよく分からぬ女だと呟く。


「あれから半月くらい経つのに未だにその調子な訳?」

「ああ、もうそんなに経ったのね。何だか月日の流れを早く感じるわ」

「そうも呆けていれば正しく光陰矢の如くでしょうね」

「何もそうもあざけらなくてもよいじゃないのよ。相変わらず酷い口ぶりだわ、竜胆りんどうさん」

「ならばもう少ししゃっきりなさいな。とても淑女レディ足らぬわよ」

「へいへい……」

「何たる返事……男児じゃあるまいし、全くもって無様だわよ、雲居」


 運動会以降、瑠璃には気の抜けたように茫然とする様子がまま見受けられた。

 先の受継リレー競争は熾烈の極まった戦いだったのは確かだが、未だに尾を引く理由というのがミツには分からない。


 これには多くの雛達も不思議に思ったが、同室のユリが「皆の思う以上にこの人物は普段から適当であるからして、これが通常だ」というと、成程そうなのかと皆は頷く。


 ところがミツの目に映る瑠璃の様子は少し違う。

 それは先の競争以前の、集中のない姿とはまた違う、何かを思い詰めるような、はたまた思慮の海に身を沈めるような姿に映った。

 しかしそれの理由が不明だったし、それを問いかけても瑠璃は寡言かげんに尽きた。


「ねえ、竜胆さん」

「何よ」

「こうした夜毎よごとの密会も習慣じみてきたけども。何でこうなったのかしらね」

「何もどうも、お互いに夜行性なのだから、ある種は必然かもしれないわね」

「まるで動物のようにいうわねぇ」

「あなたは畜生に並ぶけれども。私は違うけどね」

「まぁた侮蔑ぶべつだわ。それも外道に思える程の。どうにかしなさいよその口の悪さ」

「気に入らないのなら部屋に戻って眠ればよいでしょうに」

「ならばあなたこそさっさと部屋に戻ればいいじゃないの」

「何故にあなたよりも先に部屋に戻らねばならんのよ。癪だわ、実にね」

「そこまで勝負の意識なの?」

「さてね。いずれにせよ、私とあなたがここで出会うのは、最早習慣ではなく意地の張り合いに等しいでしょうね」

「成程、それは至極に納得のいく答えだわ」


 二人が夜に出会う頻度は高まった。理由は不明だ。

 果たしていつから続くやり取りだったかも曖昧だった。


 梅雨に入り、剣を振る場を失ったミツは談話室で静かに雨に耳を傾け、散歩の場を失った瑠璃はその姿を見て声をかける。

 それの始まりは不明にせよ、二人はこうして夜に出会い、自然と席を共にし、眠気がやってくると互いは部屋へと戻る。


 この日の夜もそれの続きにあった。

 先に窓辺に座っていたのは瑠璃だったが、姿を見たミツは当然のように近寄ってきて雨音に耳を傾ける。


 会話もあれば沈黙もある。

 ただそこに居心地の悪さはない。

 二人が同じ空間を共有することは自然なことになっていた。


「ところで、その」

「あん? 何よ、煮え切らないわね」


 さて、この日の瑠璃はいつにも増して気の抜けた感じだった。

 そんな乙女はへりくだったような態度でミツへと問いかける。

 その態度にミツはいぶかしんだが、対して瑠璃は口を幾度かまごつかせた後、おずおずと振り返ってミツを見た。


「なんだか最近、あなたについて訊かれるのよね」

「ああ、それなら私もだわ。運動会以降、特に顕著になったけども」


 ミツは手元にある茶を口に含み、眉根まゆねを寄せて文句をいう。

 濡れた唇を見つめた瑠璃は少々視線を逸らして、再度口を開いた。


「それで、何だか、その。あれなのよね。何だか酷い勘違いをする雛達がいるのよ」

「酷い勘違い? それというのは?」

「いやぁ、その……あなたは私の〈お〉なのか、と」

「はぁ?」


 頓狂な声を漏らしたミツは呆れた顔で瑠璃を見て、瑠璃も苦笑を浮かべる。


「何たる馬鹿げた勘繰りかしらね……どうしたらそう思えるのよ」

「分からないけども。何にせよそういった質問には、当然、否と答えるんだけども」


 瑠璃は反応を伺うようにミツを見るが、ミツは顔をしかめるばかりで変化はなかった。

 それに少しばかり落胆するような表情をする瑠璃だが、本日、乙女がいつもよりも腑抜けていた理由がついぞ明かされた。


「それで本日もそんな問いがあって、お決まりの否定をしたらば、あの……どうやらその雛の方というのが、その……」

「……何よ?」

「……あなたを好いているようで。もしも万が一、私とあなたが懇意こんいにする間柄であるならば、それは大問題だからと、私に伺ってきたのよ」


 つまり、瑠璃からすれば、それは恋敵のような人物だった。


 あの日、自覚をした日から瑠璃の中にはミツの笑顔がある。

 それを思い返す度に頭の中の芯が緩んで、胸が高鳴った。


 密会を続けるのも端的にいえばミツと出会い、言葉を交わすことが目的だった。

 それを口にはしないし、当然、以前までのように態度にも変化はない。

 だがそれは意識をして取り繕っているだけで、乙女の中に冷静さというのは存在しなかった。


 普段からクラスは違うし、通常の時に顔を合わせる機会は少ないし、その度に口喧嘩になるから、どうにもこうにも乙女はもどかしかった。


 平時であれば、それこそ人の目があれば互いはやはり、互いの矜持きょうじも由来してか怨敵のように対峙する。

 それは運動会以降にも続いたし、ある意味は芝居臭くも思えるが、瑠璃は別としてもミツは相変わらず不遜な態度が当然のようだった。


 それでも夜に出会えばミツはまともに会話をしてくれる。

 恐らくは人目がないが故だろうと瑠璃は察している。


 世に知られる竜胆一族の末女――それがミツだ。

 家格に見合うだけの生き様をするのだから、仮にそれが傲岸不遜で唯我独尊であれども「故の竜胆家」と称され羨望を集めるだけのカリスマ性が求められるし、本人も無自覚にそれを徹底している。


 だからこそに夜の密会を瑠璃は唯一の会話の機会だと思っている。

 故に「今夜も佳人はいるだろうか」と夜の舎内を歩き、ミツが窓辺に座っているとそれだけで胸の内に幸福が溢れて、浮かぶ笑みを何とか誤魔化しながらにミツの隣へとやってくる。


「それでその雛が、本日にでも思いを打ち明けるつもりだとかといってきたのだけども」


 ところが本日の瑠璃に幸福な気持ちはなかった。

 内心には焦燥と羨望とが渦巻いて、混濁として、眠気などある筈もなく、ミツよりも先に談話室にやってきた。


 もしかしたらミツはこないのではないかといったような気持ちもあった。


 当の雛がその後に愛を告げたかは分からない。

 だが仮にもミツが告白に頷いていたならば姿を見せないかもしれない。

 結果的に姿を見せた事実に心底安堵したが、だからといって疑惑は晴れない。


「あの、もしかして今日、そういったことがあったのでは……?」


 瑠璃はいよいよミツに訊ねた。

 君は誰ぞかに告白をされてはいないかと。それに頷いてはいないかと。


 対するミツといえば何故か口をつぐんだ。

 無言は肯定とはよく口にされるが、ではよもや、と瑠璃の額に汗が浮かぶ。


 ところがミツは口を噤み、無言のままだったが、その視線は一度地を這い、今度は天を見て、再度焦点は前方へと向かう。

 そうして一度唸ると首をかしげて「ああ」と零し、成程、そういうことだったかと自己完結するように頷いた。


「え? 何よ、その反応は?」

「いやね、そういうことだったのかと思って。確かに今日、話しかけてきた人物の内でそれっぽいのはいたけども」

「いたけども?」

「それが妙なのよね。もじもじと歯切れの悪い風で、何をいうのかよく分からなくてね」

「よく分からない?」

「ええ。聞き取れたうちでは〈あなたと仲良くなりたい〉だとか〈いつもお姿を見ております〉だとかいわれてね。ああそうなの、と返したけども、成程、あれは照れだとか羞恥からくる様子だったのね」


 ミツは可笑しなことのように笑うと合点がいったと呟き、再度飲み物を口に含み、一度目を伏せた。

 恐らくは本日の告白を振り返っているようだが、回想を終えると静かに瞼を開けてかぶりを振った。


「ダメね、どうにも顔が思い出せない。あまり印象のない人物だったのだわ」

「それは少しばかり酷いと思うけども……」

「とはいえ、そういう風に受け取られる程度の情熱だったというのが私の感想かしらね」


 辛辣にも思える台詞だった。

 問題の人物が瑠璃にとっての恋敵であるのは事実であるにせよ、抱く気持ちに程度の差はないと瑠璃は思っている。

 故にミツの台詞にいきどおりを覚えるが、当人であるミツは呆れによるものか、或いは嘲笑かのように鼻を鳴らした。


「いざ目の前にして目を逸らすとか、直接に愛を口に出来ない人物を、この私がまともに覚えるとでも思うのかしら、雲居」

「それは……」


 ミツの瞳はいつものように鋭い。

 その視線を受けて、何故にこの佳人は背が凍る程の恐怖と美貌とが同時に成立するのだろうかと、独特な人間性に少々の恐怖を覚えた。


 それはまるで白刃はくじんに指を這わせるような危うさにも思える。

 だがその恐怖をも受け入れてしまう程の魅力が白刃にはある。


「対峙するというのであれば全身全霊でなければいけないわ。まして情熱を口にするのであれば尚のこと、そこに決意がなければ、対峙する人物に対して失礼ではないかしら」

「……それは確かにそうだけども。だからといって皆が皆、強い訳ではないじゃない」

「強くあれといっているのではないわ。戸惑い焦燥する程度であるならば、それは眼前に立つべき時ではないということよ」

「それは、どういうことなの?」

「単純なことよ。確固たる決意を持つ人間であるならば如何なる状況であれ胆は据わるものよ。だのに一時の激情や、勢い任せに奮起した程度では簡単に膝は折れてしまうのよ」


 当然のように語るミツだが、瑠璃は何となくのところで言葉の真意を汲み取る。

 それというのは、つまり、生半可な覚悟で挑むだとか、浅い考えで真剣な風に取り繕ったところでまともに対峙をすることは不可能であるということだった。


「真なる気持ちとは不屈の精神に相当する程の筈よ。例え声が震えていようと目を逸らす訳がない、例え目を逸らせども言葉が詰まる訳がない。その程度の浅い気持ちでは相手の心に届くことはない。故に記憶にすらも留まらない……その程度の人物だったのよ」

「だからといって、そうも見下すような物言いというのも、少し哀れだわ」

「哀れ? その程度の覚悟で愛を口にする人物が?」


 何をいうのだとミツは呆れた顔だった。


「仮にも気持ちがあって、それがつたなく浅い考えだとか勢いだとしても、心に抱いたものは当人からすれば真剣で真面目な思いだったかもしれないじゃない」

「ならばそれは相手に伝わっている筈だわ」

「そうかもだけど……」

「……あなたね、雲居。お優しいのはよいけども。だからといって憐憫れんびんを抱くのは筋が違うのではないかしら」

「何故……?」

「それもまた侮辱であるからよ。それは雛に対しても、そして私に対してもね」


 ミツの瞳は相変わらずに鋭く、それとまともに対するのは中々に難しい。

 瑠璃も慣れているつもりだったが、本日の乙女は佳人の目を真っ直ぐに見つめるのが難しかった。

 それはミツがあまりにも強く、大きな存在に見えたからだった。


「仮にも挑んだ人物に、敵わなかったからと哀れむのは当事者以外がするべきことではないわ。何せ直接に矢面やおもてに立った訳ではないし、結局は私の感想でしかないのだからね」

「それは、どういうことなの?」

「第三者に関与するような余地は存在しないということよ。突き詰めれば当人の胸中以外に正確なものはないし、第三者の言葉に当人の言葉を超えることは不可能だからね」


 先までの言葉に対するミツの台詞に瑠璃は驚いた顔をした。

 まるで対極の台詞だったが、しかしその言葉を聞いて、不思議と胸の中に温かな感情が広がった。


「……結局、あなたっていう人は他者を見下している訳ではないのね。対する人物の心境を汲み取ることもするとは、正しく強者と呼べる」

「何せ行動に移せた事実ばかりは否定のしようがないでしょう。結果的にそれが惨敗の姿であれ、気概があったのは事実なのだから、第三者にとやかくいう筋合いはないでしょう」

「やはり武士の精神よね。勇ましいというか、何というか」

「或いはそういう人物を複数見ているからかもね」


 その言葉に瑠璃の笑みが凍りついた。

 ミツは変わらずに冷めた表情で、その視線は宙を泳ぎ、記憶を漁るかのようだった。


「以前からそういったことはあったのよ。それも複数ね」


 つまり、ミツは幾度も色恋の話を持ち掛けられたことがあるということだった。


 瑠璃の胸中にそれまでにはなかった痛みと、どす黒く不快を思わせる感情が生まれた。

 ミツは澄んだ表情で、その顔が尚のこと、瑠璃の胸中を掻き乱した。


「……流石は竜と親しまれる人物なだけはあるとでもいいましょうか」

「阿呆な感想だわね。対する虎はそういったことはなかったようだけども」

「ええ、今のところは。そのお陰であなたの思うような煩わしいことはなかったけどもね」


 棘のある言い方にミツは眉根まゆねを寄せる。

 瑠璃の視線は窓の外の雨の景色に向かっていた。

 その横顔を見たミツは一度目を細めると瑠璃の態度に文句をいうでもなく、静かに立ち上がり、背を向けて歩き始めてしまった。


 瑠璃の耳が足音を捉える。

 今夜の密会は終わりのようだと悟り、最早用のない状況に、ミツが完全に姿を消してから己も部屋に戻ろうと考えた。


「或いは真正面から……」


 ミツの声だった。


 少々の驚きを瑠璃は抱くが、瑠璃は視線を送るだけで何もいわない。

 ミツも背を向けたままで、その表情は誰にも読み取れない。


「そう、或いは真正面から、張り手を見舞うだけの気概のある人物がいるのならば……私の興味も向いたのでしょうけどね」

「え……?」

「……この世には覚悟の足りぬ人物が多いみたいよ、雲居」


 ミツはその言葉を残して歩いていく。

 闇に溶けていく背中を見送りながら、瑠璃は今の言葉を反芻はんすうした。


 竜胆ミツは誰の告白にも頷いたことはない。

 何故ならば多くの人物が本日の雛のように土壇場で尻込みするばかりで、まともに対峙することが叶わないからだった。


 また、仮に強い意思を持って対峙したとしても、ミツは如何なる愛の言葉に頷きもせず、全ての人物に対して明確に拒絶の意思を告げるだけだった。


「覚悟の足りぬ、か……」


 佳人の言葉を呟き、瑠璃は窓辺へと歩み寄ると雨へと語るようにいう。


「或いはあなたの笑顔を向けられたらば、その覚悟も確かなものへと昇華するのよ」


 自覚のない人物は恐ろしいものだと瑠璃は思い、笑みを零すと顔を俯け、誰の心にも頷かないミツとその真実に安堵すると、小さく息を漏らす。


 その安堵の様子を知りもしないミツは静かに闇の景色を歩き、先の瑠璃の態度を思い返すと小さく笑みを浮かべ、あの不機嫌そうな表情も中々よいものだと思った。


「けれども……あの泣き顔ばかりはダメね」


 ミツの脳裏に過るものがある。


 それは先の運動会でのことだった。


 それまで全速力で駆け抜けていた瑠璃が転び、最早立ち直れぬといった時、ミツが叫び散らした時に見た顔だった。


「あの顔だけは誰にも見せてはいけないのだわ」


 もしもそれを他者が見たらどうなるかは想像につく。


 真正面からあの涙を見たらば誰もが同じ気持ちになるとミツは思う。


 一度立ち止まり、ミツは振り返る。

 背後に続く闇を見て、ミツは一度息を吐いて、それから顔を上げると再度前へと踏み出す。


 それは雑念を振り払うかのような素振りだった。

 平常心を取り戻すかのようにも受け取れる動作だった。


 ミツの胸中には荒れる波があった。

 それの正体を口にすることはなく、それを知る者は当人の他にはいない。


 ただ、ミツは今夜も当然のように密会の如きやり取りの場へと顔を見せた。

 その時ばかりは心が晴れやかになって、自然のように会話が生まれた。


「ねえ、雲居……私以外の前で泣いてはダメよ」


 果たして瑠璃は知る由もない。


 普段の佳人の姿を瑠璃は知らない。


 春入学から二か月と余が過ぎた梅雨の時期、竜とたとえられる佳人は多くの注目を集め、恋や愛を寄せられる数も増えた。


 ただ、その注目の内には鼻持ちならない言葉も増えた。


「あなたと雲居さんは懇意にする仲なのか」――その問いを向けられる度にミツは罵詈雑言ばりぞうごんを叩きつける。


 その都度に「貴様等では到底あれとは釣り合わん」と怒鳴り散らす。


 瑠璃が腑抜けた様子だと噂される一方でミツをささやく雛達はこういう。


「まるで雲居様を守っているようだ」と。

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