第2話

その日ある村に、一人の旅人がやってきた。「ふむ…此処が???村か、やっと着いたのか。」  村の入口で佇んでいた、旅人に村の娘が、話しかけてきたのだ。      「旅人のお兄さん、村に何かようですか。」「いや、村があるとは、思わなかったものでな、気にしないでくれ。村には宿などあるか、あるなら泊まりたいのだが。」そう旅人が村娘に言うと。            「分かりました、宿屋まで案内しますので、付いてきてくだい。」          そう言うと、村娘はどんどん先に、行ってしまった。                先に行ってしまった、村娘の後を急いで、追いかけた。              「さぁ!つきましたよ、此処が村唯一の宿屋です。」                「ゼェゼェ。やっと追いついた、村娘よ案内にしては、速過ぎだがな。」       そう言うと村娘は謝ってきた。      「いや、べつに怒っている、理由ではないのだがな、案内助かった。」        「はいっ!」               元気な声で、返事をしたあと村娘は帰っていった。                 

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