最後まで読ませていただきました!
とても素敵なお話で、感動しました。
畏む
読んでいるあいだ、この『畏む』という言葉がつねに心や脳の片隅にありました。
日本人らしい、自然や神への距離感を感じさせる言葉で、本作の和歌でも使われていました。
祝詞とは、運命や神を畏み、その決意や想いや愛を言葉にすることなのかな、とか、、
僕はそう感じました。
神や運命に翻弄され、受け入れつつも、その中で懸命にもがいて幸福や愛を掴みとる。
そんな、ピュアで情熱的で切ないお話だったと思います!
素敵なお話、ありがとうございました!
一部コピペで恐縮ですが、レビューコメントも書かせていただきます!
作者からの返信
浅里紘太さあああああん!
レビューまで、ありがとうございます!!!
素敵な話、と言われ、とても嬉しいです!
本人は気に入っているのです! 趣味全開です。えへへへ。
畏れ。
人間は自然に対する畏怖の念を忘れてしまったと思います。
でも、やはり、畏怖の念は必要じゃないのかな、と思います。
あやゆることにも。
運命もあって、神の力もあって。
抗いがたい何かもあって。
そうして、わたしたちは今でも生きているのです。
素晴らしかったです!
途中で止められず、一気に読んでしまいました。
凄く素敵で、好みのストーリーでした。
こんなに素敵な文章を読めて、今ちょっと嬉しくて幸せな気分です。
そして、これが【壱の巻】に続いて行くのですね。壱の巻を思い出しながら読んでましたが、壱の巻を、もう一度読みたくなりました。
ホントに素敵なお話をありがとうございます(^^)
作者からの返信
あきこさん
このあきこさんのコメント、何度も読みました、あまりにも嬉しくて。
(なのにお返事が遅くなってしまってごめんなさい!)
思わず一気に読んでしまうもの
を目指しているので、ほんとうに嬉しく思います。
この作品は、わたしが書いた中ではあまり星もつかず、
息子には「おれは読めない」と言われ「中途半端なんだよ」と言われ、
まあ、その通りではあるのだけど、
でも、わたしは好きなんです!!!!(笑)
この間、何気なく「源氏物語」の冒頭部分を読み、
そうそう、これが好きなのを同じー! などと思いました。
桐壺の更衣は死んでしまって、そのままですが
わたしはやはり、生まれ変わって、今度こそいっしょにいる展開がいいなと思いました。
そんなわけで、嘉乃も清原王も生まれ変わって、【弐の巻】か【参の巻】あたりで出てくるのです。
(年表作っていないので、ちょっとはっきり言えないのですが)
そして、活躍するんですよ。
頭の中にしかありませんが(笑)。
素敵なコメント、本当にほんとうにありがとうございました!!!
嘉乃の魂は、清白王と宮子の娘になって……
幸せな未来に繋がっていて、良かったです。
零の巻。これにて、完結……
ヾ(*´∀`*)ノ
お疲れ様でした。
【蛇足】
>幼い二人の男の子と女の子は、
の文で、男の子が二人と女の子が一人の、 子どもが全部で3人いると勘違いしてしまいました。
スミマセン。
作者からの返信
結音さん、全然蛇足じゃないです!
直します、ありがとうございます!!
あと、実は清原王も生まれ変わるのです。
もう少し分かりやすく直してきます!
男の子=橘益子の遅く出来た子ども(清原王)
女の子=清白王と宮子の末っ子(嘉乃)
二人とも能力が強く、清白王と宮子の建国をたすけていく
という流れであります。
(ゆえに、どこかで登場する)
ちょっと見直してきます!
「辛いことにも意味があって、それから角度を変えれば幸せにもなる」
この言葉で、涙腺決壊しました。
壱の巻を知っているから
複雑なきもち。
嘉乃のこころが幸せにあふれているのが伝わるなかで、清原王のこころは……
うつくしい運命の恋の物語、
ありがとうございました!
連歌、和歌、こころにしみました
(*´ω`*)
作者からの返信
香坂壱霧さん
そこ、わたしも好きなところなんです!
この辺りは、自分で書いておきながら泣けました。
気の毒なのは清原王なんです、ほんとうに。
聖子も気の毒なのです。
清原王はとても苦しい思いをして生きていったと思います。
裏設定で、本文にたぶん出て来ないことを書くと、
嘉乃は「声(神)」と対話しますが、神ゆえにその内容を誰かに話せないのです。
そういう制約がある。
神との対話は神聖なものだから。
嘉乃は運命に翻弄されたけど、予言の王(運命の子)を産んだことによって、神からギフトが届けられ、来世では思いを遂げることが出来た、
というふうに考えています。
(全く本文には出て来ないけど)
清原王は、王なので、国のことを考えねばなりません。
文字の能力を持つものが減ったことが一番困ったことなのです。
そういう理由と、政治的な意味合いから聖子と結婚するのです。
この辺りはあまり愉快な話ではなくなってきます。
清原王は清原王で、いろいろ理解していてそうしたのだけど、
当然のことながら、聖子とは嘉乃と同じようにはいきません。
呪と毒にもやられ、満身創痍なんです。
こういう、「本当は好きじゃない」というのって、伝わってしまうと思います。
だから、聖子皇后は気の毒だなあ、とこころから思います。
でも、宮子が外から来たことで、風通りが変わって、ちょっと変わったかな、と思っています。
物語はとても膨らんでいます。
続き、書きたいなあ。
ああ、何も知らされないまま残された清原王は辛いですね…。
未来に希望を残した最後。
『零の巻』というものに相応しいなぁと思いました。
最後まで読ませて頂き、ありがとうございました!
作者からの返信
幸まるさん
嘉乃がどうして「声」のことや夢のことを話せなかったか。
「どうしても話せなかった」みたいなくだりで終わっていますが、
それは神との対話だから、制約がかかって話せなかったのだ、
という表には出ない裏設定があります。
(ここは自由に想像してもらえればいいので、書かない予定でいます。)
清原王はとてもつらいと思います。
ただ、死に際の嘉乃の言葉をなんとなく理解したりはしていくかな?
とも思っています。
そして、年齢を重ねることでまた別の感情が生まれたりもすると思うのです。
未来に希望を託して終わります。
来世では、ずっといっしょなのです。
編集済
近況ノートに「代表作設定をしたけど星やPVがイマイチ」と書かれていたのでお邪魔しました。
第一話目は少しむずかしい印象で、人気作者さん的には読者数が伸びないのはこういうことかなと思っていましたが、とんでもなかったです、第二話目から一気に惹きこまれ、結局一気に通読させていただきました。
限りなく雅でいながら黒蜜のように濃厚な妖しさもある古典読み物ですね~。
カクヨムさんにこれほどの秀作があること、ユーザーとして誇りに思います。
歳時記で雪柳はいまの季節ですし、真っ白な花の乱舞が目に見えるようです。
作者からの返信
上月くるをさん
一気読みとコメント、ありがとうございます!!
とてもとても嬉しいです。
しかも、なんていう嬉しいお言葉の数々!!
ほんとうに嬉しいです!
万葉集が好き過ぎて、万葉集の感じを取り入れて、長歌を作ったりしました。
結果、何か難しくなってしまったのだけど、でも、
神話ってそういうものかなって思ったのです。
一気読み、ありがとうございました!!!