第3話 神巫まなかの病気について
2005年7月7日 神巫まなかは誕生した。生まれた時から体があまり丈夫な子では無いことがわかった。主に頭痛や腹痛といった症状が多く見られた。しかし特にこれといった原因は見当たらなかった。
2015年 神巫まなかは10歳になった。未だ体の体調は良くならず時折耐えることがしんどいほどの痛みに襲われる時もあった。症状は5歳、6歳あたりが一番酷く出ており2日に1回のペースで症状が現れる時があった。現在は痛みの頻度は減ってきていると言う。10歳になっても検査を繰り返しているが原因は見つからなかった。また神巫まなかの両親も生まれつき体が悪かった訳ではなかったため、医師は原因がわからず頭を抱えていた。
2021年 神巫まなかは16歳になった。歳を重ねていくうちに徐々に痛みの頻度が減っていた。まなかが生まれ今までずっと検査をしてきたが原因はわかっていない。わかるのは歳を重ねていくうちに痛みを感じる頻度が減っているということのみ。またその理由もわかっていない。脳にも体のどこにも異常が見つからない状況がずっと続き、神巫まなかの両親はもちろんだがまなか自身も自分の体は大丈夫なのかと心配するようになっていった。しかし医師は原因はわからないがあることを確信していた。
・・・・神巫まなかの寿命はそう長く無いということだった・・・・
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