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この胎児はうっすら嫌悪感を持たれることも見越した、見せ用の実験という面もあったのですね。確かにその目論見は成功しているように思えます。
不便を押してまで樹海に籠るのは、それこそメイティアさんのような本物の“変人”だけでしょうし…だからこそそちらに手が及びかけたことで、焦って強硬手段に出てしまったのかもしれませんね。
作者からの返信
はい。貧困層以外には嫌悪感あるいは忌避感を抱かせて遠ざけるという目論見はありますね。
それでも樹海周辺が領地に出来るようなら分散させるという選択肢もあったわけですが、ソアリスがポンと離脱してその道が途絶えたので、余計反感買う側の方を強調しているというのはあります。
さすがにセシエルがジュニスと樹海の中まで乗りこんでメイティアと話をしていたことまでは考えが及ばなかったようです。
エディスの発言に対するセシエルの感想が酷い(笑)
それはともかく、エディスの反応自体はごく真っ当だし、生理的嫌悪感はすごいでしょうね。
ついでに、子供が本当にそれでちゃんと育つのかは……まだ研究途上でしょうか。
もしそうなら、事実上の人体実験でしょう。
たとえ胎児とはいえ。
いずれにしても、胎児を『モノ』として扱う所業はやはりダメだと思う……。
作者からの返信
ネミリーともども小学三年くらいの語彙力だと思っていますので、びっくりしたようです(笑)
開始が三年ほど前ですので、最年長が三歳ですね。
今のところ大きなトラブルはないようです。
ただ、成人まで行くか含めて実験段階で誰から見ても「冗談じゃない」というものではありますが、そもそもの死亡率が高いことと余裕がないので、「一応司教の立場をもつ人が言うのなら」と地域で容認されているというのはありますね。
現代ほどではないですが、貴族レベルだと環境が良く死亡率も低いので、エディスからしてみるととても想像できるものではありません。
さしあたり、ここでエディスが強い反感をもったことは後々各方面に影響してくることになってきます。
編集済
こんにちは、御作を読みました。
セシエル、そこ驚くところちゃうw
いや、エディスが冒涜なんて単語を使うとは、明日は雨どころか槍が降るかも(おひ
ガフィン、間違いではない(が必要だ)。翻って「悪なのは悪と知っている」のに、躊躇いなくやれるのは怖いなあ。彼の本心はどこにあるのやら。面白かったです。
作者からの返信
セシエルにとっては目の前の状態よりも、エディスが難しい単語を知っている方が脅威だったようです。
ガフィンも必ずしも倫理を失ったわけでもなく、問題があると知りつつも進んでいます。であるだけに、単純に止まることはないということにもなってきてより厄介なところがあります。