20. また購入 ~もう病気です~

 だんだんと、バグってきました。


 感覚が、バグってきました。


 また、買っちゃいました。

 新しく、ノートPCを。


ASUS Vivobook 14X K3405VC (K3405VC-NZ140W)


ディスプレイ:14.0型(144Hz)

解像度:2560×1600/WQXGA

CPU:Core i9-13900H

OS:Windows 11 Home

メモリ:16GB/16GB(標準/最大)

ストレージ:SSD : 512GB

オフィス :WPS Office 2

グラフィックス :RTX3050


 お値段、¥16,8000でございます。


 なぜ買ってしまったのか。

 わたしはメイン使いのデスクトップ(購入1年半前)、間違ってOS消しちゃったのでLINUX入れてる6年物のデスクトップ(ほぼ稼働なし)、3年物のエントリークラスゲーミングノート、去年10月買ったばかりの14インチモバイルノートと、既に過剰なまでにパソコンを所有しています。


 なので、買う必要性は全くないのです。

 LINUXは、まぁ別カウントとしても、既にWindowsPCを3台持っているわけですよ。特に故障しているわけでもない、バリバリ動くやつを。


 メインで使うPCはCore i7 11700F・16ギガメモリ・RTX2060 SUPERと、グラボはちょっと古いですが用途はゲーム(原神のみ)とたまの動画編集(DaVinci Resolve)。

 ゲーミングノートはCore i5 10300H・16ギガメモリ・GTX1650。嘗て仕事でWebAP開発のためVisual Studioインストールをして使っていたもので、今は実家帰省時にゲームやるかカクヨム用のものになっています。

 モバイルノートはSSD256ギガのメモリ8ギガですが、900グラム切る軽量なので、45WのPDアダプタとセットで出張や遠出の際に重宝しています。3Dゲームやるにはグラフィックスがオンボードなのでめっちゃカクカクですが、主に出先でのカクヨム用でしょうか。札幌に仙台に名古屋に広島と、新幹線の中や、宿泊先のホテルでウェルカムコーヒーとケーキを口にしながらカタカタ執筆してました。

(尚、新幹線ではすぐ気持ち悪くなって20分と触れなかった模様( ;∀;))


 と、こんな感じでなんだかんだで各々出番はあったわけですが、そこに14インチでグラボ積んだノートPCが入り込む余地があるかというと、まぁ無いわけです。


 でもですね、惹かれちゃったんですよ。

 本体重量1.5キロと、持ってるゲーミングノートの2キロ超えよりは少し軽い。

 今流行りの16:10のディスプレイ(2560×1600)。

 グラボはRTX3050なのでハイスぺではないですが、用途的にスペックは充分。

 SSDは512ギガだったんですが、別に許容範囲です。あくまでメインはデスクトップなので。

 何よりCPUがCore i9ですよ?13世代です。なんですか14コア20スレッドって。

 このスペックで17万切るなら買いだろ!

 そう思って、買っちゃったんですよ。

 しょうがないじゃないですか( ;∀;)

 オーバースペック?

 いやいや、PCスペックの余裕は心の余裕ですよ?(頻出の格言)


 購入時は、毎日価格ドットコムを見ては買うタイミングを見計らっていました。

 何せ、22万から17万切るくらいまで乱高下していたんですよ。値段を見て、最安値はどこだろうと考えている日々が2週間ほど続きました。

 買うべきか買わざるべきか。

「やっぱりいいや」「いや、でも…!」

 そんなことを考えながら、「……買うっ!」とネットでポチりました。


 到着したのは火曜日の昼。

 その日は在宅勤務だったので、12時から14時まで分断勤務にして、セットアップすることにしました。さすがに勤務時間中にサボったりはしません。

 やっぱり、新しいPCってテンション爆上がりですね~。

 箱を開ける時からワクワクですよ。

 ASUSってゲーミングPCだけじゃなくて安いPCでも、箱に持ち手がついているものが多いな~、なんて思いながら、開梱。

 モバイルノートサイズのPCとACアダプタを取り出して、まず一言。

「ACアダプタちっさ」

 一般的な45Wや65Wのものから比べると大きいですが、それでも所有しているゲーミングノートの150Wの半分程度の大きさで、見ると90Wでした。

 CPUはi9でしかも『H』。グラボだってGTX1650とほぼ横並びの処理能力なのに、90Wということに、驚きです。


 本体を見ます。

 キーボードはいいかんじです。Dynabookのモバイルノートはキーがちょっと小さめでしたが、これはそれに比べて大きめなので、タイピングしやすいです。肌触りもまぁいいんじゃないでしょうか。触り心地は3年選手のゲーミングノートの方が上ですが。


 タッチパッドに指紋センサがついていて、ログインはいつもPINコードなのですが、いざ指紋にしてみると、まぁ楽ですね。

 左右クリックはよくある一体型で独立はしていないので、長期間使うと凹むのでは?と不安になりそう。マウス使うからいいけど。今ではクリックボタンは独立していた方が好みになっていると、この時自覚しました。

 数年前まではパッドは全部フラットになっている方がカッコイイと思っていましたし、逆にクリックボタンが独立していると古臭いとすら思っていたのに。


 インターフェースは左側にUSBのAが1つ、右にはUSBのAとCが1つずつと、HDMI、あとイヤホンジャック。最低限ついてますが、数が少なめなのは排気口が背面だけでなく左側にもあるからですね。


 リフレッシュレートも144Hzなので、高解像度と相まって綺麗だと思います。


 実際にゲームをしていても(原神はそんなに重い部類ではないですが)軽快に動いてくれます。


 大きさ・厚さ・重量は、スペックに対して見合ったものだと思います。可搬性はいいと思いますよ。ミリタリーグレードで堅牢だそうです。


 ディスプレイのヒンジ、180度いけるのは、地味に便利かも。


 満足度の高い本機ですが、2023年5月発売らしいので、その辺りがお値打ちの理由かもしれません。

 グラボがRTX40シリーズでなく30だったり、メモリもDDR4だったりと、昨年時点で最新環境でないのも大きいと思いますが。

 それでも、コスパはすごくいいと思います。


 ただ注意なのが、タイプC端子がThunderbolt非対応なことです。

 給電はできません。ACアダプタから取る必要あります。

 映像出力はHDMIから取るしかないので、普通に使うならば本体+追加ディスプレイ1枚とかでしょう。

 わたし、そこは全然気にならないので問題なしですが。



 で、ここから不満点です。

 電源ボタンの位置です。

 右上の、deleteキーの左です。右じゃないです。左、です。

 ミスタイプしても長押ししないと反応しないのでいきなり電源切っちゃうということはないのですが、ちょっとこれどうにかならなかった?と思います。

 ひとまず、キーボード配列の中に紛れるのは勘弁してほしかったな、と。


 他に、気になったのはファンクションキーです。

 カクヨムでよく、F7キーで全角カタカナ変換、とか使うんですが、音量やキーボード輝度とかのコマンドがデフォになっていて、Fnキー押しながらじゃないとF7とかF5にならないということにがっくしでした。

 一週間後、ファンクションキーの有効無効を切り替えられることに気づき、ファンクションキー有効に切り替えましたが。

 


 あと、個体差なのかわかりませんが、ステッカー類。

 左下にある『CORE i9』『GEFORCE RTX』シールですが、RTXのシールだけ左下の端っこが捲れそう……。

 そして、本体裏のリサイクルシールの傾きが、(普段見るところじゃないけども)一度気になるとなんか気にかかる……。

 ASUS製品は外箱のシールも綺麗に張ってあるだけに、ちょっと過剰ですが気になってしまったところでした。Dynabookの箱のシールがめっちゃ斜めっていたので、「ASUSって丁寧な仕事してるな」と思っていたが故の、高い期待度故の感想でした。


 逆に、これくらいしか気にならないので、15万~20万位の価格帯としては大変コスパがいいマシンでは?(シールは個体差だと思うし)

 そんな、人に勧められるPCでした。



 さて、しかし、まだ大事な問題が残っています。


 そう、こやつの購入によって、誰が『リストラ』されるのか、という問題です。

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