6. ゲーミングノート
時は少し遡り、2021年4月。
また、新しいPCを買ってしまいました。
前のお話で書いたデスクトップPCを持っている中、ノートPCを買いました。
なぜ買ったのか?
決まっているでしょう。
欲しかったからです。
なんとなくネットでPC眺めていたら、「おっ」と思いまして。
もうカモですね。カモ。
訪れたのは、ASUSのオンラインストアです。
購入したのはTUF GAMING F15、以下スペックです。
OS:Windows10 Home
CPU:Core i5-10300H
メモリ:8GB(DDR4 3200MHz)
ストレージ:512GB NVMe M.2 SSD
GPU:GTX1650
これで89,800円です。買いでした。
15.6インチのノートなのですが、色々とびっくりでした。
まずはACアダプタです。
デカッ!
筆箱か!(咄嗟にペンケースというチョイスがされないあたり、年齢を感じます)
大体ノートPCは45Wか65Wの印象でしたが、まさか150Wとは・・・!
続いてディスプレイですが、これまでは大きさくらいしか気にしていなかったのですが、ここで初めてリフレッシュレートというものを意識しました。
144Hzと書いてあり、追々調べてみると当時使っていた27インチディスプレイは60Hzでした。これまでそんなシビアなゲームをしていなかったので気にしていませんでした。動画編集も同じくです。
ただまぁ、見ていて思いましたよ。
綺麗なディスプレイだな~と。
ゲーミングPCを謳うだけあって、発色もよかったので、大満足です。
公式HPではミリタリーグレードの堅牢さを謳っていましたが、ここに関しては「誰が落すかこのやろう」と大事に大事に扱いました。
買ったのと同時期に、会社の施策でWEBAPを内製で作ることになりまして、ちょうどこのPCを職場に持って行って、Visual Studio2019とかGit Hubとかインストールして使っていました。結構Visual Studioって低スペックPCだと動きが重いんですが、そんなこと微塵も感じさせない動きでした。不都合を感じなかったです。
まぁ、わたし自身はプログラミングできなくて役立たずでしたけど。
これまで、デスクトップがメイン、ノートがサブという立ち位置で使っていまして、そのスタンスに変化はなかったんですが……
正直、このノーパさんの方が、デスクトップちゃんよりもできる子だったんですよね。
CPUは同じ i5 でも、7400と10300H。デスクトップとノートとはいえ、3世代の差、しかも「H」なのでノート用CPUでもハイパフォーマンスモデルです。
ベースクロックこそ10300Hの方が低いですが、ターボブースト時は3.5GHzに対して4.5GHz、コアとスレッドは4コア4スレに対して4コア8スレと、10300Hの勝利。
メモリは同じ8GBですが、クロックはデスクトップが2400MHzに対しノートが3200MHz。
解像度は(この時期では当然ながら)両方FHDですが、前述の通りリフレッシュレートが段違い!
GPUだってGTX1650で、デスクトップはというとGTX1050。デスクトップさんの方がパワー不足です。
ついでに、キーボードは付属のメンブレン式で発光は青一色のデスクトップに対して、ノートはパンタグラフ式ながら、形状やキートップ材質も相まって打ち心地がいい上にキラキラ発光が素晴らしい。
おかしいな?サブPCのつもりが、メインの方がスペック低いぞ?
となりましたが、まぁメインとサブの立ち位置は変わらなかったですね。
家にいる時は基本的にデスクトップがメインですが、このノートでは臨海の駐車場に車を停めて、車中でワードを立ち上げて小説を書き、飽きたら海沿いを散歩に出かけ、車内に戻って小説の続き、みたいなこともしていました。行動の幅が広がりました。
用途別に使い分ける、という意味では、双方とも役立ってくれていました。
そして、今年の8月には楽天で大量に買い物をして、楽しみました。
その時の近況ノートです。
https://kakuyomu.jp/users/Atlas36/news/16817330663416884370
このノートPC用に、メモリとSATAのSSDを買いました。
実は、この時初めてノートPCをバラしました。
デスクトップを開ける分には抵抗なかったんですが、ノートはちょっと大丈夫かなという不安があったんですよ。
でも、今の時代はブログだけでなく動画サイトにもたくさん投稿がされており、お目当てのPCの分解方法を調べることが簡単になりました。いい時代です。
買ったのはSUNEASTのSATA接続のSSD 1TB、
SAMSUNGのDDR4-3200 8GB メモリです。
なぜこの製品にしたのか?
安かったからです。
精密ドライバーで11箇所、長短複数種のネジを緩めていきます。どれがどこに入るのかがわかんなくなるといけないので、同じ形に外したネジを置いて、蓋を開けていきます。
ネジを全て外しても、蓋は簡単には開きませんでした。
どうも薄い何かを突っ込まなければならない様子。専用工具は持っておらず、中にはギターのピックで開ける人もいるみたいですが、そんなもの持っていません。けいおん好きでしたが持っていません。……失礼しました。
そこで、ネジを回したドライバーと同サイズのマイナスを持っているのですが、それで開けました。
ちょっと傷つきました。
いえね、傷がつくだろうな~、というのはわかっていたんですよ。
でもね、傷つくかもという気持ち<早く実装したい気持ち だったんです。
もう繊細なんだかズボラなんだかはっきりしろというカンジです。
というわけで、少しずつ隙間にマイナスを突っ込んで、広げて、いい感じに広がったら大きいマイナス突っ込んで、こじって捻ってしているうちに、どんどん開いていきます。
どうにか開け終わると、なんかひと仕事した感が出ました。
中身、こんな風になっているんだな~、なんて思いながら。
そういえば、ちっちゃいプラ片が落ちたんですが、多分どこか欠けました。まぁしゃーなしです。このへんズボラですね。パソコンへの愛とかどこ行ったんでしょうね。
さてさて~、まずはメモリから。
動画サイトで予習してたので、なんか黒いペラペラがあるこの下だな~と、メモリのスロットを見つけました。
斜めに挿せばいいと。
こう?こうでいい?とか自問自答しながら、挿し込みます。
挿し込んだら、上から押さえて両側のピンがパチンと嵌まり、実装完了です。
おお、なんかデスクトップのよりもあっさりかも。
デスクトップのメモリを挿すのって、ちょっと塩梅わからず「いいの?これでいいの?もっと深く?刺さってる?」みたいに独特の挿し込みの固さが気になりますが、ノートはホントにあっさりですね。
続いてSSDです。
右手前にM.2のスロットと、2.5インチ用スペースを発見。
なんでも、動画サイトによると、ノート用のSATAケーブルが付属しているそうな。
「え~、そんなの入ってなかったよ~」
そう思って、もう一度PCの入った箱を開けました。
左右にはACアダプタと電源コードが入っているスペースがあって、中央には取説が入ってた凹み。PC本体を収める為に全体が少し低くなっています。
「なんだよないじゃ――んん??」
そこで、気づきます。
なんか、取説が入っていた上というか奥側というか、なんか開きそうです。
まっさかな~、と思って開けると、なんとそこには数個のネジと、横長端子がついたフラットなコードが入っている袋が…!
購入してから2年4カ月、全然気づきませんでした。
中には動画サイトの情報通り、電源とデータ用の端子が一体になったケーブルと、2.5インチ固定用のネジでした。
よく見てなかった~、というか、気づかなかった~。
とにかく取り付け開始です。
まずはPC本体から固定用のスペーサを外し、購入した1TBのSSDを位置を合わせて横からネジで固定します。続いてケーブルです。動画だと折り曲げていたので、取り回し的にいい感じに途中で折り曲げが必要みたい。
本体側の挿し込みも、ちょっとビビりました。端子の固定部を上げて、ケーブル先端の青い部分を最後まで押し込んで、固定部を下ろす。これでいいの?と思いながら、本体側を固定し、あとは四苦八苦しながらなんとかケーブルに曲げを入れていい感じにベイとバッテリーの隙間にケーブルを収めました。最初ここかな、と曲げを入れてから繋げたら、曲げる方向逆だと気付き、すぐに曲げ直しました。こういうケーブルは、特に曲げに対して断線するかも、という恐怖がちらついてしまうので、慎重に曲げを修正しながら作業を進めました。
最後に固定用ネジで上から4カ所固定して、完成です。
蓋を閉めて、ネジ締めて、さぁ起動だ!
SSDをフォーマットし、領域解放!
メモリはどこを見る?ひとまずタスクマネージャでいいか!とパフォーマンス画面を見ると、しっかり16GB認識してました!
今年の夏の冒険でした。
初めてのノートPCバラし、メモリとSSDの増設を経験したわけです。
そういえば、この本体裏蓋を開けちゃうと保障対象外になってしまうんですが、ちゃっかり公式付属品でストレージ増設用のケーブルがついてるあたり、やっていいのか悪いのかどっちなんだよ、と思ってましたが、この辺は「自己責任でやるならやっていいよ。知らんけど」ってとこなんでしょうかね?
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