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忘れられないものを無理に忘れようとするのはかえって思い出すきっかけになり「忘れられない元カレ」という存在に勝手に妙な罪悪感を抱いていた。


失恋というのは1つの恋の死だと思う。無理に忘れる必要もないのかもしれない。


「自分の恋人だった人」という虚像の死を弔いたまに思い出すのもまたそれは供養である。


ワタシは「ワタシの彼氏だったアノ人」の死と向き合いつつ今を懸命に生きている。そう思えるようになるまで付き合っていた時間の何倍もの時間がかかった。



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