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あの頃流行っていたSNS。実名を使い、現実世界での繋がりが大きく影響した。
「友達の友達」という繋がりで、アノ人と女性が仲睦まじい様子の投稿が流れてきた。
心拍数が急激に上がるのを感じた。見ない方がいいと思いつつ、その子のプロフィールページに飛ぶ。
その子はアイツに聞いていた「新しいカノジョ」とは別の子だ。たった半年ほどで新しいカノジョが2人も…。ワタシが知ってるアノ人はそんなタイプではない。
きっと、きっと…この2人よりワタシは大切に向き合ってもらってきた。たったこれだけの情報からそんな都合のいい妄想をして無意味な優越感に浸る。
付き合ってるときにアノ人がくれた「今までの彼女とは好きのレベルが違う。」という言葉がこの期に及んでも胸に染みる。
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