第8話 配下増産
あのボスを倒してから俺もかなり強くなって、それを確かめる為に鑑定を発動してみる事にした。
名前 シリウス・ティンジェル・ナインバックル
種族 半魔人
種族系スキル
魔翼Lv0
肉体系スキル
鋼体Lv2.呪体Lv2.目Lv5.魔眼Lv1.魂視Lv1.爪Lv1.心臓Lv1
汎用系スキル
鑑定Lv1.思考加速Lv7.演算処理Lv1.記憶Lv3.集中Lv6.超速読Lv1.認識加速Lv4.観察Lv1
戦闘系スキル
体術Lv8.格闘Lv7.剣術Lv1.隠密Lv5.暗殺Lv2.呪攻撃Lv2.見切Lv1.回避Lv1.衝撃付与Lv1
異能系スキル
回復Lv1.硬化Lv2.魂魄蒐集Lv1
強化系スキル
肉体強化Lv2.魔力強化Lv1.回復強化Lv4.打撃強化Lv4.視覚強化Lv1.部分強化Lv1
魔力系スキル
魔力精密感知Lv1.魔力探知Lv1.魔力掌握Lv1.魔力回復Lv5.魔力消費緩和Lv1.無属魔法Lv2.死霊魔法Lv1
知識系スキル
基礎魔法言語Lv10.応用魔法言語Lv4.技能知識Lv6.魔法知識Lv4.職業知識Lv5.魔物知識Lv3
耐性系スキル
疲労耐性Lv1.恐怖耐性Lv1
禁忌系スキル
神呪
SP 38
称号
<世界敵候補><人族の天敵><神に呪われし者><呪を身に宿し者>
とこれまでの特訓や苦戦がむくわれているかの様に俺は強くなっていると言う事に喜んで、それから迷宮の最奥に入ってみる事にした。俺の予想が正しければこの先にダリウスとか言う奴がいるのだろうと予想して入ってみると、予想外でもぬけの殻だった。
それでも中心地になにやら巨大な玉が鎮座しておりそれを鑑定してみると、かなりヤバそうな情報が出来来た。
名前 魔城ヴェルトールの核
分類 未解明
品質 神
説明 魔城ヴェルトールを含むこの島の中心地であり常時莫大な魔力を生成してしまに還元している
と言う説明が在ってこれに触れてみる事にした。そうすると何時ものシステム音声が聞こえてきた。
《魔城ヴェルトール正式所有権を有しています。
正式所有者となりますか>Yes/No》
と出てきて俺は咄嗟にYesを選択するとこの城の所有権が入ったのだと分かって、それに伴ってこの城の全機能に関して干渉する事が可能になったが、可能なのと実際できるかは完全に別問題で、まぁ第5資料室の封印とか第10資料室の封印は頑張っても出来そうになく唯一出来そうなのが、出入り口の封印解除と言う目から鱗レベルの情報だった。
「と言うか封印されてたの?この城」
思わず素が出たがそれ位驚いて、それから取りあえず資料室に戻ってこの城や魔人の情報を仕入れて、色々考えを纏めてみようと言う事で、魔人に関する本を見てみたら、案の定ダリウスに関する情報があった。
何でも魔神の成り損ないとか言われてる奴で、ぶっちゃけるなら魔人の中でも最強格で下級とは言え神を追い返す程の実力を持っているそうで、現在は絶海隔離牢獄島の中にある、多元扉の館の扉の一つの封絶の間の中にある、神級封印の書物の中に封印されているらしく、今では世界のどこかに自己封印を施した分身が活動しているらしく、その自己封印自体が強力過ぎて、分身自身にも破れないからその上で分身を作り出しそれがメインで活動しているらしく面倒くさそうだなと思っていた。
因みに本の中の推論になるがメインで活動している分身の強さ自体はお世辞にも強いとは言えないらしく、一度だけ下級神官戦士と戦った所を見た奴がいたらしいが、結構ボロボロにやられていたらしく、もしも会うのなら色々な封印を破るか分身体を都合よく見つけるしか無いのかと言う、結構ガッカリとした感情が浮き彫りになっていたが、無視してこの城から出るために入口の方に足を運んだ。
そうして外に足を運ぶとこの城の外には大森林が生い茂っていて、人が満足に歩く事など出来ないんじゃないかと思っていた。
それに若干萎えたのと、それに対処する為のスキル探しにスキル資料室に行こうと思ったがその前にこの城の周囲に生えている植物や魔物を調べるために色々な資料室に足を運んだ。
《新しく知識系スキル<植物知識Lv1>を習得しました》
《新しく知識系スキル<動物知識Lv1>を習得しました》
《新しく知識系スキル<加工知識Lv1>を習得しました》
…………………
それから数々のスキルを習得してからいざ大森林へ行こうと言う所で、公式からのお知らせが届いた。その内容は<第1回公式大会~聖女の悪夢~のお知らせ>という内容で再来週の日曜日の午後13時~15時の間で大会を開くらしくそれの案内で、参加か非参加かの選択を迫られた。
「ここで実力を出しては後々不利益を被る可能性があるが、それでも私と言う魔王のデビュー戦に相応しいものとなるだろう」
そう言いながら選択欄を参加にしてそれまでに戦力増強をしないとなと言う事で、地下迷宮の方に足を運んで鑑定をしてみたら称号<ダリウスの眷属>と言う称号が消えていた。多分この迷宮を私が支配した事で、ダルシアとか言う奴に関係が無くなったのだろうと思いながら、使役のスキルを習得しようかなぁとか思っていたが、咄嗟に止める事にした。
「これらを使役するのにスキルを習得するよりも一度殺し死霊魔法によってアンデットを作り出す方が手っ取り早いか?」
そんな事を考えながらスケルトンを何体か殺してそれで死霊魔法によって俺の眷属を4体程新たに作り出した。こいつらの役割は1体目が生産系2体目は採取系3体目が魔法系そして最後の4体目がそれらの護衛の個体に決定した。
まぁ唯のスケルトンじゃ知能が足りないから先ずスケルトンメイジに進化させる必要が有るが、魔物を進化させることは非常に難しいが、死霊魔法で作り出したアンデットの場合結構簡単に進化させることが出来るのだ。まぁ取りあえず第3・第4階層で戦闘をして集めた魔晶石の内スケルトンメイジの魔晶石を取り出す。
そしてここから新しい魔法が必要になってくるが、当然その魔法は死霊魔法の本に書かれておりそれを読み解く事にした。
《新しく魔法<アンデット改造>を習得しました》
取りあえず3体にスケルトンメイジの魔晶石を加えるために<アンデット改造>を発動させて、スケルトンをスケルトンメイジに進化させる。
その上で取りあえず魔法書を読ませる事にした。因みにその理由はスケルトンメイジの上位種のリッチに進化させるためにその為には、魔法スキルを2つ習得する事が必須らしく結構面倒くさいなと思いながら続けていた。
それからリアル時間の方で2日経って漸く3体のスケルトンメイジがリッチに進化して、その影響で知能が大幅に上昇して話す事が可能になったらしいが、それでもそもそも呻き声が声に聞こえなくも無い程度だから殆ど無意味だった。それからそれぞれ生産系のスキルに特化させる個体と、2体目が採取家と言う採取系のスキルに関してのみだが効果を上昇さることが出来る職業に就かせた。それから3体目は魔法関係の書物を読み漁らせて、取りあえず後々作るであろう魔法部隊の前身となるかもしれない個体を作った。
そして最後の個体には現状の物資不足のせいで融通出来る武器が無くて、格闘系のスキルに特化させておくことにした。現状この個体は採取係と新しく作り出したスケルトンメイジで運び屋の職業に就かせている個体の護衛として活躍してもらうつもりだ。
そうして現状切る事が手札は全部切ったが、それでどうなるのか楽しみの思いながら待っていると第1倉庫と名のついてる倉庫に結構な物資が入ったというから、見に来てみれば魔力石とか魔力棒とかの魔力を帯びた素材が数多く収められていた。
それから生産系に特化させるべく加工知識等のスキルを中心に強化した個体に作ってもらった最初の一品がこれだった。
名前 魔力を帯びた石斧
分類 道具
品質 屑
説明 魔力を帯びた素材で作られた故に多少頑丈だが作り手が未熟故にすぐ壊れる
まぁ仕方が無い何せ加工のスキルとか習得していなかったんだから問題なしとか思いながらその石斧と同じく作ってもらった石の鶴嘴を持たせて探索に向かわせた。
そうすると今度は結構多くの荷物を持ってきて荷物持ちに鞄を持たせたい事態になってきた。まぁそうするための布とか無いから仕方ないけど、何れ解決したいよなぁとか思っていたら今回はイノシシと会ったらしくてそいつを倒して、その肉体を皆で持って帰って来たらしい。
「私が今望んでいる物を的確に献上したな。よくやったこれからも仕事に期待している」
そう言いながら今回は俺が加工をしてみる事にした。
《新しく生産系スキル<加工Lv1>を習得しました》
《新しく生産系スキル<革加工Lv1>を習得しました》
それからスキルを習得して、本も読みこんでから革を加工してみたが、そもそも解体のナイフとかも無いから生産特化に急遽作らせてそれで作業する事になった。因みに縫い合わせるのには魔力蔓を活用して、かなり不格好だけど一応リュック?が出来た。これを運び屋に装備させてまた探索に行かせた。
そんな事を何回か繰り返していると、次第に鉱石や枝とかも採取するようになってきて採取のレベルがあがったのかなかなぁとか思いながら彼らが作業するのを自分の強化をしながら横目で見ていた。
あとがき
☆や♡フォローは作品を投稿する上でモチベ上昇につながるのでよろしくお願いいたします。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます