幾星霜の時を超えて（仮）

第8話

「jbngjsbgvjlaffk,bfhsjgihowjjjfialsjjdfiofgoieffsfjgpepsldfmoopa!」

レイは男たちの言語がまるで理解できない。

「dodoiopkdpkjwquihrfjaosodjkaowodwmowodopwjjd!」

男どもは再び何かを叫ぶと腰の剣を抜いた。

剣はどうやら西洋剣のようで、鉄でできていた。

レイは鉄の剣なんかでどうしようというのだと思いつつも、対話の道を探す。

「どうか剣を収めてくれこちらに敵意はない。」

だがどうやら伝わらなかったようで、むしろ余計に怒らせたような気がした。

仕方がないのでアテナに翻訳を頼む。

『アテナ、この男どもの言っている言葉の解析を頼む。』

『了解しました。サンプルが少ないため不完全とはなりますが、５分ほどで言葉が理解できるようになります。』

レイはつまり５分は対話ができないのかと悲しんだ。

なぜならそんなに長いと殺してしまいそうだからだ。

「jnveuhofo!」

男は短く叫ぶと、ほかの男もレイに向かって剣を振りかざしてきた。

レイはその剣をナイフで軽く受け流そうとした。

しかしレイのナイフと男たちの剣とでは性能に差がありすぎて、剣が粉々になってしまった。

これにはレイも予想外で、やってしまったと反省した。

男たちはレイを化け物を見るかのような目で見て恐怖していた。

レイは虚空から拘束具を出し、男たちを縛った。

「おいお前ら、いきなり襲い掛かるとは何事だ！」

「fdhiaojfoih!」

「はあ、埒が明かないな。」

『アテナ、解析は終わったか？』

『はい今完了しました。』

そうアテナが言うと男たちの言葉がわかるようになる。

「ｔ、たｓけｔくれ！oretがわるかｔｋｒ！おねgiだ！」

「オイ、おｒのコｔバがわかるカ？」

レイは対話を始めた。