ありがとうございましたへの応援コメント
完結、おめでとうございます。
僕としては珍しく、ほぼリアルタイムに近い感じで追いかけてきた気がしますが、そうか半年が経っているのですね。
作中の彼らだけではなく、読者の我々も何か成長できたのだろうか、そんなことをふと思いました。
ポート街が好きなので、最後の場面が詩人のお姉さんの前というのは嬉しかったです。
執筆、お疲れさまでした。
作者からの返信
天野橋立さま
これまで応援していただき、ありがとうございました。
毎日投稿をしたら読者の皆様のご負担になるのでは……という心配もあったのですが、お読みいただけてとても嬉しく、励みになっていました。
いつの間にか連載開始から半年が経っていました。時の流れは早いですね……。
中等学校生達の生活を書く中で、私も青春時代を思い出したり、人生の課題に思いを馳せたりしました。
大人になっても考えなければならないことはたくさんありますよね。
執筆を通して青春時代を疑似体験し、自分自身と向き合う時間にもなっていたような気がします。
最後までこの作品を書くことができて本当によかったなと思います。
この作品はポート街で始まり、ポート街での交流を通してシャルルが成長していくお話だったので、ラストシーンも絶対ポート街で!と決めていました。
特別なエピソードで終わったわけではないのですが、静かな終わり方がこの作品には合っているような気がします。
改めて、長い間お付き合いいただきましてありがとうございました!
編集済
ありがとうございましたへの応援コメント
完結おめでとうございます。お疲れさまでした。なんというか、うまく言えないのですが、「物語」と「小説」と少年少女たちの成長とが、足並みをそろえ着実に進んでゆく作品だったと思います。
そのテンポの心地よさを、少年少女の喜びや希望や悲哀とともに味わわせていただきました。ほぼ毎日の更新で、大変だったでしょうけど、わたしにとっては日々の楽しみのひとつになっていました。どうもありがとうございました。
ちょうど自分でも同年代の少年少女のお話を書いていたこともあって、楽しかったです。
作者からの返信
猫村まぬるさま
こちらこそ、ここまで応援していただきありがとうございました。
後半は毎日投稿だったのでお読みになるのも大変だったと思うのですが、読了マークやXでのいいねなど、毎日励みになっていました。
作品をお楽しみいただけたとのことで、とても嬉しいです。
諦めずに書いてきてよかったです。
絶対完結の目標の下、クオリティーにはほとんど目を瞑って執筆をしてきました。
我ながら読みにくい部分やちょっと文章構成がおかしいぞと思うところもあったのですが、そんなことを気にしてたら完結しないなと思って、お恥ずかしながら文章の出来はアレレ……な感じになりました。
完結の目標を達成したのでもう何もかも全部合格ということにしておきます。笑。
書きたいことは全部書いた!ヨシ!
くるりちゃんとまもるくんも青春真っ只中の少年少女でしたね。
スウィルビンが完結間近だったこともあって、方違さんはどんな終わり方をするんだろうと楽しみに読ませていただきました。
私はあの終わり方が好きです。くるりちゃんとまもるくんらしい終わり方だったなと思います。
重ね重ね、ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました!
第67話 提案への応援コメント
ああ、よかった。たとえこの先どう転ぶにせよ、よかった。救われた気がします。おとなの知恵というものは、あるいは知恵のあるおとなというものは、ありがたい、得難いものですね。
作者からの返信
猫村まぬるさま
ありがとうございます。
サクシードの罪は消えるわけではありませんし、現実世界にもこういうことをやらかして救済されないまま放置される少年少女も多くいると思うのですが、私の考える物語の中くらいはこうした救いがあってもいいだろうと思って書きました。
本当にこうした大人の存在はありがたいと思います。
家族でもないのに近所の子供達を無条件に愛してくれる大人の存在は私の思春期にも身近にいましたが、ちょっと孤独な時にタイミングよく声を掛けたりしてくれて救われたことを思い出します。
サクシードにとっても色んな意味で力(知力とか財力とか包容力とか)を持っているトムじいさんの存在はきっと救いになると思います。
第45話 メッセージへの応援コメント
この一枚のはがきに描かれた風景が、今後の彼の人生を予告しているような、そんな救いのような感じがしますね。実際はどうなるか、そんな簡単ではないのかも知れませんけれど。
作者からの返信
天野橋立さま
ありがとうございます。
トムじいさんから届いたこの葉書きでサクシード自身も救いを見出してほしいですが、まだまだ暗闇でもがいている感じがしますね。
サクシードが自分の罪とどう向き合うのかで将来が変わってくるような気がします。
第28話 気鬱への応援コメント
「心の骨格ががたついて歪んでいく」からの一文がとても良いですね。
サクシードの、自分自身でもどうにもならない孤独な在り方が伝わってくる気がしました。
作者からの返信
天野橋立さま
ありがとうございます!
自分の心が歪んでいるのを、サクシードもはっきりと自覚しているのですよね。
些細なことで他人に憎しみを抱いてしまう自分の凶暴さを持て余していると言いますか……。
作中で最も孤独な存在だと思います。
作者目線で言いますと、こんな凶暴なキャラクター、どうやって着地点を見つけたらいいんだろうと頭を抱えてしまいます。
あっさり許されて『はい、ハッピーエンド!』というわけにもいきませんし、あまりにも重すぎる罰を与えるのもどうだろうと思いまして……。
こんなに作者を悩ませるなんて、つくづく罪深い問題児だなと思います(溜息)
第23話 すれ違いへの応援コメント
サクシードについての、各方向からの書きこみが、以前のバージョンよりも腑に落ちて、自然に読み進められます。
荒ぶる狂気の少年が、生身の少年に生まれ変わったような。
狸にとっては昔なじみに思える少年少女たちの思春期、今後も楽しみにしております。
作者からの返信
バニラダヌキさま
ありがとうございます。
この作品を書き直す時に一番心配だったのが、読者さまとの間に精神的齟齬を起こすことでした。
今でもはらはらしながら書き進めていますが、コメントをいただいて、その辺はクリアできていたのかなとほっとしました。
私の記憶が間違っていなければこの作品を最初に書き始めたのはだいたい20年前……。
こうして1から連載をやり直し、バニラダヌキさまに見守っていただき、本当に嬉しいです。
今度こそ最後まで書き切りたいと思っていますので、もうしばらくお付き合いいただけると幸いです。
第8話 セルシオとパルへの応援コメント
林檎の詩の最後がいいですね……。
作者からの返信
天野橋立さま
ありがとうございます。
詩人の出てくる話なのに私自身が詩を書くことに慣れてなくて、『本当にこんな詩でいいのか……?』と悩みながら書くのですが、そう仰って頂けると励みになります。
あと1、2作ほど書かなきゃいけないかなと思っているのですが、いい詩が書けますようにと今のうちから神頼みをして…………いやいや、感性磨いて頑張ります!
編集済
ありがとうございましたへの応援コメント
完結、おめでとうございます!!
狸がまさに中高生時代に接していた、西洋の古典的青春文学のような風合いに、耽溺させていただきました。
この街がまだ別の名称だった頃から、約20年間に渡るスエテナター様の奮闘をあちこちでお見かけしていた狸としては、これら愛しい少年少女の旅立ちを無事に見届けられて、感無量です。
商業作家ではない我々にとって、まずはひとつの物語を語り終えること自体が、物語そのものへの誠意なのだと思います。
この青春小説も、当初の綿密な情景描写や心理描写を貫いていたら、みっちり活字の詰まった分厚い世界文学全集で、どーんと一巻分を占めるような大長編になっていたでしょう。
それで食える人か、元々働かないでも食える人、あるいはすでに人生を捨てた人でないと、なかなか語り終えられる世界ではありません。
孤独死必至の野良狸とは違い、家庭生活を営みながら種々の物語を完結されるスエテナター様に、心より敬意を表します。
作者からの返信
バニラダヌキさま
ここまで見届けていただき、ありがとうございました!
最初は別のサイトで連載し、次はまた別のサイトで連載し、どれもこれも上手くいかず……何度目の正直なのか自分でも分からなくなってしまいましたが、ようやく最後まで書き切ることができました!
こうして最終回までお目に掛けることができてよかったです。
昔のような分厚い描写をしていたらどんな作品になっただろうなとぼんやり考えることもあるのですが、やっぱり今の私には、あの勢いを維持しながら作品を完成させることは難しかったと思います。
若い頃、無限にあったあの時間はどこへ行ってしまったのか……。大人になると時間のやりくりも大変になるものですね……。
それでも再挑戦するからには絶対完結!それ以外にはない!と思って書きました。
情緒的な描写はずいぶん省きましたが、読者の皆様の反応を拝見する限り、この作品で描きたかった空気感は最低限表現できたのかなと思います。
20年間、この作品を忘れずにいてくださってありがとうございました。
本当に最後まで書き切ることができてよかったです。