こうした場面が何回も何回もありました。
いきどおりをぶつけられることも多くありました。
励ましなんて意味も無いし、まして大変ですねなんて言えるはずもなく。
患者さんの言われた言葉を返すだけと
なってしまいます。
しかし、看護師も人なので、ショックなんですよ。やはり、良くなってもらいたいですから。
作者からの返信
菜の花のおしたし様、コメントをありがとうございます。
そうですね。
気持ちを投げられたとき、どのように返すのか。返すことが出来るのか迷うことが多々ありました。
看護師は、投げかけられた言葉やサインに返さなくてはと思う。
正直、しんどいこともありました。
でも、時にそのやりとりで好転すると嬉しくて。
この短歌の患者さんの時には、噯語を探したけど見つからずご自身から出た言葉を繰り返しただけなのですけど。
カウンセリングの基本のひとつだったのかなと。
それでも、少しのやり取りで、患者さんの心が軽くなった瞬間に携われたことは、看護師冥利かと。
私はそのような状況に(どちらの立場にも)なった事がありません。
でもすごくその時の様子が伝わる短歌ですね。
変に言葉を掛けられない時は、もう、ただただ。その方の話を聞いて、同じ気持ちでいる事しか、寄り添い方がわかりません😥
これから私の周りの家族も、歳をとって、同じような出来事に遭遇するかもしれません。
その時自分に何ができるのかな……と、ふと考えてしまいました。
作者からの返信
ヒニヨル様、コメントをありがとうございます。
「その方の話を聞いて、同じ気持ちでいる」とても大切なことで、寄り添うための全てのような気がします。
本来は、噯語(その人がその時に必要としている言葉)も、そのような状態の際にはいらないのかもしれません。
実際にその時のその人にとっての噯語は、ご自身から出た言葉でしたので。