第4話 魔導訓練

「おーし、じゃぁ3限目は魔導訓練だから着替えとけよ~」


 俺らの1年二組の担当である西村先生がそう言う。‥そうか次は魔導訓練かぁ‥‥

 なぜ俺がこんなにも気分が下がっているかと言うと前回も説明したように俺はなんの魔法の適性があるのかわからないのである。


 この世界には主に「火・水・自然・光・闇」の5つで別れているそれぞれ「火力の火」、「数の水」、「自由の自然」、「癒やしの光」、「禁忌の闇」というふうに言われている。


 しかしそこから派生されてできた属性もある。例としては自然から派生された健吾の身体強化が主な地の属性や水の派生である白石さんの氷の属性などがそうである


 それに対して俺は‥無!ないのである!一応魔法の適正はあるのだが‥審査員の人も最初は水晶玉の故障かと疑っていたが何回やってもただ何色にもならず光るだけなので「新しい属性かもしれませんね!」と言っていた。あぁ‥あとその後にきいたんだが

 正確には無色ではなくてであると教えてもらった


 まぁそんなこんなであまり俺は乗り気じゃないのだ‥入学してから数回授業があったが‥火の玉やら木のツルやらみんなが派手な魔法を使っている中俺は‥‥‥‥‥いや‥まぁ‥魔法がつかえないわけではないのだ‥ただ‥その‥‥  「‥ぉい」   「おい!」                     ゚д゚)ハッ!


「おーい!黒沖聞こえてるかぁ~?」「きこえてるかぁ~?」


「お前早く着替えないと遅れるぞ〜?」「そうだぞぉ〜?」


「あぁ‥すまん!ちょっと考え事しててボーとなってたわ‥」


「おいおい大丈夫かよ?熱でもあるんじゃねぇのか?」


「熱があるなら僕に任せろい!」そう言って桃地が俺の額に手を当て詠唱を始めようとする‥


「ちょ‥大丈夫だってばー‥桃地も大丈夫だから魔導訓練の前に魔法使ったらMP切れるでしょ」


「‥?いや?僕は何回使ってもなくなる気配はないから大丈夫だよ?」


「あぁ‥そうだったな‥お前‥MPの量がおかしいんだったな‥」


 魔法に適正がある人でも魔法を数発出すだけでMPが切れてしまうのが普通でありましてや人の怪我や病を癒やす光だなんてもってのほかである。普通の治療術師なら数回でMPが尽きるところを桃地は涼し気な顔で連発できるという恐ろしいMP量の保有者である。だからこそこの学園に来れたのだろう


「まぁ‥僕の事はどうでも良くて‥早く着替えないと本当に遅刻しちゃうよ?」


「うわっまじだ早く着替えねぇと!」


 あと数分で授業が始まってしまう俺は素早く体操服に着替え、訓練所に向かった


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 訓練所に着いた俺たちはクラスのみんながもう並んでいることに気づき素早く列にならんだ


「おーし!みんな着いたな〜?今日はまずストレッチをしてから各自自分に合った練習場で訓練する予定で行くぞ〜。てなわけで二人一組でペアになったストレッチをしといてくれ〜」


 準備体操かぁ〜‥まぁ適当に誰かと組めばいいかぁ〜なんて思っていた矢先


「ねぇ!」と後ろから声がかけられる


「えっ?」‥俺はこの声を知っている


 振り返ると普段の魔導訓練では女子に囲まれて俺とは話す機会もない白石さんがそこにはいた‥なんだろうと疑問に思っていると‥‥いきなり白石さんが爆弾発言をした


「私とペアを組んでくれない?」




「…は?」




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                白石 愛莉


               好感度  5%


                うわぁレベル


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 どうもみなさんまよつなです!


「続きがみたいよ〜気になるよ〜」という人がいれば❤や⭐、コメントしてくれるととってもとっても嬉しくて創作意欲が上がりますのでぜひ!よろしくお願いします!!

頑張って書いていくのでよろしくお願いします!


 |Д´)ノ 》 ジャ、マタネ~!

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3話ごとに5%君のことが好きになる白石さん まよつな @mayotuna

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