第13話


監督。


——堀田美咲の朝は早い。


朝6時に起き、6時半から朝食を食べ終える。


朝7時にはあの子へ大量のメールを送りつけ、

デイリーミッションを消化する。


達也だっけ。あの子の才能を活かせれば、私の夢、会社の起業に一歩近づく。


だからこそ、あの子は逃してはいけない。逃せば上に怒られる。


ただ今あの子の扱いで上が揉めまくってるんだよねー。


エキストラではなく主演としての雇用。当然ギャラは発生するし、しかも達也が事務所に所属してないのがこれまた問題をややこしくする原因となっている。


いやまぁ当たり前と言っちゃそうなんだけどねん。


それと主演を勝手に変えた事に対する放火が毎日の様に続いている。要はTwitterで大炎上を引き起こしている。


楽しみにしていた人たちには本当に申し訳ないと思う。匿名の暴言、批判などは甘んじて受け入れるしかない。


何かうちに実害がない限り、行動を起こすことは無理なんだよねん。


この辺りはほっときゃじきに収まる。


ブフォ恋の公開が一ヶ月後。達也の演技を見れば考え方を変えるだろう。それまで大人しくしておこう。


そう思いベットの上の布団を引っ張り、二度寝を再開するのだった。





────────────────────

後書き!!


今回超短いです。なので、今日中にもう1話更新頑張ります。9時までには公開しますので楽しみにしていただけると幸いです。


それと個人的なお願いです。


1章の後書きでも描きましたが、この作品はある目標を持って書いています。


そのためには多くの方の目に触れる必要があります。


なので、もしまだ星を入れてないよって方がおられましたら星を入れてくれると助かります。


これは強制では無く、お願いです。

その点の理解をお願いします。


では次の後書きで!

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