第13話 コロナってました・・・。

お久しぶりの更新となってしまいましたが、なんとか生きてます。

実は12月に作品を作ってから、クリスマス辺りに人生初のコロナに罹患してしまって急遽病気休暇を取る年末になってしまいました。

今日はその時の様子を綴ってみたいと思います。


・・・痛い。喉がめちゃくちゃ痛い。そして何か熱っぽい。恐る恐る体温を測ると8度3分。ドキッとした。まさかコロナ?もしくはこんなに高い熱が出るのだからインフルも考えられる。しかし、私には年休がないので休むこともできない。仕方なく市販の風邪薬とバファリンプレミアムを飲んで出勤。本当に不幸中の幸いで、ものづくりのタスクが終わっていたのが良かった。しかし、職場にいても熱は上がったり下がったりを繰り返し、歩くこともままならない状態になったこともある。今思えば、この時点で仕事終わりに病院へ行くべきだったのだが、何はともあれ「休んではいけない」と思い込んでいたため、無理して金曜まで出勤。しかし、私の喉は限界だった。とにかく唾が飲み込めない。飲み込むだけでも苦行だったし、いつも頭痛の際にお世話になっているバファリンプレミアムが気休め程度にしか効かない。しかものどが痛いため夜は眠れない。食事も、普通の食事が喉を通らず、りんごやみかん、雑炊しか食べられない。この時点で完璧な病気だが、私が頑なに病院へ行かなかったのにはもう一つ理由があった。

抗原検査がトラウマだったためだ。

あの鼻に細い棒を入れる検査、過去に私は咳が止まらず、インフルが疑われた時があった。その時受けたのがめちゃくちゃ痛くてトラウマになってしまったのだ。あとはお金の問題もあった。

なので週末、半分は藁にも縋る思い、半分はコロナやインフルだったらどうしよう、という複雑な気持ちで私はかかりつけ内科に向かった。

そこで熱を測ると、7度8分!!早速隔離され、さんざん検査を渋ったが、最後はかかりつけの精神科に迷惑をかけたくなかったので意を決して検査を受けると・・・。

「コロナです!」「えっ!!」多分10分かからず結果が出てしまった。てか5分も経ってなかったと思う。ワクチンを4回も打ったのに、私はコロナに罹患してしまった。幸い、医学の進歩のお陰で、コロナの飲み薬があるとのことで、その薬と抗生剤などを頂いて退散。

家の自室にほぼ隔離される、とんだクリスマスになってしまった。が、実は悪いことばかりではなかった。というのは、コロナに罹患した場合、5日間病気休暇を取ることができる・・・つまり臨時の連休ができたということだ。復帰してから3ヶ月位、全く休むことなく出勤し続けた私には(ある意味)最高のクリスマスプレゼントだった。そして、年末ということで、私は上司から旋盤のメンテナンスを依頼されていたのだが、それをやらなくて良くなったこと。そして何より、クソ寒い中、しばらく職場に出勤しなくて良くなったことも、私にとっては大きな喜びだった。

療養期間、私はほとんどを寝て過ごし、外出も自粛したため、5日経つ頃には多少咳が出ることと声が若干出しにくいことを除けば、熱は下がり喉の痛みも引いていた。

ちなみに咳は、病院にかかったときはそこまで出ていなかったので咳止めの処方がなされていなかったため、メジコン錠を薬局で買って飲んでいた。が、これもよく効いてくれた。そのおかげもあって、私は仕事納めの日だけ無事出勤でき、年末年始休みは好きなアーティストのライブに行ったり、長野まで初詣に行ったり、東京観光したりと大いに楽しむことができた。その間、世の中は大変なことになってしまっていたが、1人でも多くの人が、1日も早く日常を取り戻せるように精一杯祈っている次第である。あとはコロナやインフルに感染しないように、とも。

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