ディアボリカで1番どうなるかワクワクするところは国同士の諍いです。今は一方的に協約を破棄した人間の国が悪役のように感じますが、内情が謎に包まれており、きっと一筋縄で行かないストーリーだと確信しています。村での脱出時のいざこざを読んでいると、単なる悪役では済まされることはないはず。
　
　と、ここまで国際情勢を語りましたが、ミクロマクロの観点で言うと中間あたりの話です。
　ディアボリカは黒竜という最大の謎を孕んだ世界(マクロ)と主人公や従者の感情の揺れ動き(ミクロ)の話も細かく作られており、読んでいてとても楽しいです。これはどうなる、あのキャラはどうなる、彼らはどうなってしまう！そんな感情に突き動かされます。
　
　続きが更新されるのを楽しみに待っています。