特別編 注目の作品の巻
【はじめに】
今回は特別編。とあるコメントがきっかけに筆を執っています。というのも、そのコメントによれば
「注目の作品に載ると、PVが跳ね上がるようです」
とのこと。
やはりですか。やはりそうですか。皆さんも小説をいわゆる「伸ばす」方法はPVを稼ぐことであると考えていると思います。私もそう思います。
ですが、先ほどの耳寄り情報を聞いて、ここに来て別の考えも出てくるのではないでしょうか?
「じゃあ、その注目の作品や他の読者の目に付くには?」
そうですね。私も知りたいです!なので考えてみましょう。
【大前提の話】
まず大前提から。また長くなります、少し読み飛ばしてもいいですよ。
さて、現代社会で「モノを売るとき」に最も力を注がれるのはなんでしょうか?商品の開発の段階?
それとも機能や、性能?素材なんかも良いかもしれません。
しかし、これはどれも二の次ですね。
これは「広告」が答えになると言えるでしょう。
そして、これはあらゆることに共通します。ネットが普及した情報時代の今ではこれほど重要なことはないでしょう。
こんな作品がありますよ!こんなストーリーですよ!こんなキャラクターがいます!そんな感じですよね。
情報が多すぎる今、自分の存在をとにかくアピールすること、これはかなり重要です。
どんな良い作品も見られなければ記号の羅列となってしまいます。悲しいですね。
存在を示す__言い換えれば、これは注目や人を集めるということ、もっと突き詰めると信頼を集めるということに似ています。
そして、人気なものや流行りなものはそれを保証してくれるのです。
おそらく、私自身も無意識に感じていたので最初にジャンル選びの話に行きついたのでしょう。
そのため模倣やオマージュはアピールにはやはり有効的です。
いかんせん創造力を使う我々にとっては苦しい話ですが、だからこそわずかな所で個性を光らせる努力ができると考えなおしましょう。
【本題】
さて、注目の作品に載る条件ですが、自身の状況から推測して何となくの法則を導き出しました。
はじめに言っておきますと、カクヨムのランキングなどのシステム、正直不明です。かなり複雑でしょう。
とはいえ何らかの計算式が無くてはできないことです。
おそらくこの計算式自体はそこまで複雑ではないと思われます。それでも複雑に見えるのは多くの「要素」があるためでしょう
(まさか平方根や累乗などの統計的な計算をしている訳__いや、もしかするかも知れないですが。考えたくないので除外です。)
その「要素」は
・☆を獲得する
・♡を獲得する
の二つがやはりポイントになってきそうです。
ただし量は関係なさそうです。
ここ数日、自分の作品がもしかしたら!と思って見ていました。まあ無かったのですが。代わりに良い情報を得ました。
注目の作品にあるのは、もちろん☆のトータル数が多い作品が多いですが、同時に一桁台のものも、まあまあです。
どうやら、その総量はそこまで関係ないようです。
♡数もアクセス数をちらりと見た限りではまちまちでした。
なので、どのくらい持っているではなく、どのくらい獲得したか。
増加量がポイントとなるのではないでしょか。
そして、そこに様々な要素、PV数やフォロー数などが細かく関係し、表示されない内部のある一定の評価点に達すると「注目」になるのでは、と思いました。
もう答え合わせも出来ないですし、分からないことがあまりに多すぎるので「かもしれない」の領域は確実に出ない、予想もいいとこ妄想の域ですが、そんな感じがします。
もっと言えば、おそらく各人が見ている「注目の作品」は異なる可能性があります。というか多分そうです。
その人が見ていたり、投稿しているジャンルに偏って、「注目」が決まるようです。
なので、ジャンルをまたがり新規読者を獲得するには何かしたの工夫が必要となるでしょう。
さて、じゃあそうなると「注目の作品になるとPVが伸びる」これはいいよ、でも「PVが欲しいなら、注目の作品に入らないといけないじゃん」と思いますね。
循環論理です、これはいけない。
もちろん、PVを伸ばすにはランキングに入るなど、他の方法もありますが、まあ現実的ではないのは言うまでもないでしょう。
(そもそもこっちも『ランキングに入る⇒PV獲得』でもそのために『PV獲得⇒ランキング入り』を狙うというループになってます)
そこでです。生粋の企画論者こと、私はやはり「企画の活用」を推したい。
企画の文言にはこういう一言があります
「同じイベントに参加している人からの作品への評価はランキングに反映されません」
これってランキングには反映されないものの、もしかしたら注目の作品は例外なのではないでしょうか。
(追記:どうやら【注目の作品】は日間ランキングに影響されているらしく、この論理は使えなさそうです……)
企画は交流を広げるのにかなり活用できます。
カクヨム最強のシステムの一つにして、他のサイトと一線を画すものです。
(他のサイト全然知りませんけど……)
もう一つ心あたりと言えば、私が企画を頻繁に変えていることです。
あまり一つのところに留まらず、なるべく多くの企画に参加している点です。
なるべく交流を広げたり、目に留まる確率を上げるためにしていたことですが、それがそのまま新規の☆、♡獲得に繋がったと思います。
さらにもう一つ、時間帯のこだわりを話しておきたいです。
今、連載をしているのが3つあります。
1つ、異世界もの
2つ、現代もの
3つ、この評論
2つ目を除き、必ず朝の6時に予約投稿するようにしています。
これを書いた日と同日に、近況ノートを書きました。
そこでは「深夜に800前半くらいのPVが朝起きたら900前半になって驚いた」みたいなことを書いた気がします。
そう、深夜の伸びは絶望そのものです。深夜1時を過ぎると、魔の時間がやってくるのです。
勝手な予想ですが、カクヨムユーザー層は10~30代の年齢層が厚いと思っています。学校、仕事、何の理由にしても深夜まで起きているメリットがあまりない人々ばかりです。
というか、ぶっちゃけどの年齢層でもメリット無いです。
反面、どうでしょう。
朝~午前中の時間帯はかなりおいしい時間帯であると言えます。ちなみに次においしいのは15時以降です。
前者は通学、通勤中、あるいは後の隙間時間やお昼時間。後者では学生以下の年齢層は部活が無ければ、ちょうど学校終わりのころです。
趣味の人であれば読書に十分な時間でしょう。それにそれを少し過ぎれば、場合によってはそこに社会人が参戦し、さらに伸びます。
このように時間帯を気にしても新規獲得を狙えるでしょう。
【まとめ】
さて、今日の話をまとめるなら。
1.注目の作品に入るには☆・♡の「獲得」がキモ
⇒総量ではなく、新規にゲットすることが大事です
2.そのために企画の活用がおすすめ
⇒交流を増やして、自分の作品を広告できるようにしましょう
3.時間帯も気を付けてみよう
⇒予約投稿は便利ですよ、使ってみましょう。
そして、一番大事なのが「時間がかかる」という意識です。
個々人に合ったモチベーション維持の方法を駆使しつつ、ゆっくりと経過を待ちましょう。焦りが一番の敵です。
それでは、皆様。今回は週末ではないですが、特別編ということでご容赦ください。
また、週末にお会いしましょう!
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