詩 気が付いたら反逆者で英雄

仲仁へび(旧:離久)

第1話



「人類の希望!」


「勇者様の誕生!」


「虐げられた人間国の最後の英雄だ!」


 正直に告白

 ありのままを伝えよう

 なぜか俺は反逆者

 気が付いたら反逆者


 みんな笑顔でわっしょいしょい

 俺は困惑顔だけど


 これどうなってるの

 何が起こった?

 なぜかリーダーになってる

 なぜか英雄呼ばわりだ


「モンスターを指一本で倒したって」


「本当に?すごいわね!」


「魔王軍幹部が冷や汗を掻いて撤退したらしいぞ!」


 訳が分からない日々の始まり

 何も分からない日々の始まり


 小さな誤解から

 大きな状況変化


 些細な言動から

 大事に


「何が何やらどうなってるの?」


「なぜ俺なんかが魔王国滅亡軍を指揮してるの?」


 理想を抱いて前に進む

 同士を励まし命を惜しまない


 誰それ

 何それ

 イミフですけど?


「正直に告白しても良いですか?

 俺はそんな大層な人間じゃないんですけど」




「ストーリー」

 英雄になりたいけど目立ちたくない。

 だって目立つと暗殺されるから。

 それに俺はモブ顔だから、英雄だって言われても信じてもらえない。

 どこかに操りやすい、英雄顔の一般人いないかな。



  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

詩 気が付いたら反逆者で英雄 仲仁へび(旧:離久) @howaito3032

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ