第6話 究極のエタり、筆を折る
「コ、コラッ! ちぇる猫さん!」
カシカシ、ハグッハグッ、ウニャッ
シャクシャク、……フシュンッ(クシャミ)
「止めなさい!俺のペンを噛むな、折れるだろっ!」
私の愛用のスタイラスペン付スマホ(GALAXY)のペンをかじり倒す霊猫のちぇる。
「フミャーッ」
何とか取り上げて事なきを得た。
この愛用のペン付スマホ、寝床だろうが風呂だろうがあらゆる場所で画も文も書ける便利さは最強!
スキマ時間や、思い立った時を逃さない。実際、24時間携えている。(ビョーキかも)
挿し絵作成のため iPad proも持っているが、スマホペンの方が遥かに使い易いので、カクヨムにupした30枚以上の画は全てGALAXYで描いたし、全ての文もアプリ「mazec3」を使ってのSペンによる文字入力なのです。
故にそんな私がもし文筆活動を辞めるときはまさしく「筆を折る」と言う事になりますね。
因みに皆さんの場合は殆どがキーボード入力だと思いますが、ある方などはアマチュア無線局の閉局する際、送信機の電源を切る前の最後の送信信号として「サイレントキー※」と呼ばれるものを発した事に因んで、Web小説での筆を折るのをそう呼ぶのはどうか、なんてシャレにならない呟きを見かけたりも。
(※現在では転じて故人になることを指す場合が多いのでもっとシャレにならない)
では本題に入りましょう。究極のエタりの一つに筆を折る、と言うのがあります。つまり文筆活動を断念すると言うこと。
その最たる要因に反響がない、と言うことが挙げられます。
承認欲求があるのは確かなる人間の証し。恥ずべきことでは無い。しかし無反応はツラいですね。
かと言って流行物に出来るだけ迎合したくない。書きたくないものを無理しても、それで反応が有ったとて嬉しくないと言う意見も見られます。(自分もそう)
実際、星が何千もある作品をいくつも覗いたが中身スッカスカも多く、自分には好めず……。
しかしそれらはニ―ズをしっかり捉えてるという点で非常に優れていると言えます。
今時の読者層の大半にはそうでないと読んで貰えないと言う事ですね。
多少は工夫をしてますが自分の思考系統だと根本的にマジョリティー向けを作るのは無理そうです。
とは言え、過疎ってるのもツラいですよね。
―――では筆を折らない為に出来る事は?
今、自分の目標は、『この内容に共感して貰えたら』という部分に対する応援やレビュー欄へのコメントをまず『10人から貰う』というものに変えてます。
何せ自分は『こんな風に感じ入って欲しい』そう願いなから書いているので、莫大なPV数は要らないのです。心ある解る人に分かって欲しい。
もちろんそれさえも簡単なことでは無いと思いますが、星やPV数を追うより気が楽で居られますね。
そんな風に思えない人、筆を折らないためにこれを読んで、文章活動を続けるか否かを今一度原点に立ち戻るのも良いかと思い紹介させて頂きます。
透明に、散る
https://kakuyomu.jp/works/16817330664017007771
(作者様、リンク承認取ってません。ご迷惑ならすぐ外します)
これは筆を折る人を題材にした短篇で、とても感慨深い物があります。
そしてこれこそ全てのカクヨムユーザーが読んだら良いのでは……とも思える程のお話しでした。
是非、お勧めです。
では今回はこれでおしまい……じゃなくて、
――――
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