第5話 恵多なる天才




今回は天才をテーマにしてみたいと思います。



天才、それは私達の思考を超えたまさに天賦の才能。

このカクヨムにも確実に存在していると思います。



登録してからまだ3.5ヶ月の私ですが、この間、物珍しさで数百の作品を覗かせて頂きました。

そしてその中には紛れもない天才がいらっしゃる。


自分の訪れたその数百作の中でも3本の指に止まるほど、美しくも言葉の力を持った文章を書かれるとある方。


文章付きレビュー欄の熱狂ぶりを見れば、星の数が偽りのものか本物かはすぐにわかります。

(自分はそれによって、読むかどうかある程度の指標にしています。)


しかしその方は現在、気力が満ちていないとのことで連載は小康状態。体調も崩していた事があると以前見かけたので、仕方ないですが体が一番大切なので無理は望めません。


そうそう、更にこの方はイラストも素晴らしいセンスなのです。今は偶に見られるそのイラストに癒やされています。(連載中の作品も今一度読み直ししてみようかな)



にしてもこうした場合、多くの方から望まれながらもその方の気力が満ちるのをファンはただプレッシャーにならぬように遠くから見守ることしかできず……



時々くん:『そういうのはもう待つしか無いんだよね。ただ自分も追っていた世界最長シリーズのグイン・サーガも完成はしなかったんだよね~。待っていたんだけど……』


自分:『そっか。才能って思ったようにコントロールは効かないものなのかな……』



やはり天才は神が降りてきた時とかに自然と書けてしまうような感じなのだろうか。逆にそうでない時は敢えて書こうとしないのは正解なのかもしれない。

故に思いついたときに火がついたように連載を開始したりするのが天才か。


自分のようにプロットに時間を割き、PDSサイクルやPDCAサイクルなんてものに頼ったりしないんだろうなあ……


そして自分は完結したものしか今後もアップするつもりはない(このエッセイは別)が、多くの方がプロットと多少の書き貯め状態でアップしているようで、ある種、皆さんにも大なり小なり神が降りてきている状態なのかもしれません。


自分は音楽も好きなので例え話がそっち系になってしまうのですが、天才シューベルトも作曲途中でその楽曲を放棄することが多く、完成されなかった交響曲やその断片がいくつもあるそうです。

(シューベルトも恵多りすとだったとは!)

そんなシューベルトの未完成交響曲などはまさに天才の偉業の証といった趣があります。



もしかしたら恵多れることが天才の資質の証明だったりして……






では今回はこれでおしまい……じゃなくて、


―――― 永遠エタニティに続く

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