第3話「昆虫界の王」
第三話「昆虫界の王」
「なんだここは?」見ると土の壁にも明かりのようなものもあったするとどこからか声がする
「どうかな私の宮殿は?」みると玉座らしきところに人の姿の筋肉質の黒アリがいたそしてマントと冠を被っていた
「貴様が蟲王か?」
ジェイスは槍を構え言う
「いかにも俺が蟲王だ」
「そうか・・なんなら倒してもらうぜ」すると急にジェイスの後ろから巨大なカマキリが降り立ち
「隙やり!」そして鎌をふるうが「ふっ・・・分かっているさ」
「なに!」
そしてジェイスは飛び槍でカマキリの頭を射抜くそして今度は正確に頭をしっかりと狙いを定めてだ
「ぐははああ!」そしてカマキリは倒れた
「次はお前だ」
「っふ!いい腕だな」蟲王は立ち上がりこちらに近寄ってきた
「おい、お前たち」ジェイスは部下たちに言う
「は・・はい」
「お前たちは一旦あの爺さんたちを探してくれ」
「わかりました」そしてジェイスの部下たちは部屋を出て探しに行った
「これで、いいか」そしてジェイスは蟲王に向き直る
「いくぞ!」そしてジェイスはまた高く飛び一瞬で蟲王の背後に回った
「隙だらけだ!」そしてまた頭を射抜こうとした・・・っが目の前にいた蟲王が消え射抜いたのは冠だけだった
「なあ!」ジェイスは着地して辺りを見回す
「どこ行きやがった」
「ここだ」後ろを振り返るといつの間にか蟲王がいた
「ばかな」そして蟲王は右腕で思いっきりジェイスの腹を殴る「ぐほあ!」ジェイスは吹き飛び壁に激突する。そして蟲王はジェイスに近づき頭をわしづかみにし持ち上げた
「まさか、百足やカブト達がやられたのはてめーの仕業か?」
「・・・・」
「黙ってんじゃねー、起きろ!」そして蟲王はジェイスを地面にたたきつけた「ぐはああ!」そしてジェイスは吐血する
「どうした、お前はМABという対魔物組織の一人なんだろう?こんなことでくたばるんじゃねーよ」「うるせえ!」ジェイスは槍を出し蟲王に攻撃を仕掛ける。だが蟲王はそれを簡単にかわす
「弱すぎるなー」そして今度は蟲王はジェイスの頭を殴り壁に打ち付けた
「っぐはああ」
「もう、終わりか?」そして蟲王はジェイスを空中に投げたそして蟲王は一瞬でジェイスの後ろに回り両手でジェイスの背中をたたきつけ地面に向かって落とす「ぐはああ!」
「っふ!他愛もないな」そして蟲王はジェイスの首根っこを掴む
「どれ、まだ息はあるんだろう答えてもらおうか」
「な・・・なにを・・だ」ジェイスは血を吐きながら言う
「お前のほかにもっと凄まじい奴が一緒だったはずだ、お前が百足どもを倒したとは到底思えん」
「っふ!・・・誰が・・言うかよ」
「ならば、あの世に行くんだな」
ジェイスは槍を出す
「なんだ、まだそんな力が残っていたのか」蟲王はジェイスの槍を掴み叩き折り頭を地面に叩きつけるそしてジェイスの体を踏みつける
「っく・・・があああああ」そしてついにジェイスの意識はなくなりかけたそのとき・・・カツン!っという音がした
「なんだ?」蟲王が入り口を見るとそこにはジャックとジョージ、そしてジェイスの部下たちがいた。どうやら見つけられたようだ
「てめーらはたしか・・こいつの部下だったな」部下たちが見るとジェイスが蟲王に踏んづけられていて動いていなかった
「ジェ・・ジェイス様・・」
「ハハハハハ!お前らのリーダーは見ての通りこのざまだだが心配するなすぐにお前らもあの世に送ってやるからな・・まずはこいつからとどめだ」そして蟲王はまた思いっきりジェイスを踏んずけようとした時ジャックが蟲王に向かっていった
「お・・おい、爺さん」
「ん?」ジャックは無言で蟲王に歩いて行った
「なんだ?この爺は」
「おい・・・爺さん・・・何する気だ」部下たちがジャックに言うがジャックは無視して蟲王に近づいた
「なんだ?爺?」そして蟲王はジェイスを無視してジャックの目の前まで近寄った
「おい、爺聞こえねーのか」そして蟲王は右腕を上げる
「じゃあ、死ね」そしてジャックに拳をあびせたと思った・・・が目の前には誰もいなかった
「なに!」すると足音が聞こえ振り返るといつの間にかジャックはジェイスに近づいていた
「これは・・ひどい、すぐにでも手当てしなければ」そしてジャックはジェイスを持ち上げる
「てめぇ、手当なんかさせるわけねーだろ」そして蟲王は一気に踏み込みジャックに向かって殴るがまた消えた「な!」みるとまたジャックは後ろにおり入り口のところに歩いて行った
「貴様!いい加減にしろ!」そして蟲王は一気に近づいて拳の連打をあびせるがジャックには当たらない
「くそが!」蟲王はどんどんと殴るがジャックには当たらなかった。そしてジャックはジョージ達のところに来た
「ジェイスさんを今すぐにここから運び出してくださいすぐに手当てをしなければ」
「はい!分かりました!」そしてジョージ達はジェイスを運び出した。それを蟲王は追いかけようとしたがジャックに阻まれる
「おい、どけ爺」
「いえ、どきません。どうしても通りたいのであれば私をお倒してください」
「ふう!上等だ!」そして蟲王は拳をふるうがジャックは軽々とかわし腹に一発食らわせた
「ごふ!」それは凄まじいもので蟲王は口から血を吐き凄まじい勢いでぶっ飛び部屋の向こう側の壁に激突した
「さあ、戦いましょう」
・・つづく・・
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