第183話 実践訓練 前編

「まったく、人様の家で酔いつぶれるなど、最近のお嬢様はたるみすぎですよ」


 などとこぼしながら、テナは小さな体で軽々と酔いつぶれたフューエルを抱きかかえて、二階にある彼女の個室に運んでいった。

 昼間、例のお姫様と色々あったせいか、今日のフューエルは格別酒を飲みまくって、こうして酔いつぶれたというわけだ。

 たしかに、以前のフューエルなら俺の前でここまで隙を見せることはなかっただろうし、やっぱり変わってきたよなあ。


「エサ領主のご令嬢といえば、品位と教養を兼ね備えた立派な姫君だと、近隣でも評判だったのですが……」


 さっきまで酔っ払ってくだを巻いていたフューエルに驚いた様子のクメトス。

 以前酔いつぶれたエディにも驚いていたが、単にクメトスは交友の幅が狭すぎるだけではないかという気がしてきた。

 もちろん、俺の周りのご婦人方の酒癖が悪いだけという可能性もある。


「そうなのか? 俺の知ってる彼女とは、だいぶ違うな」

「貴族の噂などは、当てにならぬものですが」


 自身も小さいとはいえ、所領を持つ貴族であるクメトスはそう言う。


「まあ、いいさ。それよりスィーダちゃんの方は順調か?」


 裏庭のテントで寝ているクメトスの弟子スィーダのことを尋ねる。


「はい。と言っても、これは始めたばかりですので、半年ぐらいは素振りだけで十分かと思っていたのですが」

「ですが?」

「どうも、本人の焦りが募るばかりのようで、あまりきつく言い聞かせても、かえって修行が続かぬのではないかと思いまして。セスにも相談したのですが、とかく若者は修行に飽きやすいので、時には成果を実感させて、自信をつけさせてはどうか、と」

「ふむ」

「そこで、明日にでも一度、探索に出てみようかと」

「いいんじゃないか。それより、故郷から手紙の返事は来たのか?」

「はい、ちょうど今日届きました。ただ、あちらでも事情は把握していないようです。両親の話では、なにか手紙を受け取ったあと、急に剣をとって旅に出ると言い出したそうで」

「手紙か」

「差出人は、遠い親戚だとか。内容はわからぬようです」

「ふむ。それで、本人には確認したのか?」

「いえ、まだ。あからさまに詮索するような真似も、如何なものかと」

「そうだな。現状では、その親戚からの手紙がキッカケで、剣をとって冒険者になろうと思ったんだろう。となると、手紙の内容は……」

「なにか助けを求めるようなものでしょうか?」

「いや、差し迫ったピンチなら、普通に親なり騎士団なりに相談するだろう。アレじゃないか、一緒に冒険に出ようとか、そういう約束をしていたと」

「なるほど、ありそうですね。今は冒険者がブームでもありますし」

「焦るということは、約束の日が近いので、それまでに一人前になりたいとか、そんなところかな」

「しかし、あの子の腕前は、剣を商売にするには到底及ばぬものです。せめて一年でも猶予があれば良いのですが」

「うちとしても立場上、素人冒険者を助長するようなことは控えたいが……ふむ。まあ、それと決まったわけでもないしな。お前はお前の思う通り、順調に鍛えてやればいいんじゃないか?」

「はい、もとより私には、特別な工夫があるわけでもありません。剣の一振りごとに歩むほかないのです」


 クメトスはそのように答えたものの、いまいち自信がなさそうだった。

 師匠がそれではいかんよなあ、と思いつつも、俺も素人なのでアドバイスできることも思い浮かばないわけで。


 そんな感じで、明日はクメトスも探索に参加することとなった。

 探索といえばもう一点、元船幽霊ネールの方もちょっとツッコミを入れておいたほうがいいかもしれない。

 というわけで、固まって飲んでいたエーメス組の輪に入る。


「今日はおつかれさん」


 声をかけると、スルメをかじっていたエレンがことのほかニヤニヤ笑う。


「旦那も今日はお疲れだったね」

「まあ、いつものことだ。それよりも……」


 と言いかけると、エレンは俺の意図を察したのだろう。

 隣で黙って手酌で飲んでいたネールに話しかける。


「ネールはどうだい? ちょっとはパーティに慣れてきたかい」

「はい。その、そこのところを伺いたいと思っていたのですが……どうでしょうか」

「そうだねえ……」


 エレンは手にした酒をグビリと飲み干してから、


「デュースもそうだけど、ネールも火力は圧倒的で、ここらのダンジョンでやりあうには過剰すぎるぐらいで頼もしいよ」

「ありがとうございます」

「ただ、しいて言うなら……連携がまだ弱いかな」

「連携、ですか」

「そうさ、パーティで戦った経験はあるのかい?」

「いえ、私はジャムオックの遠征にも同行しませんでしたし、戦いといえばただ一人、地下の墓所を守るのみで」

「なるほどね。でもほら、僕たちは今は組んで探索してるだろう」

「はい」

「だからパーティにはパーティの戦い方があるのさ。たとえば……」


 言葉を選ぶように、丁寧に話す。

 エレンは皮肉と気配りが両立できるタイプだからな。


「昨日までのメンツである、エーメス、僕、ネール、ミラー二人でオーソドックスな戦術を考えるとさ、エーメスが前衛で盾になって敵味方の境界線を引くだろ、で、僕がエーメスをフォローしながら撹乱して敵の隙を作る。その間にミラーに守られたネールが呪文の準備をしてチャンスを待って一掃ってのがオーソドックスな戦法なんだよね」

「はい」

「今日もそうだったけど、ネールは突然覚醒だっけ、あの姿になって敵に突撃しちゃうじゃないか。詠唱もいらないんだろうけど、いきなりデカイのかまして土煙を巻き起こして、僕たちはわけわかんなくなっちゃうんだよね」

「そこは先手必勝と、ジャムオックもよく申しておりましたので、それを踏襲してみたのですが」


 とネール。


「そりゃ、地上の集団戦ならそれでもいいけどね、ダンジョンみたいに狭い所だと、もっと慎重にやりあうのさ。この間も壁が障壁になって呪文を防がれて、無傷のノズがエーメスに体当たりをかましちゃっただろう。エーメスだから平気だったけど、あれが僕だったら骨の一本ぐらいはやられてたよ」

「それはその……、申し訳ありません」

「僕からの提案としては、ちょっと覚醒するのをやめてみたほうがいいんじゃないかな」

「しかし、この状態では戦ったことがないのですが」

「呪文は使えるんだろう?」

「はい。ですが全てとは……」

「どれぐらいだい?」


 との問に、ネールは呪文の種類を幾つか述べる。


「それなら大丈夫さ。みんなそうやってるし、僕達だってそのほうが合わせやすい。まずは連携技術を磨くことを優先した方がいいと思うんだ。どうかな?」

「わかりました、では、そのように」

「代わりにあと一人、後衛のガード役を増やそうか。テナもいるし」


 エレンの言葉を聞いたミラーが、


「申し訳ありません、私ども二人ではお役に立てていないのですね」

「いやいや、役に立ってるさ。ただ、単純に二人だと物理的にカバーできる範囲が狭いからね。実は君らの戦い方も考えてたんだけど……」


 エレンが提案したのは、ミラーを三人一組で使い、全方位を連携して守るという戦法だ。


「ほら、一緒に潜って何度も見てたからわかるけど、君らは一人が盾でいなして、もう一人がその隙を突く、みたいな凄い連携を軽くやるだろう。剣技自体は未熟でも、そこまでの連携は達人でもなかなか出来ないよね」

「そうなのでしょうか」

「それはさ、やっぱり君らの感覚がつながってるからこそなせる技で、それならそれを活かして、例えば三人で三方をそれぞれ向いて立てば、死角がほぼ無くなるだろう。大体、人間が一度に見渡して手が出せる範囲は、全周の三分の一程度だからね。とにかく後衛のガードとしてはうってつけの能力じゃないかと思ってね」

「おっしゃることはわかります。では、私をあと一人、追加するということでしょうか」

「そうさ、今日三人で並んでるのを見て思いついたんだけど、どうかな」

「わかりました、その戦法で、必ずやお役に立ちます」


 俺が口を挟むまでもなく、エレンがうまくまとめてくれたようだ。

 頼もしいねえ。




 翌朝。

 最近、朝寝の癖がついて来た俺だが、探索に行く日ぐらいは、まだまだ早めに目が覚めるようだ。

 アンが用意してくれた手桶のぬるま湯で顔をジャバジャバ洗っていると、二階からフューエルが怠そうな顔で降りてきた。


「おはよう、よく眠れたかい?」

「ええ、おかげさまで」


 答えながらも、まぶたは微妙に腫れぼったいし、全体的にむくんで見える。

 せっかくの美人が台無しというか、こういう隙だらけのフューエルというのも、貴重でおいしい。

 俺もこっちに来てから、寝起きの繕っていない美人の素顔は見慣れてきたってのもあるけど。


「そんな二日酔いで大丈夫なのか?」

「大丈夫に決まっているでしょう。これぐらい、どうということはありません」

「二日酔いにはウコンが聞くぞ、あとサウナと水風呂を交互に浴びるのもいいな」

「アドバイスどうも……うぷっ」


 と気持ち悪そうだ。

 ここで、つわりか、などというセクハラ発言をしないところが俺の若さだなあ、と思いつつ風呂場に向かうフューエルを見送る。

 どうやら、フューエルはサウナに向かったらしい。

 その間に、俺は軽めの朝食をとる。

 一緒に飯を食っていたデュースに、


「フューエルはあれで今日、行くつもりなのかな?」

「さあ、止めても言うことは聞きませんしねー、自分の状態ぐらいはわかっているでしょうからー、ダメだと思えば休むでしょうがー、ただし今はー」

「例の彼女がいるからな」

「そうですねー、ちょっと無理しそうな気はしますねー」

「しっかりフォローしてやってくれよ。俺はクメトスについていくつもりだけど、なんかあったら呼んでくれ」

「かしこまりましたー」

「用心のために、今日はオルエンにも行ってもらうか」

「それがいいでしょうねー」


 などと話すうちに、フューエルが風呂から出てきた。

 出てきたのはいいんだが、バスタオルを一枚巻いただけの実にセクシーな格好だった。

 手にしたタオルで髪の毛を拭いながらこちらに歩いてきて俺と目が会い、一瞬固まった後に、ドタバタと脱衣所に駆け戻っていった。


「ほんとに大丈夫か、あれ」


 俺がつぶやくと、デュースも呆れ顔で、


「まー今ので目が覚めたんじゃないですかねー」

「俺はいい目の保養になったけどな」

「あははー、そうですねー」


 改めてきっちり服を着て出てきたフューエルは、ちゃんと昨日とは違う服を着ていた。

 朝のうちに彼女の家のものが届けていたらしい。

 あちらも大変だな。

 すまし顔でこちらに来て、何事もなかったかのように、フューエルはこう言った。


「さあ、みなさん、そろそろ出立の時間では?」

「その前に、軽く粥でも食っとけよ」

「あまり食欲が……」

「朝はしっかり食べとかないと、ハンガーノックになるぞ」

「なんですか、それは」

「体の栄養が足りなくて、動かなくなるんだよ」


 最近、俺もウンチク癖がついて来たな、自重しないと、と思いつつペラペラ喋る。


「そういえば、空腹時に長時間働き続けて、手足がしびれたように動かなくなったことがありました」

「それそれ。一度そうなると、飯を食ってもすぐには回復しないからな。探索みたいな長時間の運動時には、こまめに栄養を補給するんだよ」

「こまめに行動食をとる、というのは子供の頃にもデュースに教わりましたが、そういう意味があるのですか」

「まあな。栄養の種類で言えば糖質を取る」

「糖質とは?」

「具体的には小麦だな、あと甘いものもいいけど、こっちは保ちが悪いし太りやすいしな」

「力をつけるのであれば、肉などのほうが良いのではありませんか?」

「肉はタンパク質といってな、筋肉を作るんだよ。トレーニングのあとにタンパク質の多い鶏肉や大豆なんかをたっぷり食ってミルクを飲むと、筋肉がつきやすい」

「どうもピンときませんが」

「まあ、食って即変わるというものでもないしな。とにかく、そのミルク粥を一杯食ってけよ」

「そうですか、では頂いておきます」


 ズルズルと粥をすするフューエルを横目に、出発の支度を整える。

 フューエル組はいつもどおりで、テナの方は従来のエーメス組にミラーを一人追加しただけ。

 俺の方はというと、クメトス、スィーダ、カプル、フルン、そして俺とミラーが一人、そしてオルエンだ。

 オルエンをフューエル組につけるのはあからさま過ぎてはばかられるだろうという、俺の慎ましい配慮の結果だ。

 カプルは昨日同様、俺の護衛と道具のテストなのだが、今日は俺の新しい盾ができたので、その実践テストを兼ねている。


「いいな、この盾。前より軽いぞ」


 早速新しい盾を振り回す。


「重心の位置を変えたことで、余計に軽く感じるのだと思いますわ。それに構造テストを随分と行いましたから、強度は前より若干増してるはずですわ。あと……」


 カプルは盾を手にして取っ手部分を指し示す。


「あまりに大きな負荷がかかった場合、ここが折れて、腕を巻き込むことを防ぎますの」

「ほほう」

「ただ、それで盾を落としては困りますので、腕に紐で半固定する仕組みですわ」

「なるほど」

「ですから、普段はおもいっきり握りしめて受け流しても大丈夫ですわ」


 そもそも、あの時は必死に防ごうとして、左手用の盾を右手で変なふうに掴んでたのもまずかったんだよな、たぶん。


「あとは、そうですわね。盾は腕で受けるのではなく、体全身にダメージを分散させるのですわ。そしてそのダメージを足から逃がすというのが理想ですわね」


 なんか拳法漫画みたいなことを言ってるな。


「そんなうまくいくか?」

「まず、いきませんわね。長い鍛錬の上でしか成し得ない技術ですわ。私もつい、筋肉だけで受けてしまいますわね。普通はそれでも良いのですが……」

「だろうなあ」

「オルエンなどはあの長い肢体と柔軟な筋肉を活かして見事に受けきるものですが、まずご主人様には無理ですわ。そもそも、ご主人様の筋力は、まだ十分とは言いがたいですわね。ですから、そこは装備のほうでフォローしたいところですわね」

「ふぬ」


 それがこの、壊れる持ち手だったりするわけか。

 まあ、やってみるとしよう。


 ぞろぞろとダンジョンに向かい、探索を開始する。

 今日の目的地は地下六階だが、途中までは全員揃ってすすむ。

 現在は地下四階で、昨日ネールがしでかしたところに近い。

 俺たちの組はスィーダのトレーニングのために、この階に陣取ってしばらく探索する予定だ。

 このダンジョンは人工的な地下道だけあって、きっちりと階段で階層が分かれている。

 この辺りはかつては修道士たちが寝起きしていた部屋だったそうだ。

 五メートル四方程の小さな小部屋が格子状に並び、それらが扉と細い通路で結ばれている。

 もっとも扉は半分ぐらいが壊れて無くなっているが。

 よって時折、遠くの部屋を通る冒険者の灯りが通路の先に見えたりもする。


「始まりましたわね」


 とカプル。

 どうやら、ひとつ先の部屋で、エーメスたちが戦闘を始めたようだ。

 邪魔にならないように、通路から中を覗くと、二匹の手長相手に、エーメスが槍を振るっていた。

 巨大な手長は、部屋の一辺を覆うように並んで立ち、エーメスたちを押し囲もうとするが、エーメスは巧みに槍をさばき場所取りをしつつ、一匹を引き付けて距離を保つ。

 手長はかなりの強敵なので、一人で相手をするのは大変なはずだが、そこはエーメスだ、うまく足止めしている。

 すぐ後ろでエレンが弓で威嚇しながら、二匹同時に近づけないようにフォローしている。

 ミラー三人は、ネールの三方を囲んでいたが、壁を背後に陣形を変え、三人並んで盾となる。

 そうして時折伸びてくる手長の長いリーチによる攻撃を防いでいた。

 なかなか柔軟な動きだな。

 その間にネールは呪文を唱えているようだ。


「準備出来たみたいだよ!」


 エレンが叫ぶとエーメスが心得たとうなずき、一瞬深く腰を落としたのちに、右手の手長におもいっきり体当たりする。

 エーメスの体重の乗った体当たりを食らい、右の手長は一瞬バランスを崩す。

 そのエーメスを横から攻撃しようと、左手の手長が構えた瞬間、ネールの魔法が炸裂する。

 赤い粒のようなものが無数に浮かんだかと思うと、散弾のように手長に襲いかかり、皮膚に食い込んだ。


「ぐるぁああっ!」


 手長は叫び声を上げ、もがき苦しみながら全身から血を流し、その場に倒れ伏す。

 間髪入れずにエレンが跳びかかり、ナイフで首を切り裂いた。


 仲間の死に動揺するもう一匹の手長の横っ面に、エーメスが槍を叩きつけ、ついで心臓に一撃。

 それで決着はついた。

 うむ、見事なもんだ。


「やあ、旦那、見てたのかい?」


 コアを剥ぎ取りながらエレンが話しかけてくる。


「見事な連携じゃないか。ミラーもバッチリ防いでたな」


 俺が褒めてやると、ミラーが同時にこちらを向き、そのうちの一人がこう言った。


「あれでよろしかったのでしょうか」

「いいと思うぞ、ネールがスムーズに呪文を唱えられてただろう。ネールから見て、どうだった?」


 今度はネールに話しかけると、何故かネールは少し頬を紅潮させていた。


「どうした、ネール。具合がわるいのか?」

「あ、いえ……そうではありません。ただ……」

「ただ?」

「あの、守っていただくというのは、なんというか気恥ずかしいというか……その、嬉しいものですね」


 などという。

 なるほど、五百年も守ってばかりだと、守られることに慣れてないのか。


「まあそれが後衛の仕事でもある。喜んで守られとけ」

「はい、よろしくおねがいしますね、ミラー」


 そうネールに言われたミラーも嬉しそうに、


「お任せください、お役に立ちます」


 と答えた。

 どうやら、うまく行きそうだな。

 それはそれとして、ネールはクメトスとはまた違った方向で社交性が低そうだ。

 まあ、生い立ちを考えるとしかたがないのかもしれない。

 その後、五階に降りる階段のところで他の組と判れて、俺達は魔物を探して徘徊を始める。


「さて、次は我々も実戦と行きましょう」


 クメトスがパーティに活を入れる。

 ここからはクメトスの弟子であるスィーダの実践訓練がメインだ。

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