第158話 浸水

 翌日、明け方から再び降り始めた雨は止む気配を見せず、俺達は相談の結果、今日は休むことにした。


「あの調子では、今日はもう潜れない可能性が大きいですね」


 とレーン。


「昨日の出口まで戻っても構いませんが、穴掘りも進んでいなければ、無駄足となるでしょう」

「だよなあ」

「連日の探索で疲れも出始めています。いい機会だと思って休みましょう」


 というわけで、朝からだらだらと暖炉の前で過ごしている。

 うちのあたりはさほど被害はないが、王立学院より東側では床下浸水だとかで大変らしい。

 あっちの方は一部下水が通っていないらしく、水が溢れやすいのだとか。

 ここも被害こそ無いものの、客もないので今日は商店街も開店休業だ。

 祭りもあとちょっとなんだから、景気良く稼がせてもらいたいけどな。


「いたっ」


 突然、ピューパーが叫ぶ。

 どうやら櫛の通りが悪くてひっかかったらしい。


「おお、すまんすまん」

「うん、平気」


 今はいまいちクッションの効きの悪いソファにふんぞり返って、膝の上に撫子とピューパーを抱えて、髪をくしけずっている。

 撫子のほうが、若干毛が細いかな。

 ピューパーはだいぶ大人の髪に近い気がする。

 二人共くせ毛が強いけど。

 結構、重労働だよなあ、これ。

 片方に櫛を通してる間、もう片方は俺に抱きついたりよじ登ろうとしたりと妨害してくるし。

 まあ、甘えてるんだろうけど。


「よし、二人共、これでいいだろう」

「うん、サラサラになった」

「ありがとうございます、ご主人様」


 二人は礼を言うと、ぴゅーっと子供スペースに走っていった。

 それを見送って、俺はテーブルに広げてあったダンジョンの地図を手に取る。

 昨日出口につかった通路もそうだが、今回見つけたダンジョンはとにかく広い。

 この地図にあるだけでも、ざっと五キロ四方には広がっているはずだ。

 さらにそれが下にもずっと伸びている。

 総延長はどれほどになるのか、想像もつかない。

 大半は南北に広がっているが、西にも多少広がりを見せている。

 東側は湖があるので今のところ道はないが、湖の下に続く道もあるに違いない。

 となると、案外街の下までも広がってたりして。


「おはよーございますー、朝から精が出ますねー」


 休みと聞いて二度寝していたデュースが起き出してきた。


「ボサボサだぞ、デュース」


 ウェーブのかかったきれいな髪が、ところどころ寝癖で跳ねている。


「よし、ちょっとここに座れ、俺が櫛を当ててやろう」

「あらー、朝からサービスが行き届いてますねー。それではー」


 背中を向けて隣に腰掛ける。


「ふふ、こうやって櫛ってもらうなんて、いつ以来でしょうかー。まだ幼い頃、師匠にやってもらったことを思い出しますねー」

「デュースにも小さいころがあったんだな」


 いったい何百年前の話だろう。


「当然ですよー、と言ってももうほとんど覚えていませんがー。あーやっぱり、師匠の顔を思い出せないのはー、ちょっとさびしいですねー」

「大事なことでも、忘れちゃうんだよなあ。俺も婆さんの顔が曖昧で……」


 無理矢理にでも祖母の写真をとっておけばよかった。

 両親のことは今でも思い出せるのに、祖母はイメージしか残ってないのが、ちょっとさびしい。

 今更後悔しても、仕方ないんだけど。

 これからは後悔しないように生きたいねえ。


「それにしても、人間の記憶なんて、あてにならないもんだよなあ」

「そうですねー」

「エンボスの爺さんの記憶もどれぐらい確かなんだろうな」

「崩落の中ー、必死に逃げたというのならー、あまりあてにはならないでしょうねー」

「だよなあ」


 などと話しながら手を動かす。

 デュースはなんとも言えない、いい匂いがするなあ。

 脇腹辺りの柔らかそうなところを揉みしだきたい衝動に駆られるが、そこは我慢して、髪を梳く。

 しばらくそうして遊んでいると、魔界生まれの謎のホロアであるオーレがやってきた。

 暑がりの彼女は暖炉を避けるようにソファの横に回ると、床にちょこんと座る。


「デュース、起きたか? 修行するか? 今日は休みか?」

「そうですねー、雨もひどいですしー、お休みにしましょうかー」

「そうか、雨だもんな、濡れるしな」

「濡れると寒いですしねー」

「寒いと嬉しくて、練習にならないな」

「そうですねー」

「デュース、嬉しそう。ご主人に髪を綺麗に、してもらってるからか?」

「そうですよー、あなたもしてもらいますかー」

「ん……、デュースにして欲しい」

「じゃあ、ここに座ってくださいねー」


 俺から櫛を受け取り、今度はデュースがオーレの髪をすいてやる。

 その様子を横目に見ながら、改めて地図を広げる。

 テーブルの上には近隣のダンジョンの地図が積まれており、その中からアウル神殿地下の物を取り出す。

 一般に公開されている部分のものと、先日から何度か通って騎士団秘蔵の地図を暗記して複製したものだ。

 持ち出し禁止なので最初はエレン達が頑張って覚えて帰ってきていたが、紅が地図ぐらいなら丸暗記できるというので、そちらに任せた結果、ほとんどの地図を写し終えてしまった。

 さすがにダンジョン管理を本業としているだけあって、赤竜騎士団の作った地図は細かく、正確だ。

 それらを街の地図と見比べながら、ぼんやりと眺める。

 神殿ダンジョンは街の形に沿うように、細長く東西に伸びている。

 東は街の中ほどまで、西は森の手前まで。

 そこから数百メートルほどの断絶があって、森のダンジョンがある。

 これが繋がっていないわけはないと思うんだけど、地図を見る限り、崩落が多くて通れないらしい。

 ならばこっちから掘ってやるという手もあるよな。


 手書きの地図を眺めていると、目がチカチカしてきたので、視線を暖炉の方に移す。

 パチパチと穏やかに燃える炎を眺めていると和むな。

 暖炉の隣には小さな祭壇があって、木彫の女神像が飾ってある。

 三女神の像で、毎朝アンやレーン達が祈りを捧げている。

 そのとなりには猿娘のエットが拾って隠していた猿の神様の像もある。

 エットが一緒に祀るといった時、アンは少し困った顔をしていたが、何も言わずに隣においた。

 信仰に多様性があるのはいいことだ。

 更にその横には謎の魔法剣エンベロウブも飾ってある。

 山のてっぺんで見つけたやつで、女神ウルが使ってたとかなんとかいう聖剣だ。

 精霊石を電池代わりに使う魔法の剣でなんだかすごそうだが、二メートルも長さがあって使いづらいので結局ここに供えてある。

 フルンが将来オルエンより大きくなれば、使えるかもしれないな。


 改めて隣を見ると、オーレはデュースに甘えていた。


「デュース、婆ちゃんと同じ匂いする」

「あらーそうですかー。どんなお婆さんでしたかー」

「村長の二人目の嫁、すごく怖い、でも剣を教えてくれた。先生なところも一緒だ」

「そうですかー」


 などと二人は話している。

 平和だねえ。

 ちょっと早いけど、酒でも飲もうかなあ。

 フューエルも子供時代は師であるデュースに、こんなふうに甘えていたのだろうか。

 甘えたいけど、プライドや羞恥心が邪魔してうまく甘えられないタイプかもな。

 などと考えていると、突然の来客があった。


「ポムッサという、プリモァのお嬢さんがお見えですが、ご存知でしょうか?」


 取り次いだアンから名前を聞いても思い出せない。

 ご婦人の名前を忘れることはめったにないんだけどな。


「いや、知らんが、この雨の中に娘さんが俺に会いに来たとあれば、出ないわけにはいかんだろう」

「そうおっしゃると思って、店の奥に通してあります。何やら思いつめた様子ですので、お急ぎを」


 だらしない格好をしていたのでさっと身支度を整えて客人を出迎える。

 店の応接室に入ると、まだ若い娘が青い顔をして立っていた。

 カッパは脱いでいたが、ぐっしょりと濡れた髪はそのままだ。

 アンが渡したのであろうタオルを手に、居ても立ってもいられないという感じだ。


「お待たせしました、お嬢さん」

「あ、あの、紳士様でいらっしゃいますね」

「いかにも。して、あなたは?」

「も、申し遅れました。私、下水局に務めるアムハッサの妹で、ポムッサともうします」


 アムハッサ?

 以前、下水処理場を見学した時に案内してくれた彼か。

 実直だがジョークのセンスはイマイチの好青年だった。


「ああ、彼のことはよく覚えています。それで……」

「兄を、兄を助けて下さい! 兄が地下に降りて、戻ってこないんです。もう…もうダメかも……」


 そう言って娘はわっと泣き出す。


「落ち着いて、大丈夫、できるかぎり力になります。だからまずは落ち着いて、しっかりと説明を」


 慌てて俺がなだめると、どうにか娘は説明を始めた。

 彼女の話によると、こうだ。

 昨日からの大雨で、下水に流れ込む水も大幅に増加し、夜半からは警告が出ていたらしい。

 警告というのは、彼女の家系だけに聞こえる神のお告げで、地下の水門を開けと言うものだったとか。

 その指示に従い、責任者である彼女の兄アムハッサは、下水場の地下へと降りていったそうだ。

 それが今朝未明のことで、今になっても戻らないという。

 別の人間が捜索に出ようとしたが、幾つかの扉は開かず、しかもところどころ漏水があるという。


「兄は言ってました。あなた様はこの施設の秘密をご存知だとか。どうかそのお力で、兄を…どうか……」

「大丈夫、かならず彼を助け出します。どうか、気を強く持って」


 それだけ言うと、俺はアンに指示を出す。


「紅と燕に支度をさせろ。レーンもいるな。あと何人か頼む。そうだ、エンテルも連れて行こう。そのうち連れて行くつもりだったし、なにかわかるかもしれん」


 生体認証っぽいものもあるしな。

 俺達は大急ぎで支度を整えて家を出る。

 雨はまだ降っていたが、馬車を拾って下水場へと向かった。


 下水場の入り口では騎士が数人走り回っていた。

 その内の一人は見知った顔の男で、モアーナともよく一緒に巡回している。

 名はカウモと言うらしい。

 ここは彼が受け持っているのだとか。


「これはサワクロさん。ここは現在取り込み中で」

「話は聞いたよ。俺はここの施設に詳しくて呼ばれたんだ」

「そうでしたか」

「それで、アムハッサ君は見つかったのか?」

「いえ、どうやらその……」


 と騎士のカウモは隣にいるポムッサに少し遠慮する素振りを見せたが、呻くように続けた。


「地下はすでに、水没しているようで……」

「そんな、兄は! 兄さんは!?」


 取り乱すポムッサをレーンがなだめる。


「とにかく、地下の制御室に向かおう」

「では、案内します。石階段はすべりますので気をつけて」


 騎士の案内で俺達は以前訪れたステンレス製の広間に出る。

 中では職員が数名、右往左往していた。


「紅、燕、頼むぞ」

「いいわよ、それじゃあ、スイッチオンっと」


 燕がそう言って、ここの装置を稼働させる。

 すぐにあちこちに光のパネルが浮かび上がり、施設の状況を表示する。

 周りの人間は突然の事態に驚くが、相手をしている余裕はない。


「どうだ、居たか?」

「ちょっと待ってよ。その奥の扉から潜ったのよね。あー、その先、壁が割れてるのね。浸水してるわ」


 そういいながら、モニターの表示を切り替えていく。

 結構、ちゃんと使えるもんだな。

 これでゲーム作ったりできないもんだろうかと一瞬考えたが、今はそれどころじゃなかった。


「えーと、いた! あの時の彼よ。まだ生きてる」


 燕の言葉を聞いた職員達から歓声が上がる。

 どうやらアムハッサ青年は、水を逃れて、地下深い通路の奥にいるらしい。


「まずいわね。この奥は行き止まりよ。これ以上水が増えたら、ここも水没するわ」

「どこかに抜け道はないのか?」

「うーん、こっち開けたらさらに水が入ってきそうだし……少し戻って、こっちの道に抜ければ大丈夫そう……、でもこの先はロックされてるみたい。開くかしら……だめね、認証で弾かれる。この区画はどうも下水施設とは別みたいね。何かしら、空っぽの倉庫みたいだけど」

「とにかくそこまで行けば安全なのか」

「たぶんね」

「館内放送みたいなものはないのか? あるだろ、普通」

「うーん、無いわねえ。わざわざ音声デバイスとか使ってなかったんじゃない?」

「音声デバイスって?」

「ようはスピーカーとか」

「でも、前に赤竜と出会ったあそこでは警報がなってたぞ?」

「赤竜って?」

「あー、お前はまだ居なかったか。それじゃあ、えーと」


 なにか手はないかと考えていると、紅が寄ってきてこう言った。


「マスター、私が行きます」

「いけるのか?」

「私は呼吸しませんから、溺れる心配もありません。燕のナビがあれば、あちらでフォローできるでしょう」

「よし、じゃあ行ってくれ。そうだ、浮袋なり空気袋みたいなものは無いのか? いざというときに役立つんじゃ」


 と言うと、騎士のカウモが大きな袋を出してくる。

 豚の皮で作った浮袋らしい。

 水害対策として、常備しているそうだ。


「これに空気を詰めれば、浮袋になります」

「よし、じゃあ紅、行ってくれ。くれぐれも気をつけてな」

「かしこまりました」


 浮袋を受け取り、足早に紅は地下に向かう。

 その姿はモニターにも映しだされていた。

 まっすぐ水没した区画を抜け、そのまま奥の通路に移る。

 ものの五分で、紅はアムハッサ青年の元に辿り着いた。


(ターゲットを確保しました。これより、移動します)


 紅の声が念話で届く。


「よし、行ってくれ」


 紅の迅速な誘導で、二人は無事に安全なスペースまで避難したようだ。

 パニック映画ならここからが本番だろうが、今日のところはこれぐらいで勘弁してもらいたい。

 その間にも燕は脱出ルートを確保しようと頑張っていた。


「うーん、あちこち潰れてて道がないわねえ。ここって生体認証なのよね。エンテル、ちょっと来て」


 燕がエンテルを呼び、尋ねる。


「前もあなたのコードで行けたんでしょう?」

「ええ、先ほど話題に出た赤竜の遺跡ですが」

「ちょっとここに触ってみて、通るかどうか試してみるから」

「わかりました」


 エンテルがパネルに触れて、しばらくすると、モニター上で扉が開くのがわかる。


「一般認証で行けたみたい。でもコードの更新を求められてるわね。そのうちどうにかしないと。ここの端末がうちにもあればいいのに」

「それよりも、二人を逃がそう。そっちから出られるのか?」

「ここの階段を登れば、えーと、港の水門に出るわね。紅、みえた?」

(確認しました。そちらに向かいます)


 俺達も大慌てで脱出口の方に向かう。

 外はまだ雨が降り続いているが、だいぶ小ぶりになってきたようだ。

 その代わり気温はまた下がってきた気がする。

 このまま雪に変わるんじゃないだろうな。

 季節外れの大雨なんて、勘弁して欲しいもんだが、大雪もそれはそれで大変だぞ。


 などと考えながら、まっすぐ下水場から港に抜けて、水門を目指す。

 水門も下水場同様、石造りの古い建物で、中はここの世界で今風の原始的な鉄の水門がある。

 その奥に硬く封じられた鉄扉があり、下水場の職員が鍵を開くと、中から紅とアムハッサが出てきた。


「兄さんっ!」


 出てきたアムハッサに、妹のポムッサが駆け寄る。


「ポム、お前どうして」

「だって、兄さんが、兄さんが……」


 驚くアムハッサに話しかける。


「彼女の機転で助かったようなものだよ」

「こ、これは紳士様。わざわざ私などのために」

「君のような優秀な若者は、街には欠かせない人材だ。君の救出に協力できたことを、嬉しく思う」

「し、紳士様……ううぅ」


 緊張がとけたのか、アムハッサ青年は泣き出してしまった。

 気丈に振舞っていたが、そりゃあ怖かったことだろう。

 そんな兄を支えるように抱きしめる、妹のポムッサ。

 いやあ、美しい兄妹愛だねえ。


 というわけで、下水騒ぎはこれにて一件落着となった。

 若者の命を救うことができて、俺は満足だよ。

 と言いたいところだが、実はそれ以外にも見返りはあった。

 設備を操作していた燕曰く、


「エンテルを連れて行ったのは正解だったわね。前回よりも広範囲に地図が得られたわ」

「ほほう」

「ここは基地だったみたいね。地下二キロぐらいまで、みっしり通路が伸びてるわ」

「まじか」

「魔界だっけ、地下の世界。たぶんそっちが入口側みたいね。でもって、推測だけど湖のあたりに基地の本体があって、何かの攻撃、核兵器級のでっかい爆弾か何かでふっとばされたみたい」

「例の神話で女神ウルが攻撃したっていうアレか」

「そうね。ウルがここまで来てたとは思えないんだけど、ウル・ブリットかしら?」

「なんだそれ」

「ウルの分身よ。自分の分身を弾にして敵の船とかに撃ちこむの。全部ぶっ壊すまで止まらないのよ。なんかそういうのがあった気がするわ」

「ひでえな。まあ、それはいいや。で、ゴーストの墓場はどうだ? 見つかったか?」

「それらしい空洞も見つけたわ。でも、下水場からはいけないみたい。たぶん、破壊された時の衝撃と、破損部からの長年の侵食で、大きく分断されてるのよね。おそらくは先に見つけた洞窟側から潜るのが近いみたい。天然洞窟の情報はこっちにはないけど位置はわかるから帰ったら地図と照らしあわせてみましょ」

「なるほど」

「あともう一つ」

「なんだ?」

「うちの地下にも基地が伸びてるわよ。たぶん、数メートルも掘れば出てくるんじゃないかしら」

「まじか!」

「おもしろそうじゃない? うちの地下に秘密基地よ!」

「面白いに決まってるだろう、よし、掘ろう」


 何度も礼を述べるアムハッサ兄妹や施設の者達と別れて、俺達は急いで家に帰る。

 帰路の途中、雨はみぞれまじりになってきた。

 家に帰るとアンが心配そうな顔をしていたが、無事に助けだしたと伝えると安心したようだ。

 用意してあったお風呂で体を温めてひとごこちつくと、早速穴掘りだ。

 さて、何が出るやら。

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