第115話 神殿地下

 アルサの街には、ご大層な神殿がある。

 創世の三柱が一人、アウルを祭った神殿だ。

 アウルといえば家の神とか守りの神とか言われてるらしいが、俺の認識ではブルマを履いている女神様だ。

 まあ、あくまでブルマに見える肌着を俺の脳内翻訳が勝手にブルマと呼んでいるということなんだろうけど、ブルマ族であるレルルは、普段ブルマを身につけている。

 知り合いの中年にブルマが大好きな人がいたけど、ちょっとジェネレーションギャップを感じるよな。

 おしりのラインがくっきり出るのは確かにいいんだけど、レルルはあまりおしりが大きくないのでそういう意味でも微妙かもしれない。

 一度デュースあたりに履かせてみてはどうだろうか。

 などとバチあたりなことを考えながらアウル様にお参りしたあと、俺達は神殿の奥へと進む。


 ここは、かつて住んでいたエツレヤアンのネアル神殿に匹敵する、巨大な神殿だ。

 時々暇つぶしに参拝に来て、拝んだりひやかしたりする。

 あとは参道に立ち並ぶ屋台で買い食いしたりするわけだが、今日は別の用事だ。


 この神殿の地下には古いダンジョンが有り、かつては魔界まで通じていたそうだ。

 今では大部分が封鎖、ないしは崩れて通れなくなっているが、それでも魔物がそれなりに出る立派なダンジョンだ。

 騎士団が管理の上、冒険者に開放されている。

 魔物がいて冒険者という商売がある以上、こうした管理釣り堀的なダンジョンがあるのも、おかしなことではないのかもしれない。

 実際、俺達のような専業ではない冒険者にとってもこういうダンジョンは非常に助かる。

 そこで今日はトレーニングも兼ねて探索に来た、というわけだ。


 久しぶりの実戦なので、気合を入れてみた。

 先頭は侍のセスとその弟子である犬耳フルン。

 盗賊のエレンがその次。

 魔導師のデュースと僧侶のレーン、それに建前上は指揮官役であるもののあまり役に立たない俺が真ん中に固まる。

 そして殿を騎士のオルエンが務める。

 古典的RPGのパーティのような構成だ。

 なかなかバランスがいいのではなかろうか。

 俺を除けば。


 ただ、ここのダンジョンは通路が狭く小部屋が続くらしいので、七人だと小回りがきかないかもしれない。

 四、五人程度のパーティがベストらしい。

 うちも今回様子を見たうえで、次回は五人組で二パーティ構成あたりにするつもりだ。

 そこのところを出発前に話し合ったのだが、レーンが言うには、


「パーティを分ける上でネックなのは回復役と大砲役ですね」

「大砲?」

「つまりとどめを刺す魔導師のことです」

「ああ、なるほど」


 たしかに大抵の場合、前衛が弱らせたところにデュースがとどめを刺すというのが基本パターンだからな。


「うちはどちらも一人ずつしかいません。逆に前衛は充実していますね。メイフルさんやカプルさんのように実質控えの方を加えればかなりのものでしょう」

「デュースほどじゃなくても、紅の魔法なんかも結構効くんじゃないか? 雷撃とか」

「そうですね、ただ、決定力としては少し弱いともいえます。クレナイさんはむしろ前衛と斥候のほうがメインでしょう」

「ふぬ、じゃあ燕は?」


 あいつもかなり強かったはずなんだけど。


「ツバメさんは、受肉したら力がなくなったとおっしゃって、まったく戦闘に参加するおつもりはないようです」

「ほんとかよ」

「いみじくも元女神のおっしゃることに疑い挟むなど、恐れ多くてとてもとても」


 レーンもまったく信じてないような口ぶりだが、まあ本人が嫌がるなら無理強いはできんよな。


「そこでご主人様には手っ取り早く僧侶と魔導師をナンパしていただきたいところですが」

「そう都合よく、行くわけ無いだろう」

「そんなことはないと思いますが、まあいいでしょう。他にも足りないところはあります。折角春まで猶予ができたことですし、実戦を重ねてそういったところを一つずつ潰していきましょう」


 とのことだ。




 ダンジョンの入口には騎士が詰めており、管理している。

 やってることは、魔物が地上に出てこないように見張ることと、もし助けが必要な場合はフォローするのが彼らの勤めだ。

 冒険者なんて自己責任だろうと思わなくもないが、こんな世の中では冒険者ってのもインフラを支える立派な職業なわけだ。

 ダンジョンはともかく僻地に出る魔物退治は正規の軍隊だけじゃ手が回らないし、流通の護衛なんて仕事もある。

 そんな彼らのプラットフォームを確保するのも国の仕事といえるだろう。


「あら、今から潜られるのですか?」


 受付に届け出を出すと、ちょうど知り合いの騎士がいた。

 モアーナだ。

 彼女はウチの従者であるレルルと同期で、今年から正規の騎士となった若手の女騎士だ。

 ちなみにおしりのラインが非常にセクシーだ。

 たぶん、ブルマが似合う。


「たまには潜っとかないと、勘がにぶるだろう」

「そうですわね。私もこれから巡回です。よろしければ下までご一緒に」

「喜んで」


 モアーナとその他の騎士三人と連れ立って細い階段を下る。


「噂以上に細い階段だな。中もこんなものかい?」

「いいえ、ここはいざというときに防げるようにあえて細くしてあります。この下には大きな聖堂がありますのよ。全体としては窮屈な作りですけど」

「なるほど、たしかにこの壁は床とは材質が違うな」

「ええ、あとから埋めたそうです」


 途中、冒険者とすれ違いながら十メートルほど階段を下ると、大きな広間に出た。

 装飾された立派な柱が、何本も天井を支えている。

 ドーム状の天井には明かり取りの穴がいくつか開いていて、結構明るい。

 風の通りも良いせいか、石畳も乾燥しており、ジメジメとしたダンジョン特有のあの感じはしない。


「かつてはこの地下で僧侶たちが寝泊まりしていたそうです。二百年ほど前まででしょうか」

「その頃はダンジョンじゃなかったわけだ」

「もう少し下の方で封鎖していたようですね。もっとも、この辺りもまず魔物は出ませんけど。ほら、あそこには出店もありますし」


 モアーナが指差す先には、屋台が数件並んでいた。

 薬草や御札などを売っているようだ。


「食事も取れるので、宿まで戻るのが面倒な人たちは、ここで仮眠をとって、また潜るようですね」

「積極的だな」

「冒険者の皆さんは、ここをベースキャンプと呼んでいるようです」

「ほう」

「この大聖堂跡から東西に大きな通路が伸びていて、その先にそれぞれファーストキャンプと呼ばれる拠点があります。そこまではまず魔物も出ません。そこから下に向かって階層が広がっており、下に行くほど強い魔物が出ます」

「へえ、でも魔界から遠くなるほど弱くなるのは変じゃないかな?」


 ふと思いついたことを聞いてみる。

 ゲームとかでも出発地点が一番敵が弱いのって不思議だよな。

 まあ、お約束なんだろうが。


「そうでしょうか? 魔物にとっては魔界に近いほうが住むに適した良い場所なので、強いものがそこを占めるのが普通かと思いますが」

「ははあ、そういうもんか」

「でも、そうですわね。人間が降りて行く場合、遠くまでいけるのは強い者ですから」

「そうだよな」

「もっとも、結界で本当に強い魔物は封じていますから、そちらの理由のほうが大きいのではありませんか?」

「ふむ」


 そんなもんかな。

 歩きながらも、モアーナはダンジョンの案内をしてくれる。


「君はここが長いのかい?」

「ええ。見習いの頃からずっとここでしたから」

「レルルは違ったのかな?」

「ホロアは割りと短い期間で任地を代わるんですよ。一つには主人を探させるためでもあるのですが」

「そうです……私も……北方砦は二年ほどで、王都を経てエツレヤアンに赴任しました」


 とオルエンが口を開く。


「オルエンさんは第一小隊の出だとか?」

「そう……です」

「北方砦は花形ですものね、羨ましいわ。私は何年もこのカビ臭いダンジョンと街の巡回ばかりで」

「ですが、この街の……安全を……守っている」

「それはわかっているのですけど、ダンジョンじゃ馬にも乗れないんですもの」

「わかります。私もダンジョンは……苦手です」


 前にも騎士は馬に乗って突撃するのが本分だとか言ってたもんな。


「そういえば、レルルはお留守番ですか?」

「今日はね。次あたりは連れてくるよ」

「この間、街で会いましたけど、だいぶ思い悩んでいるようでしたわ」

「そうだな、とはいえ、本人が修行すると言ってるからなあ」

「彼女も思いつめる方だから、紳士様に言っていいのかはわかりませんが、やはり彼女は馬にだけ乗っている方が良いのでは?」

「俺もそう思うんだけどね」


 その後、モアーナと別れて、俺達は東に向かう。

 この先には東キャンプ、通称ぼったくりキャンプがある。

 かつてそこのキャンプ場をしきっていた商人のあだ名がぼったくりだったそうで、その名残だ。

 今は健全な商売をしているらしい。

 健全な商売とはつまり、普通のダンジョン価格でものを売っているということだ。


 そこそこ広い部屋の壁は繰り抜かれて石像が祀られている。

 創世の三女神を中心に、様々な女神が掘られていた。

 その奥に通路が有り、下に続く階段があるそうだ。


「こちらはカタコンベ、つまり地下墓地になっていたそうですよ!」


 レーンが地図をランタンで照らしながら説明する。


「墓地かよ」

「はい! たまにグールが出るそうですので気をつけましょう」

「グールってなんだっけ、ゾンビか?」

「ゾンビというのは、死者が蘇ったものでは? それは迷信ですよ」

「ああ、ゾンビはいないのか」

「ご主人様の故郷にはいたのですか!?」

「いや、実際にはいないんだけどな。映画……舞台みたいな見世物の作り話で、ゾンビが人々を追いかけまわしたりする話が流行ったことがあってな」

「追いかけ回す……それでどうやって戦うのです?」

「いや、大抵は戦わずに逃げるだけでな。それでゾンビに噛まれたりすると自分もゾンビになるんだよ。だからひたすらビビりながら逃げまくる話でな」

「それは……面白いのですか? 見せ場がないのでは……」

「……言われてみるとそんな気もするが、見てる時はハラハラして楽しいもんだよ」

「興味深いですね、一度見てみたいものです」


 話がそれてしまった。

 それよりもグールの話だ。


「グールとは死骸をむさぼる魔物の総称です。アンブやベオブブなどがいますね、毒を持っているので気をつけましょう」

「こわいな」

「大して強くはないですが、手傷を負わされると毒を食らうのです。距離をとって魔法や弓で戦うのが定石です」

「なるほど」

「その為に今日はオルエンも弓を持ってきています」

「私も持ってるよ!」


 とフルンが背中に担いだ弓を見せる。。

 そういえば弓の練習を始めたんだったな。


「どうだ? 少しはうまくなったか?」

「うん!」


 と自信満々に答える。

 俺も飛び道具ほしいなあ。

 でもたとえ拳銃みたいなのを手に入れたとしても、あれって簡単には当たらないらしいし、そもそもダンジョンの中じゃ弾が跳ねて危なそうだ。


 螺旋階段を降りると、小さめの部屋に出る。

 そこから四方に細い道が伸びていた。


「先に進むには、東ですね」


 と地図を見るレーン。

 ちょうど東から冒険者の一行がやってきた。


「ようあんたら、今からかい?」

「まあね、今日が初めてだけど、オススメはあるかい?」


 エレンが相手をする。

 こういうのは盗賊か僧侶の仕事のようだ。


「そうだな、この先百メートルほどのところに小部屋が幾つも並んでる。あのへんはギアントがよく湧くってはなしだ。様子見にはいいんじゃないか?」

「ありがとさん、こいつで一杯やっとくれよ」


 とコインを一枚投げて渡す。


「おっとこいつはごちそうさん。そうだ、下の層で新入りの強そうなのが荒稼ぎしてるらしいぜ、あんたらも強そうだが、まあ面倒は避けるんだな」


 そう言って冒険者は去っていった。


「さて、どうしようか旦那」

「そうだな、まずは戦闘だろ、戦ってなんぼだ。今聞いた場所に行ってみようぜ」

「じゃあ、そうしようか」


 敵を求めてウロウロしていると、三匹の魔物に出会った。

 ギアントに似ているが、非常に手足が長い。


「アスギアントですね、俗に手長と言われる魔物ですが、見ての通りリーチが長いのが特徴です。気をつけて」


 レーンの台詞をかき消すように魔物が襲いかかってきた。

 狭い部屋のなかで長い手足を存分にふるい、隙のない攻撃をしてくる。

 なかなか手ごわい。


 オルエンとセスが前に立ち、それぞれ一匹ずつ相手をする。

 もう一匹はフルンが側面に立って防ぐが、いかんせん身長差がネックになっているようだ。

 長すぎる敵の腕は、フルンの頭の上から襲いかかってくる。

 俺も剣を抜いてフルンの加勢にはいる。


 敵は決して強いとはいえないが、長い腕から繰り出される攻撃は予測しづらい。

 エレンも加勢しようと様子をうかがっているが、狭すぎて場所が確保できない。

 デュースも呪文を唱えて待機しているものの、放つ機会がない。

 せめて一匹減れば楽になるんだが。


「はっ!」


 セスが気合を発して、アスギアントの腕を切り落とす。

 痛みに敵がのけぞったところにデュースが呪文を放つ。


 電撃を受けて全身火だるまとなったアスギアントは、もがきながら俺の目の前のアスギアントにしがみついた。

 驚いて弾き飛ばしたアスギアントの隙を突いてフルンが跳びかかり、長い腕の合間を縫って首筋に切りつける。

 肉の焼ける匂いが鼻を突くが、続けて俺も脇腹に刀を叩き込む。

 切られた敵は首から血を吹いて倒れた。

 最後の一匹は逃げ出そうとして振り返ったところを、オルエンの手槍で背中から貫かれて絶命する。


「ふう、みんな大丈夫か?」

「へいき!」

「みんな無事みたいですねー」

「ですが、思いの外時間がかかりました。力量的に不足はないと思うのですが」


 とセス。

 たしかに、セスもオルエンも、そしてフルンにしても、タイマン勝負としてはこちらが有利だったようにみえる。

 でも、全体としては膠着状態だったんだよな。

 あのまま長引いて別の魔物に襲われでもしたらピンチになってたところだ。


「むずかしいですねー、旅に出た頃よりも随分と強くはなりましたがー、ダンジョンでの決定力というものはー、もうすこし考えたほうがいいかもしれませんねー」


 その後、数回戦闘をこなして、その日は引き上げた。




「では、本日の反省会を行いたいと思います!」


 食事の後、焚き火の前で皆で相談する。

 進行役はいつもの様にレーンだ。


「やはり、決定力の問題が大きいでしょう」

「しかしセスにせよ、オルエンにせよ、大抵の魔物には負けてないだろう。今じゃフルンでも押してるぞ」

「そうは思うのですが、実際にはなかなか」


 と首を傾げるレーンにデュースが、


「それはそういうものですよー、いくら実力は上でも、死に物狂いで戦っていれば、中々互いに致命傷まではいかないものですからー。それこそ闘技場でアスギアントとセスが一対一で対峙すればー、もっと一方的に片がついたでしょうねー」

「そうなんだろうが、いずれにせよ圧倒しないことには戦況は変わらんのじゃないか?」


 と質問する俺にレーンが、


「ですから、それは個人の戦いにおける考え方ですね! チーム戦の場合はそうではありません」

「というと?」

「今日の場合でも、まず前衛が三対三で横並びになってしまいました。しかも相手は射程の長いアスギアント、一人で二人分の間合いで戦える魔物です。その結果こちらは六人分の間合いをもつ魔物相手に三人、ご主人様も入れて四人の前衛が戦う状況になってしまいました。これではいくら個々の戦力が上でも満足には戦えません」

「なるほど、たしかにあの狭い部屋の広い範囲を相手に占められてたもんな、こっちはうまく場所どりが出来なかった」

「これがもし、相手の前衛が二人だったら四対四で数の上では互角、あとは力量差が効いてくるのです」

「ふむ」

「ですから、あの場で必要だったのは、相手の一匹を手の出せない奥に押し込み、同時に対峙するのは二匹までとすることでした」

「たしかに、一匹は横から回りこまれてたもんな」


 と頷く。


「そういう戦術も有効だったであろう、というわけです」

「他にもあるのか?」

「あります。例えば睡眠や麻痺の呪文で一匹でも足を止めれば、実質敵は二体になります。そういう選択肢も取れるようになるべきですね」

「しかし、うちにはその手の補助呪文の使い手がいないだろう」

「はい。そこで提案なのですが、誰か私と一緒に、補助呪文を学んでみませんか? 今からやれば、春までには一つ二つは身につくと思うのです」

「だれでもできるもんなのか?」

「そうですね、補助魔法は精霊魔法、神聖魔法ともにありますから、魔法が使える人ならそれぞれに使えるものがあるはずです」


 ウチで魔法が使えるのはデュースを筆頭に何人かいる。


「私もちょっとは使えるわよ?」


 と燕。

 やる気が無かったんじゃ無いかと突っ込みかけたが、ぐっとこらえる。

 たぶん、俺達が楽しそうに相談してたので、混じりたくなったのだろう。


「何がいけるんだ?」

「遠目かしら。あと遠耳ね。戦闘向けじゃないけど」

「遠目?」

「遠くを見ることよ。あと壁の向こうも見えるわよ、ちょっとなら」

「おお、そりゃすごい。それは夢の様な魔法じゃないか」

「なんで?」

「だって、見えるんだろ?」

「なにがよ」

「なにってナニが」

「いつも見てるでしょう、ほら」


 といって燕がブラウスの裾をガバリとめくると、俺の見たいものがボヨンと出てきた。


「あ、はい、そうでした」


 いやでも、それとこれとはまた別物だと思うんだけどなあ。


「遠目の術は先天的に使える種族はいますけどー、術としては珍しいですねー。呪文は残ってるんですがー」


 と何事もなかったかのようにデュースが話題を戻す。


「私もいろいろ試したんですけどー、結局身につかなかったんですよねー。火炎と雷撃はすらすら覚えたんですがー」

「ホロアってそういうものなんじゃないの」

「ですねー」


 ひとまず戦闘組の中から、神聖呪文の使い手と精霊呪文の使い手に分かれて、検証などするようだ。

 使える呪文とそうでない呪文があるそうだからな。

 手当たり次第に呪文を唱えてみて、ものになりそうなら更に詠唱の練習をするらしい。

 簡単な呪文でも、きっちりコントロールするのに最低一月はかかるという。

 そもそも、デュースの言うようにホロアの場合、使える呪文はとても限られているらしい。

 難しいもんだな。

 だが、ルタ島の試練は噂では結構難易度が高いようなので、この機会にワンランク上の強さを目指すのもいいのかもしれない。

 となるとアレだな、俺もせっせと従者探しに勤しむべきだよな。

 がんばろう。

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