第61話 せんべい布団

「さて、次はどうするかな」


 試練の塔を無事に攻略した俺達は、しばしの休暇を楽しみつつ、次の予定を立てていた。

 具体的にはどこの塔を目指すか、ということだ。

 例のごとく、まずはデュースと相談してみる。


「最終的にはルタ島をめざすのでー、西に向かうわけですがー、その方向だと手近な所では二つありますねー。一つはペルウルの港町でー、もうひとつはアッバー山の麓にあるコーブスという小さな村ですねー。距離はどちらも馬車で五日ほどですがー、そこから先はずいぶん違いますよー」

「ほう」

「ペルウルに行けばー、その後もしばらく海沿いのコースになりますー。逆にコーブスに行けばー、山間の険しい道を進むことになりますねー」

「ふぬ」

「山間の村々はー、どちらかというと貧しい所も多いですしー、道も険しく山賊の危険もありますねー。うちのでかい馬車だと苦労するかもしれませんねー。ただし、比較的簡単な試練の塔がおおいのでー、お手軽に稼ぎたい駆け出し冒険者には向いているかとー」

「ほほう」

「海沿いは交易も盛んで美味しいものも多くてー、道中も平坦で安全ですがー、その分冒険者も多くて試練の塔は難易度の高いものが多いですー」

「なるほど。難易度が高いとして、俺達にとってはどうなんだ?」

「うーん、大半は大丈夫だと思いますよー。今回ほどスムースには行かないでしょうがー、そもそも今回はご主人様がさくさくリドルを解いたのが大きかったのでー」


 なるほどね。

 どちらのコースも一長一短か。

 となると、やはり本題に立ち返って考えるべきだな。


「そうですねー、目指すべきは紳士の試練ですからー。その攻略の布石としてかんがえるべきですねー」

「紳士の試練ってのはむずかしいのか?」

「もちろんですよー、といっても噂しか知りませんがー。修練のためにも難易度の高い塔をこなすべきですねー」

「なるほど。じゃあ、海沿いに行くか」


 俺がそう決めると、隣で黙って聞いていたアンも頷いて、


「わかりました。後始末もありますし、休養も必要でしょう。出発は三日後で良いでしょうか」

「うん、そうしよう」


 馬車の旅も結構疲れるからな。

 ちゃんと休んでおきたいのよ。

 あと、気になることもある。

 やはり匣について、調べられるだけでも調べておきたい。


「ところで、調べ物がしたいんだが、そういうのはどこでできるのかな」

「例の匣ですかー、それならやっぱりエツレヤアンじゃないですかねー」

「そうなるか、とはいえ戻るのもなあ」

「ゲートで戻って調べてくればいいですよー」

「そういや、そういうのもあったな」

「ではー、明日にでも戻られてはどうでしょうー?」

「見送ってもらったばかりなのに、ひょこっと帰るのも気恥ずかしいが」

「そうですかー? むしろ普通ですよー」


 そうなのか。

 まあゲートなんて便利なものがあれば、そうなのかもしれない。




 店の方は閉店セールを三日間連続でやることにした。

 夕べのうちから宣伝しておいたので、店は朝から繁盛している。

 そちらは任せて、俺はデュースにペイルーン、エンテルの四人で村役場の中にあるゲートまでやってきた。

 調べ物をするならこの面子がいいだろう。

 人数を絞ったのは別の理由もあって、ゲートというのは利用料が結構高いらしい。

 ペイルーンとエンテルはエツレヤアンのアカデミアに所属しているので、格安で使えるそうだ。

 学割みたいなものかな。


 デュースはデュースで、無料パスを持っている。

 ゲートを管理しているゲート公団というのがあって、そこがらみの仕事をしていた時に手に入れたと言っていた。

 ゲートのある役場でそれを見せると、とたんにVIP待遇になったので、多分、大層なものなんだろう。

 残念ながら俺までおこぼれで顔パスとはならず、結構な額の料金を自分の分だけ支払った。

 この額が人数分必要だと、ゲートで旅はできないわなあ。


 ゲートとやらは、ただの光の塊だった。

 幅三メートルぐらいの卵型の光がぽつんと浮かんで、その前で何人かが順番待ちしている。


「ご主人様はゲートは初めてでしたねー。まあ一瞬ですよー。はじめてだと酔うこともあるので気をつけてー」

「なるほど。でも気をつけるってどうするんだ?」

「手をつないでいれば平気ですよー」

「アバウトだな」

「では手をつないでー、ついてきてくださいねー」


 フワフワと光る固まりに勢い良く飛び込む。

 真っ白い光りに包まれて……俺は意識が遠くなった。




「これ、主殿。何をしておる、はよう起きよ、そして手を離すでないぞ」

「むにゃ……んんっ」


 真っ白いもやのなか、俺は朦朧としたまま手を引かれて歩いていた。

 デュースとつないだ右手とは反対の、 左手をグイグイと引っ張られる。


「離すでないぞ、離せば因果が途切れる、あと少しじゃ、行ってさっさと用事を済ませてまいれ」


 用事ってなんだ?

 心地よいハスキーボイスに手をひかれながら、ぼーっと考えがまとまらないまま、ふたたび俺の意識は遠のいていった。




 目を覚ますと、俺は布団の上にいた。


「は?」


 懐かしいせんべい布団。

 まごうことなき俺の部屋だ。

 まさか……全部夢とか言うんじゃないだろうな。

 心臓がバクバクしてきたぞ。

 慌ててほっぺたをつねろうとして、右手が何かを握り締めていることに気がついた。

 デュースの左手だ。

 もちろんその先にはむっちりと豊かなデュースの体も横たわっていた。


「デュース!」

「ん……あれー、いつの間にねたんですかー」

「ああ、よかった、夢じゃなかった、よかった」


 思わず涙ぐんでデュースを抱きしめる


「んんー、どうしたんですかー」


 ほんと心臓止まるかと思ったぜ。


「あれー、ここはどこですかー?」

「ここはな、俺の部屋だ」

「部屋?」

「俺が昔済んでた国の、俺の部屋だよ」

「つまりー、ここが例の異世界ですかー」

「まあ、お前から見たらそうなるな」

「うーん、困りましたねー」

「なにが?」

「どうやって戻ればいいんでしょうー」


 そ、そうか。

 夢じゃなかったことに安心していたが、戻る方法がわからん。


「あ、そうだ。隣の判子ちゃんが……」


 おもわず表に飛び出して、アパートの隣の呼び鈴を鳴らすが誰も出てこない。

 諦めて部屋に戻ると、デュースが部屋の中の物をあれこれ物色していた。


「見てもわからないものが多いですねー、文字も全く読めませんー」

「まあ、いろいろ違うからな」

「興味深いですよー。ペイルーンやエンテルがいれば、よだれが止まらなかったでしょうねー」

「だろうな」


 それはそれとして、今は帰る方法だ。

 デュースに判子ちゃんのことを話す。


「なるほどー、その人は怪しいですねえ。異世界を自由に行き来する人ですかー」

「あの子に会えれば何かわかると思うんだけどな」

「そうですねー、他に手がかりもないようですしー」

「そうなんだよな。なんせ異世界だからな」


 そこまで話したところで、ふと気になって聞いてみる


「……ところでデュース、お前魔法は使えるか?」

「魔法ですかー?」


 指を立てて、念を込めるが何もおこらない


「だめですねー、そもそもこの世界は精霊の力を何も感じませんー、うちに秘めた力も空回りしてるようなー」

「そ、そうか」


 しかしそうなるとますます帰る望みが……。


「んー、でも、ちょっとだけ感じますねー」

「ほんとか?」

「すごく、とおく……たぶんー、別の星……ですかねー。とんでもなく大きい精霊の力が生まれようとしていますよー」

「そうなのか」


 別の星ってなんだろう。

 わからん。

 わからん時は、まず腹ごしらえだな。

 空腹だといざという時、しっかり動けん。

 どれだけ寝てたのかわからんが、結構すいている。


 と言ってもたいしたものはない。

 カップ麺と冷凍庫に突っ込んでいたご飯で適当にかきこむ。

 久しぶりに食う日本の米はうまいな。

 カップ麺も飽きてたはずだが、久しぶりだと味が濃くてうまい。

 冷蔵庫に残っていたビールも開けてしまおう。


「ほれ、これが前に言ってたこっちのビールだ」

「なるほどー、これはおいしいですよー。喉にきゅっと来ますねー」

「だろう」


 飯を食ったら風呂だ。

 毎日綺麗に体を拭き清めていたとはいえ、お湯を張った風呂にはいるのは一年ぶりだ。

 せっかくなのでデュースと入ることにする。


「うちの中にお風呂があるんですかー、ブルジョアですねー」

「そうでもないんだけどな、しかし湯船に浸かると落ち着くなあ」

「いいものですねー」


 お湯にたゆたうデュースの肢体をしばし堪能して、風呂からあがる。

 よし、すっかり落ち着いていつもの俺だ。

 落ち着いたところで、素朴な疑問が湧いてきた。


「そういや、今なん日だろう」


 向こうで一年は暮らしてたんだ。

 行方不明ってどれぐらいで死んだことになるんだっけ?

 しかし、その割にはこの部屋は俺が出て行った時のままにみえる。

 一年も音信不通なら、さすがに問題になってるだろうに、この部屋に人が入った形跡は無い。

 転がっていたスマホを手に取り、日付を確認した。


「時間が……過ぎてない?」


 もしかしたら多少は過ぎてるのかもしれないが、俺があっちに旅立った当日のままだ。


「時間の流れが違うのか? それともタイムマシンみたいな……」


 さっぱりわからんが、とにかく、向こうの一年はこちらの数分ってことなんだろうか?

 それだとすごく困る。

 こっちに長くいると、向こうの連中がみんな年食って死んじまうんじゃ……。

 浦島太郎はかんべんしてくれ。


「それは一大事ですよー、私達ホロアはともかくー、ウクレたちはそれほど長生きではありませんよー」

「どうしよう、どうすりゃ戻れるんだ?」


 ああもう、なにかヒント、ヒントはないのか?

 必死に考えていると、ふと何かを思い出した。


「……用事」

「はい?」

「用事を済ませろって誰か言ってたな」

「だれですかー?」

「わからん……が夢のなかで誰か」

「夢ですかー」


 あれは本当に夢だったのか?


「とにかく、この世界に残してきた用事をこなしてみましょー」

「しかし、用事と言ってもだな」


 無職で身寄りなしの俺に、用事もなければ未練も……。


「あ」

「わかりました?」

「思い出した」


 そう、思い出した。

 今日は祖母の命日だった。

 それで俺はあの日、二日酔いの体で無理して起きようとしてたんだよ。


「ではー、墓参りに行きましょうー」


 二人共、衣装は完全にコスプレだったので、俺の服に着替える。

 突然戻っても大丈夫なように、荷物はすべて持って行くことにした。

 向こうに持って行きたいものもあるにはあるが、改めて見ると、あまり役に立ちそうなものはない。

 そもそも電気なしで使えるもの、というのがあまりないのだ。

 水道や電気というインフラがあって初めて成り立っている便利さというのも多いものだなあ。

 小物でもナイフなどは向こうのものも十分実用的で、引けをとらない。

 適当に見繕って、手持ちのリュックとショルダーバッグに詰め込むと、家を出た。


 墓は電車で二時間ほどだ。

 家を出る時に財布を忘れかけたが、これがないと何もできないんだよな。


 久しぶりの日本の町並みは懐かしさよりもやかましさが目立つ。


「箱がすごいスピードで動いてますねー、あれがすべて、電気という力で動いているのですかー」

「車か。あっちはガソリンっていう油の一種だな。ほら、あそこに雲を引いて動いてるのがあるだろう。アレが飛行機で、あのなかに何百人も人が乗って空を移動してるんだ」

「すごいですねー、乗ってみたいですー」

「まあ、戻れなければそのうち乗せてやるが」

「うーん、今は戻ることを優先しましょー」

「そうだな」


 電車を乗り継いで、実家の近くまでやって来る。

 これぐらい田舎になると、あちらと変わらなくなってくるな。

 墓につくと、ひと通り掃除をして、花をいける。


「ここがご主人様のおばあさまのお墓ですかー」

「祖母と両親と、あとはご先祖様が入ってる」

「お祈りはどうやって捧げればよいでしょうー」

「こうやって手を合わせて、あとは適当に、元気でやってますとかそういうのを心のなかで報告するかんじかな」

「念仏はないんですかー」

「あるけど、坊主ぐらいしかしらんよ」

「では、みんなを代表してご挨拶させていただきますねー」


 そうして二人で手を合わせていると、


「あ」


 とデュースが珍しく驚きの声を上げた。


「どうした?」


 振り返ると墓の向こうを指さす。


「ゲートですよー、ゲート」


 みると例の白い光が中にぽっかり浮かんでいた


「あれか、あれに入ると戻れると思うか?」

「わかりませんー」

「だよなあ、しかし悩んでも仕方ない、思い切って……」


 と決断しかけた瞬間、後ろから叫び声が聞こえる。


「あー、黒澤さん、いつのまにっ!」

「判子ちゃん、いいところに」


 おとなりに住む謎の少女、判子ちゃんだ。

 よかった、会いたかったんだ。


「まだ向こうの私と同期もとってないのになんで戻ってるんですか!」

「なんでって、かってに……」

「あああーーーっ! ゲートがあいてるー!」

「あ、そうそうゲートってので勝手にこっちに」

「メインゲートもまだ開いてないのに、こんなとこに勝手にこじ開けて!」

「メインゲート?」

「あなたが勝手にショートゲートを開いたんですか!?」

「え、これのこと? いや、別に俺じゃ……」

「勝手にそういうことをされると困ります。変なフォス波を検知したからやってきたらこの有り様だなんて……、だから放浪者は始末におえないんですよ。今すぐ消すのでどいてください!」

「いやまて、消されると困る」


 あわてて立ちふさがる俺にデュースが、


「その人はー敵ですかー」

「知り合いだが味方じゃない気はするな」

「ではー、えい!」


 たちまちデュースの指先から炎が上がり、判子ちゃんとの間に火の壁ができる。


「あ、あち、あちち、こ、こんな所でレプリケータも無しに物質干渉なんて破廉恥なことを、あちー」

「え、魔法?」

「今のうちですー」


 デュースは俺の手を握り、再びゲートに飛び込んだ。

 飛び込んだと思ったら、そのまま光をすり抜ける。

 あれっと思って振り返ると、光はそのままで、ただ、周りの景色だけが変わっていた。


「もどった、のか?」

「そうみたいですー」


 思わず安堵の溜息をつくと、


「あれ、どうしたの? 忘れ物?」


 と、今にもゲートに入ろうとしていたペイルーンが驚いていた。


「ペイルーン!」


 おもわず抱きしめてしまう。


「ちょ、ご主人様、人目があるじゃない!」


 はあ、よかった。

 戻れてよかったあ。


「ちょっと、一体どうしたのよ」


 かいつまんで二人に説明すると、いまいち信用していないようだった。


「だって二人共すぐに戻ってきたじゃない」

「すぐって、いまどれぐらいで戻った?」

「どれぐらいも何も、ほんの一瞬よ。入ったと思ったらすぐ出てきたわよ。でも服が替わってるわね」

「そりゃ着替えたからな」

「ふーん、不思議なこともあるのね。まあ私達としては戻ってきてくれたから良かったけど」

「俺もだよ」


 その日は再びゲートに入る気になれなかったので、そのままキャンプまで戻ることにした。




「そんなことが、あったんですか」


 改めて起きたことをアンたちに説明する。


「あったんですよー」

「とにかく戻ってこれてよかった」

「まったくです。前にもいいましたが、異世界で暮らすのはかまいませんが、置いていかれては生きる希望もありませんので」

「そりゃこっちのセリフだよ」


 アンはぷりぷりと怒っているが、気持ちはわかる。

 俺だって誰かに八つ当りしたい気分だぜ。


 しかし、ほんと戻れてよかったな。

 改めて思ったが、すでにこっちがホームになってしまったなあ。


「そういや、あのときよく魔法が使えたな?」


 気になっていたことをデュースに聞くと、こう答えた。


「ゲート越しに精霊の力が漏れていたのでー、それをかき集めて発動させたんですよー」


 なるほどねえ。

 そういうこともできるのか。

 そこで思い出してリュックを開く。


「そうだ、エンテル。土産があるぞ」

「なんです?」

「俺の世界の辞書だ。言葉はおいおい教えてやるが、面白そうだろ」

「良いですね、新しい言葉は概念そのものを拡張してくれます。考古学をやる醍醐味の一つですが、異世界の言葉はとても興味深いです」

「ねえ、他のおみやげは?」


 ペイルーンもリュックを覗き込む。


「それが立て込んでてな。とりあえず……」


 仕事で使っていた、プログラマ向けの数学や物理の教科書を手渡す。

 うろ覚えのまま教えるより、テキストがあったほうが確実だからな。

 役に立つのかどうかはしらんけど、興味はあるようだし。


「わたしもーおみやげー」


 と抱きついてきたフルンに、適当に鞄に詰め込んでいたお菓子のたぐいを手渡す。


「おかわりはないから、みんなで分けて食べろよ」


 あとはスマホも持ってきた。

 電気がないと使えないとはいったが、実は電気はある。

 太陽電池の充電器があるからだ。


 これに予備のモバイルバッテリーも持ってきたので、普通に使えるはずだ。

 いつまで使えるかわからないが、たとえ数年でも役に立つだろう。

 電話もネットも繋がらないが、大量の辞書が詰まっている。

 百科事典アプリなどは助かるはずだ。

 それにカメラやレコーダーもきっと重宝するだろう。


 しかし、ゲートを使えば、また日本に戻れるんだろうか?

 今回は帰りのゲートが見つかったからよかったけど、あんなものは普通は無いはずだから、もし次にあちらに行ったら帰れない可能性もある。

 頻繁に行き来できれば、それは便利だろうが、この一年でさほど困ったこともないし、リスクは大きいよな。

 判子ちゃんはやっぱり味方ではないようだし。

 そうなると、おいそれとはゲートが使えなくなってしまったな。

 あとでデュースと相談しておくか。


 思いがけない帰省で大変だったが、結局その後はゲートは使わずに、こちらで雑用を済ませるだけにした。

 まあ、しかたないよな。


 その後、俺たちは予定通り、ボズの試練の塔を後にした。

 次はペルウルだ。

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