第19話たまにある土地を無駄にしてるや~つ
投稿サボっててすみませんじつは最近新しく書こうと思った小説の方ずっと書いてて残り300文字ほどをまったく書いて無くて。あ、一応新しく書いてる方もURL貼っておきます。(反省の色なしヨシッ!)
↓「学年転移で異世界来た ~人足りてないけど今いるみんなで充実します」
https://kakuyomu.jp/works/16817330667806227657
◇■◇
「ほへぇ」
「驚きのあまり正人が壊れた?」
「生きていれば壊れてはないと思う」
「そうか。先に進もう」
私たちは近未来の扉を開き先に進んでいた。今はその途中で私たちは空に浮かぶ足場。浮遊石みたいなのの前にいた。それにしても長い、扉を開けてからほとんど一本道、こういうアスレチックみたいなギミックはあっても個室のようなものはない。その理由は分かる。なぜなら足元に線路のようなものがあるからだ。
「にしてもいったい何のための電車だよ。土地は有限なのにこんなに地下線路じゃ土地足りなくなるだろ」
「確かに。普通ならこんなふうに長くするメリットがないから何かしらの建造物があると思う。でもないって事はこの奥なんかやばいのでもあるんじゃないの?」
「もしそうだとしたら上に行くための入り口はどこにあってていうんだ?」
「別の入り口ぽかったところかな?」
ゴトッ
突然近くから何から音が聞こえた。音のした先は、、、ダクトだ。
「ダクト。ネズミか何かかな?」
「ネズミだろ」
「多分そうだよね」
二人は気にせずに歩く。巧妙な罠にかからずそれに気づかずに。
「ナビゲーターさん。教えて。どの道に進めばいいの?」
ーーーーーー
右から3番目の道に進むと上層部に出れる梯子のようなものがあります。
ーーーーーー
私たちはダクトから音がしてからそのまままっすぐに進んでいた。すると分かれ道が現れた。どれが正しい道かわからないうえ、一歩ミスると命の危機に関わってくるかもしれない状況。悩みに悩んだ末私たちはダメもとでナビゲーターさんに助けを求めていた。
「右から3番目。ってナビゲーターさんは言ってる。離兎、どうする?」
「従おう。ナビゲーターが俺たちに嘘をつくメリットが見当たらないしな」
「分かった」
右から3番目、その進んだ先には確かに梯子があった。上は蓋のようなものがあるが簡単にどかせそうだ。
「よいしょっとうわあ」
「ちょっと離兎、止まらないでよ」
「すまんすまん。ホントに外に出たからつい」
「もう、ついじゃないよ」
外は現代と遜色ないような家が何軒も立っていた。比率的にはマンションがかなり多く感じる。
「探索のしがいがあるって感じだな」
「ちょっとめんどくさそう」
「それは否定しない」
私たちは全貌を知るため一番高い真ん中にあると思われるタワーに向かって進む。近くにあったサビ付いた看板を見るにあのタワーはヌクリアタワーというらしい。それを離兎に話すと核の塔という意味であると説明してくれた。いわく離兎はアメリカのかなり偏差値の言い大学を卒業していたらしい。
「ふもとまで来てみたわけだけどこれかなりでかいな」
「うん。頭を完全にお空に向けてやっとてっぺんが見えるね」
東京スカイツリーよりは低いけど東京タワーよりは高い・・・大体300ないくらい?
「入り口見当たらないね」
「上に窓、割れたのがあるな」
「そうだね」
「そこに入ってく太めの線みたいなのあるな」
「えもしかして?」
「そのまさか以外に今わかる範疇で入る方法があるか?」
あんまりそういう激しく動くのは得意じゃないんだよなぁ。それにゲームのジップラインとかじゃないんだからピエロとかじゃないとあれを使って入るのは無理でしょ。
「、、、? なあ正人」
「どうしたの?」
「お前のスキルであの中先に入れない?」
「入れると思うけどどうして?」
完全に忘れてた。でも私ひとりが入ったところで別れたら離兎来た意味なくならない?
「いや向こう側から正面空けたりするスイッチないかなって」
「え。扉見たいなとこないよ?」
「いやそこはスキルの力でなんやかんやしてるかもじゃん?」
「う~んわかんないけどとりあえず探してみるね」
「じゃあ俺ここで待ってるから速くしてくれよなぁ」
「うん《飛翔》」
私は宙に浮きあがり窓に向かって空をかける。今更だがこの窓私が入るには十分だが離兎が入れるほどの幅がないようだ。私は窓を通り過ぎ床の有無を確認し着地する。さて、潜入ミッション? 開始だ!
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