第14話さらに仲間が増えました

久しぶりです。前回いい感じのところで止めたので気になって夜しか眠れない人がいてくれたらうれしいなぁ。


余談ですけどApexでガチャ引いたらカタリストのレジェンドスキン来た。俺バリスティックとヴァルキリーしか開放してない。(レベル44の無課金)


~~~~~~


オオカミは威嚇をするのでも飛びかかってくることもなく、ただそこに佇んでいた。


「・・・敵意は・・・ない?」

「珍しいというより何かの実験でできちゃった可哀そうな風に見える。」


オオカミは振り返りついてこいと言わんばかりにこちらに顔を向け首を傾け歩き始める。


「どうする? ついてく?」

「ついてった方がいいんじゃないか? この洞窟探索が残ってるのはこの奥くらいだし最悪 《帰宅》で逃げればいいと思うし。」

「そうだな。」


俺たちはオオカミについていく。オオカミはいくつか曲がり角があるのに対し迷いなくどこかに向かって俺たちを誘導していた。


上り坂を上ったと思ったら下り坂を下らせられた。そして前を見るとオオカミの導きたかった場所がどこかわかった。


がこのオオカミの飼い主か?」

「こいつは⋯⋯AIがホログラムで受肉したのか?」


そこにはホログラムのおじさんがいた。そしてその横にオオカミも。


『やあ僕はグイダ、AIじゃない。電脳世界に生きる人間さ。』


電脳世界? 元人間? 色々と気になるな。


「電脳世界ってなんだ? その世界にこの世界の人たちはみんないるのか?」

『電脳世界っていうのは人の脳に電気を流して脳を・・・説明は難しいね。この電脳世界にいるのは僕だけだよ。』


電脳世界の説明をあきらめた。図とかなら分かりやすいけど言葉にすると説明しづらい物って多いよね。


「じゃあそこのオオカミはなんなんだ?」

『それはだな。我々はここで核を使った実験をしていた。私はオオカミをペットとして飼っていて研究所にもよく連れてきていた。それがこいつ、ジラクだ。』


「え、緑色の体毛は元からなの?」

『そんなわけないだろう。少し話が長くなるが詳しく説明してもいいか?』

「「どうぞどうぞ。」」


あれは、よく晴れた研究日和な日だった。(研究日和な日って何?)その日も僕はジラクを研究所に連れてきて研究をしていた。昼あたりだろうか。入り口付近の実験施設で事故が起きた。放射線を貯めているタンクが壊れたと。僕たちは地下通路から避難しようとしたがまさに神の悪戯と言わんばかりに地下通路につながる道が陥没した。僕は自分の研究室に走り決意を決めて電脳世界の住民になった。


ジラクは逃げ道を必死で探した。けれども逃げ道は見つからず放射線に飲まれ体は蝕まれていったそんな中奇跡と言わんばかりに耐性スキルを入手した。が、体の変色は治らず気づくと緑色の体毛になっていた。僕はそれを眺めていることしかできなかった。


「なるほど。だからこの洞窟には放射線があふれているのか。」

『それにしても君たちは防護服も来てないのによくここまで来れたね。』


「スキルで《放射耐性》がついたから。」

『2人とも!? スキルが発芽する確率は約0.5%と言われているんだぞ? 君たちはどれだけ運がいいんだ。』


そうだったのか。俺たちは異世界から来たからその確率がすごい高くなってるのかな? でもだったら持ってるスキルをあんまり教えない方がいいのかな?


「え、俺たち結構スキル持ってるけど普通って何個くらいなんだ?」


おい、離兎! お前天然か? 天然バカか? このグイドって人まだそんなに信用しきれるわけないよね? なんでそう簡単に人に情報を渡せちゃうかな? お前偏見だけど特殊詐欺に何回か騙されてそうだな。


『何個も持っているだと!? スキルというのは1人につき1つまでとされている。君たちは一体何者なんだ?』

「俺たち異世界から来たんだ。」

「離兎、ちょっと静かにしようか。君警戒心なさすぎじゃない?」


「いや正人、この人は悪い人じゃない。そんな気がする。」

「信用できないけど信じるわ。」「ありがと!(^^♪」「ごめんなんかイラついてきた」


『異世界から来た? だとするとスキルがいくつもあるのが納得できるのか? まあいいか、私は君たちに言いたいことは2つだ。聞いてくれるか?』


「いいよ。ものにもよるけど。」

「どんとこい!」

「あ、信じるとは言ったけど喋っていいとは言ってない。」


『ふw、まず1つ目だが、ジラクを連れて行ってくれないか?』

「なぜ?」


『このままだとジラクは死んでしまう、だから君たちと一緒に生きてほしいんだ。』

「分かった。」


ジラクは下を寂しげに見つめている。


『2つ目だ。今から言う座標に行って生存者がいないか確かめてほしい。』

「? どこだ?」


『129、56、628だ。すまないが私はもう死ぬに等しい状態になるから質問されても困る。では君たち、ががんば⋯り⋯⋯たま『強制シャットダウンに移行します』


グイドのホログラムが消え周りの機材も光らなくなった。


「ジラク、来るのか?」

「ブフッ」


ジラクの決意したような目を見て俺もジラクを連れていく覚悟ができた。


「正人ぉ俺そろぼち喋っていい?」


・・・忘れてた。


「いいよ。いかだに帰ってなんか造るよ。」

「なんかってなんだよ。」

「なんかだよ。」

「ぐるふぅ?」


ジラクが少しこっちを「大丈夫かこいつ」と言わんばかりの目でこっちを見てきたことに気づいたのは俺だけだろうか? こいつ知性がかなり高いな。


俺は少しだけムカついたのでジラクを持ち上げて他界他界の要領で本気で上に投げる。手が離れる直前に《帰宅》を発動しジラクをしっかりつかんでおろす。ジラクは俺に向かって「嘘だろ? 何やってんだこいつ?」みたいな目をしてたので両手を構えたら少し引き下がった。


腕が痛い。この体そんなに力が強いわけじゃないから今すっごい腕が痛い。


「さて、まず俺と離兎の部屋を作ろう。そのあとにジラクの部屋を作ろう。」

「部屋って広さ足りるの?」

「足りないなら増やせばいい。《建築ビルディング》」


~~~いかだ改良中 余談だけど設置した後移動ができるらしい~~~


「よしこれでいいだろう。」

「う~ん思ったこと言っていい?」

「なんだ?」

「なんで今までプラント植えてあるのに1階に置いてたの?」


「それは聞かないお約束だよ。」

「そっか。」


こうしてさらにいかだを改良し、1日で仲間を2人(正確には1人と1匹)も増やしたのだった。



~~~~~~

いかだの状況書くのめんどくさいよぉ;;


1階



床床床床床床床床床床床

床床床床床床床床床床床

階床床床床柱床床床床床

段床床床床床床床床床床 

べ床竈火床床床床床床床

べ罠罠罠罠罠罠罠罠罠罠

壁壁壁戸壁壁壁戸壁壁壁

床床床床床壁床床床床床

床床床床柱壁床床床床床

床床床床床壁床床床床床

床床床床床壁床床床床床






2階



階床床床床床床床床床

段床プププププ床床床

床床床床床床床床床床

床床床床床床床作作床

床床床床床床床作作床

床床床床床床床作作床

ジジ床床床床床作作床

ジジ床床床床床床床床



拡散的なの皆さんしてくれませんか? もしくは♡と☆、感想が欲しいです。どうかお願いします。

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