第9話釣り竿強化とお船開拓!
「おはよう。誰もいないけど。ハァ。」
誰もいないって少し寂しいよね。
よし! 切り替えてこう! 昨日は釣り竿強化ができるようになったから今日やるってことにしたんだもんね。
《収納》
収納から出てきた釣り竿強化キットはなんだか白い箱のようだった。何かに似てるって言われたら大きくなって模様のなくなったサイコロ。もしくは豆腐。
これを。どうするかはわからないから。ヘルプに聞くんじゃなくて、自分で試行錯誤してみよう。
まず最初に並べておいて「強化!」って叫んでみた。何も起きなかった。次に釣り竿と箱を押し合わせてみた。釣り竿からミシッって音がした。強化したら大丈夫だよね? 次に箱を餌にして釣りをしてみた。わけわからんけど箱が消えて普通に魚と資材が釣れた。収納を確認すると箱があった。思いついた最後。釣り竿と白い箱を持って《
「全く分からん。ほかに方法ってあるか?」
俺は釣り竿と箱を比べるようにして持ち視点を右往左往させる。これをしたからって何かが起きるとは思ってない。ただ何となくだ。
「いやぁ
すると突然釣り竿が白く光って空に浮かび上がった。白い箱も釣り竿の周りをまわるようにして飛び始める。そして白い箱が釣り竿の中に入った。
光が一層強くなり目を開けていられなくなった。次に目を開けた時、釣り竿は白くてなんかめっちゃ神々しかった。うん、他に言葉が思いつかないや。
『イビルロッドがクリエイトロッドに進化しました。』
わ、わーい。進化したぁ。・・・う~ん、なんか強化の方法結局わかんなかったから素直に喜べないんだよなぁ。・・・クリエイトロッド、創造の釣り竿か。ええ、なんか強そう。釣り竿が変身とかできるのかな?
ここで使うべき! 《
ーーーーーー
クリエイトロッドは、持ち主の望んだサイズにでき、さらに望んだ道具になります。例として斧や槍にもすることができます。さらにこれまでできなかった船の外に釣り竿を持ち出すことが可能になりました。最後に釣れるものが増えました。
ーーーーーー
なるほど。超絶強化じゃん。ためしに一回釣るか。え。
俺は釣り竿を投げた。確かに投げた。が、俺が釣り竿の先端が消えたと思ったら上がっててその先に魚がいて収納に行った。もはや何がおきたのかわからない。
「これは・・・周回が楽そうだな。腕が痛くなりそうだけど。」
そう思いながら俺は釣り竿を振ってはあげてを繰り返す。うん、これ剣道の素振り練習みたい。
そう思うと急に釣り竿が竹刀に変身した。
「うわ! そういえば持ち主の望んだ道具になるってあったけど。どちらかというとこれじゃあ思った道具になるんじゃないの?」
さっきの釣り竿をイメージして。おお戻った。・・・これ不便だね。
《設定変更》
ーーーーーー
どのような設定を変更しますか?
ーーーーーー
「釣り竿が別の道具を思っただけで変身しないようにしてほしい。」
ーーーーーー
ではどのような条件での変身を望みますか?
ーーーーーー
「変身! って言ってその時思った道具に変身してほしい。」
ーーーーーー
わかりました。
ーーーーーー
さて、鉄の資材も釣れるようになったけど。今はちょっと別のことしたいんだよなぁ。
そういうと俺は罠から資材を回収し《
~~~ふわんふわんふわ~ん~~~
「この船ってどれだけ広くできるの?」
ーーーーーー
ほとんど無限です。ですが2階や3階など、縦に大きくしまくると1階部分が水に沈みます。それで地下を作ることもできます。
ーーーーーー
「まじで!? 地下室とか作れんの?」
~~~そして今に戻るぅ~~~
今ある木材は1000以上ある。これで2階を作る。けど階段と柱のコストめっちゃ高い。何? 階段はさ、3mで斜めだから200木材使うのは分かるよ? でも柱! お前はなぜ1本の柱なのに木材が300もいるんだ!
・・・
そんなこと考えてもしょうがないよな。階段の位置は。ベットの傍でいいや。
柱は、大体ここで。
2階完成! 沈ませるんだったら壁が必要になるけど資材がもう少ないからまた今度だね。
ーーーーーー
いかだめっちゃ進化!
1階
床床床床床床床床床床
階床床床床柱床床床床
段床床床床床床床床床
べ床竈火床床床床床床
べ罠罠罠罠罠罠罠罠罠
床床床床床床床床床床
プププ作作床床床床床
床床床床柱床床床床床
床床床床床床床床床床
床床床床床床床床床床
2階
階床床床床床床床床床
段床床床床床床床床床
床床床床床床床床床床
床床床床床床床床床床
床床床床床床床床床床
床床床床床床床床床床
床床床床床床床床床床
床床床床床床床床床床
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