詩 ようこそ鏡の世界へ
仲仁へび(旧:離久)
第1話
コピーばかりで 実態のない
偽物だらけの世界へようこそ
写し取っただけの
薄っぺらい世界
お気に召すように
あなたの心のようにね
呼ばれたから来たんでしょう
本当じゃないから来れたんでしょう
ここは「嘘」ばかりが集まる世界ですから
ようこそ歓迎したします
偽りばかりのあなたはそう
取り繕ってばかりのきみはそう
私達って仲間でしょう?
同じような同類でしょう?
いるべきところを見つけられたね
あるべき世界にやっと来れたね
「これは優しさ
違和感を抱えて生きていくのは
きっと辛いものでしょう?」
「ストーリー」
鏡の世界に人が消えた。
証拠は何も残らない。
それでも消えた人物は満足だった。
居場所がない世界にいるよりも、そちらの世界の方がずっといいから。
詩 ようこそ鏡の世界へ 仲仁へび(旧:離久) @howaito3032
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます