第3話 三味線砲万歳ニャン! 人も逃げ出すニャン!

 本日、2023年11月9日の木曜日。

 昼は、餃子の王将で日替わりランチをつまみに一杯。

 その帰り。

 帰ってのつまみ、デザート類を買って、さあ退却。

 そのファミリーマートの向いは、美容室。

 いつもいる、茶色の猫様、ごろりん。

 道路の向こうのそのまた向こうに、御挨拶。


お~~い! しゃみせ~ん! しゃみせ~ん!


 そんなことを言っていると、何と猫様、前足を、バンザ~イ!


しゃみせ~ん!


 またも、ばんざ~い!

 そして、道路を挟んでさあ帰るその時、もう一度ご挨拶。


しゃみせ~ん!


 猫様、起き上がって、ワタクシを呆れて見つめておられたぞ。


何だニャ、また三味線マンかニャ。


・・・ ・・・ ・・・・・・


 そして、帰りの駄賃でクリーニング店に。

 店主のおばさまに、シャミセン!


 なんと、先客がおられまして、まあ、年配の女性ですが、

 帰られました。


あんた、シャミセンなんか言うたら、人間様も帰られたで。

せっかく話、しよったのに(苦笑)。


・・・ ・・・ ・・・・・・・


 三味線砲は、人間様にも効くらしい。

 うっとおしい客もどきにも、効くのかもしれないぞ。


 そんなことが判明した、秋の昼下がり。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る