第2話 ハドリを封印!

 1964年日本シリーズ第4戦は、さよならで決着。

 大阪球場で、南海のハドリがサヨナラ本塁打。

 敗投手村山。勝投手新山(のち阪神コーチ)。

 8回まで好投の杉浦投手には、勝ち星つかず。


 今年、2023年の阪神の日本ワールドシリーズ。

 第4戦、すんでのすんでで、オリックス側が申告敬遠2打席連続。

 そして迎えた打者、4番ファースト大山。背番号3。

 結果的には、昨年のオリックス胴上げ投手からサヨナラ左前打。


昔ハドリ、今、大山!


 ハドリの悪夢を、大山君は封印してくれました。

 そういえば、ハドリ選手は左投左打の一塁手でした。

 大山選手は、右投右打だけどね。


 とにもかくにも、今日の日本シリーズ、甲子園の魔物の正体が、なんとなく見えてきたような気がするね。

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