ぼっちでいる人の方が……
明鏡止水
第1話
ぼっちでいる人の方が
緻密で
文章がまとまっていて
読みやすくて
意外と感受性の豊かさの中に知的さや哲学を
盛り込んだりしてきて
はっきり言って
読んでておもしろいです!
って伝えたいのに
内容が洒落にならない
けして面白いとか言っちゃいけない
コメント寄せたい
でも
迷惑かな
すごく気になるのに
どうしてもテレビの中のニュースくらい悲惨で
現実で
話しかけづらい
わたしたちのこころが
空に向かっている時
地に向かって叫ぶこともできずに
大口を開けて
口に砂利が入るのも
構わずに
叫びをころしている人がいる
ぼっちは
英雄だ
ひとりでも
誰かを愛せるのだから
ぼっちは
孤独だ
愛したいのになんだか
肉欲だけで自分はいいです
と他人と関わることを
避けて優しいことを言い出す
ぼっちのぼっちはひとりぼっちじゃない
ぼちぼち独りでいきますか
のぼっち
かな?
きみに宛てたよ
辛い思いよりも破壊的な思いを持った
死刑囚のような復讐者
いつか
ぼっちのきみには良いことが起こるだろう
それが世間一般の幸福かはわからないけれど
その
よいことは
わるいひと、にくいひと、しんでほしいひとを
さばいてくれないかもしれないかもしれない
見つからない
不起訴かもしれない
どこにいるかもわからないかもしれない
それでも
なにかある
このあとに
何かあるんだ
もう何も起こって欲しくないかもしれない
実際何も起きない
起こさせない
それが警察の仕事だ
まいにち
おもう
きずついている
ぼっちでいる人の方が…… 明鏡止水 @miuraharuma30
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます