広島に行ってきたよ

久石あまね

広島旅行初日

 両親と僕で広島に行ってきた。


 朝5時に大阪を出発した。


 高速道路を走り、11時頃広島、呉に到着。そのまま江田島へ。


 江田島の海上自衛隊幹部候補生学校に行った。


 途中、定食屋でお刺身定食を食べた。おいしかった。カキフライ定食はまだやっていないようだった。


 午後1時、幹部候補生学校に到着。


 午後1時半からの見学ツアーに参加した。


 大講堂や資料館、赤い建物の幹部候補生学校を見学した。


 資料館では山本五十六の遺品、特攻隊員の遺書などがあった。


 特攻隊員の遺書は涙なしには読めなかった。特攻隊員の年齢は18歳の人もいた。


 見学はガイドの方が説明してくださって、とてもわかりやすくてよかった。帝国海軍のことや海上自衛隊のことがたくさん知れた。とても勉強になった。


 帝国海軍の文化が海上自衛隊に受け継がれているのだなと思った。僕の姿勢が自然と正された。


 しっかり生きないといけないなと思った。


 見学の後、両親と別れ、僕は江田島の港から広島港に高速船で移動した。


 20分ほどで広島港に到着した。


 広島港から広島電鉄で八丁堀まで移動した。


 夕方になっていた。


 広島法華クラブというホテルにチェックインした。


 部屋でしばらく横になって休んだ。


 幹部候補生学校の見学のことを思い出していた。


 自衛隊のことが少しわかったような気がした。基地内にいた自衛官は実直な人たちだった。とても真面目な印象で真剣に生きている感じがした。そしてなんとも言えない独特な雰囲気の方たちだった。娑婆では会えない本当の軍人だと思った。


 昔の帝国海軍の人もこのような実直な方たちなのだったのかなと思った。


 軍人は立派だなと思った。


 己を捨て、国の為に戦うのだから。


 回想を終え、夜、繁華街である、八丁堀に行った。


 途中、原爆ドームの側を通った。そして空を見上げた。昔、この頭上で原爆が爆発したんだと、なんとも言えない気持ちになった。悲しいを通り越した感情になった。


 八丁堀で広島焼を食べた。その後、居酒屋で寿司を食べた。そしてホテルに帰った。その後、大浴場に行った。


 そして疲れていたので、10時に寝た。


 戦争や自衛隊のこと、資料館の特攻隊員の遺書、原爆ドーム、色々考えさせられた、旅行初日だった。

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