飽きが怖い
学生の頃、同じ学科の友人と僕のアパートで、Queenの『’39』という曲を聴いていた。その時彼が「俺はこの曲が好きすぎて、一年に一回しか聴けない、だって飽きるのが怖いから」と言った。わかる気がする。どんなに好きなものもいつか飽きたり慣れたりする。新鮮な感動は失われてしまう。好きなものへの熱量が続かないことがわかっている時、どうやってその熱量をコントロールするのか。難しい問題だ。自分はペイブメントという90年代に活動したバンドの「クルーキッドレイン、クルーキッドレイン」というアルバムを愛しているが、これはレコードでしか聴かないことにしている。たまに実家に帰り、レコードプレイヤーのある環境でたっぷり時間のある時に聴く。そんなことは年に一度くらいしかないので、ずっと飽きることはない。
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