この章の人物紹介

 

 この世界の住人は預かり知らぬことであるが、実はステータスオープナーによって読者は彼らのステータスを知ることが出来る!

 見てくれ!


[凡例]

 のんきな・エルフ太郎 ※現在明らかになっているこの人物の姓名

種族:※この人物の種族

文化:※この人物の生まれ育った文化、帰属する民族・文化集団など

武勇:     交流:

管理:     学識:

※この人物の現時点での大まかな個人的資質、超苦手、苦手、普通、得意、超得意の五段階評価

大事なもの:※この人物が人生において、あるい最近、大事にしている物、事

【コメント】

※この人物の概要、近況など

【小話】

※この人物に関するちょっとしたお話

 

 ステラ

種族:ハイエルフ

文化:チェヘマ族

武勇:苦手   交流:普通

管理:苦手   学識:普通

大事なもの:保身

【コメント】

エルフの森から飛び出したクソエルフ。自分勝手だが別に自分のことが好きというわけではないらしい。

【小話】

 ある時、ステラはこんな事を言った。

「私ってあまりにも美少女だと思いませんか?」

「どうした急に」

「いえ、ここに来る途中で縁談を申し込まれたことがあったんですが、最初の食事会の後なぜか破談になったんですよ。おそらく美しすぎるが故に、相手の母や姉妹が嫉妬したのでしょうね」

「……きっと外見より中身を見るタイプだったんだろうな」

「どういう意味です!?」

 

 ジロ

種族:狼獣人

文化:扶桑、シジマ

武勇:得意  交流:苦手

管理:超苦手 学識:普通

大事なもの:特になし

【コメント】

極東の島国から落ちのびてきた若干自暴自棄になっている狼男。悲しい過去を匂わせるも、話すタイミングを逸してしまった。

【小話】

 下水道の任務から数日。

「う〜ん……まだ臭う気がする……」

「俺は気にならない」

「気にならないって、鼻が利くんでしょう?」

「ああ。他人の体の臭いなんて嗅ごうとしなくても常に鼻に入ってくるからな。……どうした、なんだその顔は」

 

 ファフラ・デ・カディール

種族:砂漠の狐の半獣人

文化:アルダルス、イルトゥリス

武勇:苦手  交流:超得意

管理:得意  学識:得意

大事なもの:家

【コメント】

アルダルスの良家の生まれの受付嬢。父親のことは実際のところ尊敬している。

【小話】

 ふと、ファフラはジロに疑問をぶつける。

「ジロさんは半獣人を嫌わないのね。獣人なのに」

「長く旅を続けていると色々あるんだ」

「なるほど、色々なものを見て見識が広がったのね」

「いや、殆どの種族のことがうっすら好きじゃない……特に獣人を毛皮としか思ってないやつは……」

「そ、そうなんだ……」

「でもだからって取り立てて邪険にする必要もないだろ」

「それはもちろん」


 スカベンジャーサーペント

死骸や屎尿を食べる大蛇の魔物。人口密集地では益獣扱いされているが、危険な魔物であることには変わりない。生きた生物を死骸に変え、保存し腐敗させておく程度には戦闘能力と知能があるためである。下水道はこまめに点検しよう。

 

 クソデカハリネズミグレーターヘッジホッグ

突然空から降ってきて、下り坂を滑り降りる光景が幾度となく目撃されている。害獣。


 ヒトダマ

火の玉のような魔物。ウィスプ、イグニス・ファトゥウスとも呼ばれている。さきっちょのとんがったのが嫌いであるため、エルフ耳も嫌い。


 アルダルスの乳首ねぶりドラゴン

同族の中では比較的性格が良い方である。中年男性の乳首が一番好き。


 虎のような魔物

サーベルタイガー。イメージに反していたずら好きのお茶目な性格だがフィジカルが強すぎて多くの場合じゃれた相手を死傷させてしまう。

 

 ゴブリン

あらゆる作品に登場する全世界で大人気のキャラクター。ホンマにぃ?


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