魘夢
ふふふっ
ぼくのことを忘れたいの?
君にそんなこと出来るのかなぁー
無理してない?
時間の無駄だと思うんだけどな
まぁ、いいよ、やってみて
出来たらいいネ
無理なんだけどね、ふふっ
ぼくは、
いつだって君に優しいでしょ?
お利口さんにしてたら
また、あま~い台詞を
耳元でささやいてあげるよ
ねぇ、好きでしょ?そういうの
ぼくと一緒に甘~い夢を見ていようよ
だからさ
苦しくったって我慢してよ
ぼくを喜ばせてよ
ぼくはさ、苦しんでる君の顔を
見るのが、大好きなのさ
何故だって?
アハハ
今までよくも
ぼくのことを散々からかって
痛めつけてくれたよね?
だから、
そのお礼がしたいのさ
覚悟しなよ
ぼくは手加減なんてしないから
さぁ、今夜も
ぼくの所へおいでよ
いつでも待っててあげるから
そして
甘~い、甘~い夢の続きを
見せてあげるから
ふふっ
君はもうぼくから逃げられないんだよ
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。