魘夢

ふふふっ

ぼくのことを忘れたいの?

君にそんなこと出来るのかなぁー

無理してない?

時間の無駄だと思うんだけどな

まぁ、いいよ、やってみて

出来たらいいネ

無理なんだけどね、ふふっ


ぼくは、

いつだって君に優しいでしょ?

お利口さんにしてたら

また、あま~い台詞を

耳元でささやいてあげるよ

ねぇ、好きでしょ?そういうの

ぼくと一緒に甘~い夢を見ていようよ


だからさ

苦しくったって我慢してよ

ぼくを喜ばせてよ

ぼくはさ、苦しんでる君の顔を

見るのが、大好きなのさ


何故だって?

アハハ

今までよくも

ぼくのことを散々からかって

痛めつけてくれたよね?

だから、

そのお礼がしたいのさ

覚悟しなよ

ぼくは手加減なんてしないから


さぁ、今夜も

ぼくの所へおいでよ

いつでも待っててあげるから


そして

甘~い、甘~い夢の続きを

見せてあげるから



ふふっ

君はもうぼくから逃げられないんだよ

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