第3話
次の日
「あのー、
頬を引き
「えっ、また?!…ちょっと行ってくる。」
「ちょっ!」
「わざとですか?」
目の前での雑談が止まり、「あ」というような顔をして私を見た。
「何故私に多くの
「押し付けるってそんな」
「違うんですか?連日、私が
すると、一人の医者が口を開いた。
「俺だって、一人はやったよ、一人は」
「……一人?」
私は証拠となる数十枚の診察書を机に叩きつけた。
それを見た医者たちは長い沈黙の後、
「えー、だって嫌じゃん。
と、本音を零した。
「最低ですね」
「なっ」
顔を歪めた医者たちを更に
「ちょっと
「何って___」
「患者さん待たせてますよ!失礼しました〜」
猫なで声を出しながら部屋を出た
「何してるの?」
と問い詰めると、
「それはこっちの
と、逆上された。
「なんで先輩の先生たちとうまくやれないんですか!上の人との関係が崩れたら、色々とやりにくくなるのは
『
「ぐっ……」
この子は私の担当看護士で、可愛らしい顔の割にははっきりと物を言える子だ。
「ごもっとも、です」
「早く患者さんの所に行きますよ!!」
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